かばんねこ店主ブログ
コドモト

「集中」の、小さなお手伝い

赤ちゃんが見ているものは、モビール?ウィンドチャイム?サンキャッチャーの虹?
赤ちゃんが見ているものはなにかな?

赤ちゃんが「あれ?なにかを見ているな」と気づくときがありますね。
そんなとき、どうしていますか?

 

きっと、「何見てるの?ああ、◯◯◯か、すきだもんねー^^」
たとえばそんなふうに声をかけていますね。
お母さんが無意識のうちにできる、すてきなコミュニケーションです。
赤ちゃんが見ているものに注意を向けて、共感してくれます。とってもうれしい^^

 

でもそこに、もうひといき、足してほしいことがあるのです。
それは、「赤ちゃんが見ているものについて、もうちょっとおしゃべりをする」ということ。

 

たとえば赤ちゃんが何かおもちゃを見たら、それを赤ちゃんに見せたり渡したりします。
そして、名前を言ってあげたり、シャンシャンとかブーブーとか、ぴったりした音を付け加えてあげる。
「赤色きれいだね」「まあるいのがついてるね」「いい音がするね」そんなことも。

 

じつは、赤ちゃんがなにかに注意を向けていられる時間は、とっても短いのです。1分もない。
だから、その時間を大事にしてあげることが、赤ちゃんが「ものに注意を向け続ける」「さいごまで見る」「さいごまで聞く」そんな力の応援になっていってくれるのです。

見ているものについてことばをかけることは、そのことばが、自分が見ている「モノ」がどんなものなのか、その意味を示すものとなってくれるから。

 

でも、興味がなくなってしまったら、すぐにやめてOK!
大人がそれ以上長くしようとがんばっても、赤ちゃんは、まだまだひとつのことにしか注意を向けられないから^^

 

赤ちゃんの興味に大人が合わせていくことは、とても大事なことです。
「ね、これみてごらん、ほら」と、親の見せたいものに気を引くことは、子どもが「何かを興味を持って見る」「気持ちを集中させてモノを見る」という機会を奪っているとも言えるかも。
ほんのちょっとのことだけれど、そのちょっとずつの積み重ねを考えると、あ、やばそう…って感じますね。

 

大人が子どもの興味にあわせていくことは、子どもの言うなり?になることとはちがいます。
これは、赤ちゃん時代のはなしです。
赤ちゃんはまだ、同時にふたつのことができないんだから、それに見合うようなお手伝いをしようね、というだけのこと。

 

そしてこのことは、
「見ることと聞くことを同時にできるようになる」そんなすてきな力を得ていく子どもたちへの、もう一歩すすんだ、うれしい大人の助けとなるのです^^

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まいにち育つ、こどものために。
こどもと育つ、おとなのために。

木のおもちゃの専門店・
レンタルスペース&キッチン
かばんねこ

電話 0277-46-6644
(10-17:30 木土祝お休み。留守電OK!)

お問い合わせフォーム(どしどしどうぞ)

かばんねこのイベントはこちらをみてね

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1歳半ころの育ちのあそび「道具」

1歳さんに、モノといれもの 
入れ物に、いれたい!

1歳半ころになると、子どもたちはだいぶ自由に手を使えるようになります。

それがとってもうれしいんでしょうね^^どんどんいろんなモノに触り、手に取り、指先を使ってかかわっていきます。

写真のように、モノを入れ物にいれる。出す。だいすきです^^

 

道具を使い始めることも、このころの育ちですね。

手首の力もコントロールできるようになるので、ハンマーのおもちゃはとってもぴったり。

まずはボールをコンコンして落とすような「的」の大きいものがいいですね。

1歳半ころ、ハンマーという「道具」をつかう木のおもちゃ パロ
1歳半より前なら、手でぎゅっと押して玉を落とします。道具を使う前に、自分の手に直接力を加えてあそびます^^

でも、上手にたたくく位置を調節できるようだったら、下の写真の杭のように、狙いを定めてたたかなければいけない「的(まと)」の小さいものがきっと楽しいでしょう。

1歳半の道具の木のおもちゃ、ハンマーベンチ
1歳半ころ、手の延長としての「道具」を使えるようになります。

できることを夢中になってあそぶ、子どもにぴったり。

ぜんぶ杭を打ってしまったら、板を裏返すとあらふしぎ、またはじめから遊べます^^

 

子どもは、自分のできることを総動員しておもちゃに向かい、「真剣に」遊びます。

そして、同じことをなんどもやってみるその繰り返しのなかで、なにかに気づいたり、新しいことがぽっとできたり、少しづつ少しづつ、自分で自分を育てていきます。

具体的な「モノ」に自分からかかわることで、自分のいる世界を知り、自分のできることを増やしていくのです。

ほんとうに、頼もしいですね^^

 

ぜひぜひおもちゃたちに、子どもたちが育つお手伝いをしてもらってくださいね!

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5分づき米に菜食ごはん、どうだったかな?

 

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理講座
講師の侑右さん。お母さんだからこそ、ふつうの暮らしのなかの「食」を教えてくれます^^

今日は、侑右さんの一汁一菜ごはんの教室でした。

「五分づき玄米、おいしかどーだか食べてみよ!」というサブタイトルどおり、まずは五分搗き米って、どんな感じかな?みんなでじっくり見てから…

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理講座
一汁一菜ごはんの教室 まずはお米の研ぎ方

「手の熱でお米が酸化していってしまうから、できるだけ触らないんです」

へえー!

「米のとぎ汁はねえ、泥汚れにいちばん効くの^^」

へえー!

「わたしは毎朝洗顔にも使ってます。洗って、それだけ。おしまい!」

へえー!

もう、へえしか言えないわたしたち。

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理講座
かぼちゃのワタは、子宮。育むところ。おいしくいただきましょ!
かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
玉ねぎの醤油炒め。

すこーしの水で、とろりやわらかになるまで、じっくり弱火で。

「わたしたちも、たとえば子どもがぐずったりしていつまでも体にまとわりついていられるのは嫌でしょう。野菜もおなじです。

必要なときだけ、必要なだけ、手をかける。子育てとね、おんなじ^^」

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
醤油で味付けする前に、みんなで味見。どれどれ…おいしい!たまねぎだけなのに!!

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
子どもたちは、かばんねこのおもちゃで自由に遊んでいます。ケンカもします^^

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
参加した皆さんとおんなじ、お母さんのお料理すがた^^

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
旬のスナップエンドウの筋を、みんなで取り取り「ゆでてから取るんだねー」

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
お腹のすいた子どもたちには、生キャベツの味噌つつみ。「もっと、ちょうだい」がうれしい

子どもは、お腹が空いたと思ったときが、いちばん食べたいとき!

いちばん食べたいときが、いちばんおいしく食べられるとき!

だから、さっと出せる、こんなシンプルなおやつでいいんですよ^^

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
そして子どもたちの、食べること食べること^^子どもも、生で食べるのはきゅうりだけじゃないんだねー!

 

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理教室
ゆうさん自身の経験のことばで、楽しく、わかりやすく、教えてくれました^^

 

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理教室
できあがったら、みんなでもりつけましょう

 

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理教室
食卓の準備は、子どもが活躍できる、ちょうどいい場

 

かばんねこ レンタルスペース&キッチン 料理教室
かぼちゃの塩煮。ぬかのふりかけ。塩麹に醤油麹。

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
みんなで、いただきまーす!

 

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
穀物と野菜だけの、シンプルごはん。

 

五分搗き米はすこし固めに炊きあがりましたが、みなさんはどんな味わいを感じたでしょうね。

2歳の子どもたちも、いつものごはんのように食べられましたね^^

炊飯器でふつうに炊けるから、気負うことなしにチャレンジできそうです。

 

出汁を使わずに、キャベツをすこーしの水でくつくつ炒め煮にしたお味噌汁。

あまーい、やさしい滋味で、ためいきがでました。

「おいしーい!」って感じたら、おうちでもやってみたくなりますね。

家族の反応は、どうだったかな?

 

写真のごはんに加えて食卓にあったのは、かぼちゃの塩煮だけ。

だけど、とっても満たされている感覚がありました。

ごちそうさまでした^^

かばんねこレンタルスペース&キッチン 料理教室
塩の味くらべ^^にがりの量で、味がちがうんだ!

最後にお塩の味くらべ。からい、しょっぱい、あまい…、ふしぎ^^

 

食材をあますところなく使うこと。

丁寧に、ひと手間を惜しまないこと。

素材を信じて、そのおいしさを引き出すお手伝いに徹すること。

なんだかとっても清々しいような、心地よい教室になりました。

 

次は6月。

たぶん、カレー!

 

かばんねこレンタルキッチン、カフェになる!

かばんねこ レンタルキッチン 
カフェ&ごはん カミツレさん

13日(日)は、レンタルスペースにて、カフェ&ごはん「カミツレ」の日でした。

かばんねこのレンタルキッチンで、はじめてのカフェ開催です。

かばんねこレンタルキッチン カフェ「カミツレ」
春菊ごはん…梅しそコロッケ…甘夏とチョコのパウンドケーキ…!

メニューを拝見して、これは頼まねば…!「ごぼうと小豆のトマト煮」心惹かれます。

しかし、お客さまぞくぞく。
かばんねこはお願いするタイミングを逃したのでした(;_;)

カミツレさんのおいしいごはん。

お帰りになるお客さまにお話をうかがったら、「どうしてもカミツレさんのコーヒーが飲みたくて来ました」とのこと。

カミツレさんがコーヒーショップの店員さんだったときに出会ったのだそうです。

カミツレさんの淹れるコーヒーは、他のひとが淹れるものとは違って、特別のものだったのですって。

心に届く、丁寧に淹れられたコーヒーに会いに、館林から桐生まで。

カミツレさんにとっても今回が初めてのカフェだそうですが、カミツレさんと、カミツレさんのつくる丁寧でおいしいものに会いにいらしたかたがたくさんでした。

かばんねこレンタルキッチン カフェ
オリーブの木で作られた雑貨たち

カミツレさんと一緒に出店された、アフリカ雑貨ハリシィさん。

かばんねこはオリーブの木目が美しい、食パンコースターに一目惚れ^^

かばんねこ レンタルキッチン カフェ
オリーブの木のコースター 食パン!
かばんねこレンタルキッチン カフェ
カミツレさんのさつまいものマフィン。とってもしっとり、おいしい。

カミツレさんの営業が終わる前、まだお客さまがいらっしゃるところにおじゃまして、なんとか焼き菓子とコーヒーを入手しました。

さつまいものマフィンは焼きたての熱々。しっとり、ふんわり、ごまも効いて、とってもおいっしい^^

かばんねこレンタルキッチン カフェ
カミツレさんの米粉の焼き菓子たち。素材たちがいきいきとおいしさを伝えてくれます。
かばんねこレンタルキッチン カフェ
食パンコースターをお皿にしてみたり、かばんねこは目でもご満悦^^
かばんねこレンタルキッチン カフェ 
カミツレ店主 野村さん^^ご本人もお食事も、ふんわり優しい

雨のなかの開催でしたが、お客さまがニコニコうれしそうにお店にみえて、そして満たされたお顔でお帰りになる姿が、とても印象的でした。

なにより美味しかったし、カミツレさんの姿そのものが、どこまでも優しくてしあわせでしたものね。

またかばんねこでカフェ開催されるときは、ぜひご案内させてください。

カミツレさんは、かばんねこのお客さまにも、もっと出会ってほしいです。

「ココロとカラダにやさしいものでつくっております」そんなおやつとごはんたちにも^^

 

かばんねこのレンタルスペースとキッチンに、菓子製造許可・飲食店営業許可を備えることができて、ほんとうによかったなと改めて思えた日でした。

想いがあり、夢があるかたの良い場所になれるよう、これからもかばんねこのレンタルスペースが、役に立てますように!

おひさまと風と、あそびましょう^^

晴れましたね^^

ということで、シャボン玉です。

 

おやすみの日に、お庭や窓から。

おでかけ先の公園で、いろんなところで。

おひさまの光を受けて、シャボン玉がぴかぴかと輝きながらふんわりただよう様子は、見ていてとっても楽しいものです。

ふうふうと一生懸命に吹き口に向かう子どもの顔も、とてもかわいい。

たまたま通りがかったりして、おもいがけなくシャボン玉がとんできたりすると、子どもだけでなく大人にとってもうれしいものだったりしますね^^

 

かばんねこがだいすきなのは、くまのシャボン玉。

頭のぼうしを取ってくまのおなかをきゅっと押すと、くまのなかから吹き口が登場!そのままふうーっとできます。

ふうふうするためにくまをまっすぐに持つので、ちびさんが吹くことに夢中になってもシャボン液がジャーっとなりません(あるある…)。

 

シャボン玉は、笛とおんなじで、お口をいっぱい使うので、おしゃべりをする筋肉のちからを楽しく応援してくれる道具でもあります。

シャボン玉で、おひさまと風と、あそびましょう^^

赤ちゃんに人気のおもちゃ

赤ちゃんの木のおもちゃベルハーモニー
赤ちゃんの木のおもちゃ ベルハーモニー

赤ちゃんが、必ずといっていいほど手をのばしてくれるおもちゃです。

鮮やかな色にまずは、心ひかれるのかもしれません。そして手をのばして触れてみたら、カランコロン、カタンコトン、木のベル同士がぶつかりあういい音がします。わあっというこころの声が聞こえるようです。

それからは、もう夢中です^^
ベルをつかもうとがんばってみたり、ベルの間に手を入れて自分で音を出してみたり、リングの取っ手をしっかり掴んで大きな音を鳴らしてみたり。

赤ちゃんが自分から手を伸ばしてくれるって、やっぱりいいおもちゃだなあと嬉しくなります。

 

赤ちゃんがおもちゃの面白さに誘われて、それに自分からかかわって遊ぶことは、手をのばし、触り、動かして…、必ず「手を動かすこと」がついてきます。

これはなんだろうな、触ってみたいな、そんなわくわくのきっかけから、子どもはどんどん手をのばし、どんどん手を使うようになります。そうして、そんなふうに実際に「見て・触れて・聞こえて・匂いがかげて・味わえる」具体的な「モノ」をつうじて、赤ちゃんは自分の身の回りのものごとを知っていきます。

手は第二の脳といわれます。
ものを「わかる」ために、手を動かす。赤ちゃん自身がやりたくてしかたがない、大事なしごとです。

おもちゃはそんな赤ちゃんに、いつでも、どんなときも、どんなふうにも、そしていつまでもつきあってくれる、ぴったりの安全な道具です^^

まずは色が鮮やかで、ちびさんが手をのばしたときに、しっかり握れるものがよいですよ。

 

新しいアナログゲームがきたよ!

アナログゲーム それは俺の魚だ!
それは俺の魚だ!

連休中、新しく入ったアナログゲームで遊んでみました^^

遊んでみての感想は…「これ、家族にぴったりのゲーム!」

 

ペンギンが氷原の上を移動して、とにかく魚をたくさんゲットしまくります。

これはおれの魚!これはわたしの魚!…まさにタイトル通り^^

ペンギンが進めるのはまっすぐだけですが、ひとマスでもふたマスでも、どこまででも進めて、移動した先の氷原の魚をもらえます。

アナログゲーム それは俺の魚だ!
あそこの2匹をゲットだぜ!
アナログゲーム それは俺の魚だ!
正確には「移動する前にいたところの魚をもらえる」だけど^^

と、いうことは…

ゲットされた魚とともに、氷原の道がなくなっちゃうということ!

アナログゲーム それは俺の魚だ!
ほらほらどんどん氷原がなくなってきたよ、移動が難しくなってきたよ!

魚をいっぱいゲットするには、とにかく魚いっぱいのところにがむしゃらに突き進む!

…だけじゃなくて、いかに相手の邪魔をするかも重要です。

2度3度と遊ぶうちに、だんだんそのやりかたが分かってきます。

敵から切り離された自分だけの氷原で、誰にもじゃまされずに余裕で魚を捕る…なんてことも^^
(写真↑右上の黄色の子)

アナログゲーム それは俺の魚だ!
だれも魚をとれなくなったら、ゲーム終了。獲った魚の数を数えて、勝敗が決まります。

うん、面白かった!

このほかにも、いくつか新しいアナログゲームが入っています。

お店で、遊んでみてね^^

 

「それは俺の魚だ!完全日本語版」

 

 

かばんねこのバラ

かばんねこ

かばんねこのバラが、きれいに咲いています^^

庭に入ると、ふわーんといい香り!

連休最後の日、どうぞ良い日をお過ごしくださいね。
(ゆっくりじっくり、いいおもちゃたちに会いにくるのもよいかも♪)

この写真は、6月にベビーマッサージ&ベビーフォト教室を開かれる、ムクノキさんが撮ってくれたものです。

赤ちゃんとママの、すてきな時間と写真はいかが^^

詳細はムクノキさんのブログ

かばんねこでベビーマッサージ&ベビーフォト ムクノキさん
かばんねこでベビーマッサージ&ベビーフォト ムクノキさん

輪郭を描かない…描けない、とっても自由な絵

『やってみたいなシュタイナー教育「濡らし絵」にじむ、ひろがる…、色と遊ぼう!』

日曜日の開催でした。やってみました^^

講師は前橋でシュタイナー教育の教室「にじ工房」をひらいている、新井理惠せんせい。

 

かばんねこでシュタイナー教育・濡らし絵
先生がろうそくに火をともすと、みんなの目がろうそくにあつまります。いつのまにかおしゃべりはやみ、空気がきゅっと変わるように感じます。 鉄琴の響きが小さくゆらぎ、消えていき、しずかな時間が始まります。ああ、この静けさが子どもの暮らす世界に約束されていたら、なんてすばらしいことだろうと、いつも思います。
かばんねこでシュタイナー教育・濡らし絵
先生と、おとなも子どももひとりずつ、向き合ってあいさつ。
かばんねこでシュタイナー教育・濡らし絵
やわらかな羊毛ボールが、先生の手から子どもへ「こんにちは、〇〇くん」、子どもから先生へ「こんにちは、りえせんせい」
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
絵を描く前に、歌と、魔法のおくすり。歌といっしょに手を動かして手を温めます。おくすりはいい香り。手によーくもみもみして、気持ちよく温めて。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
さあ、三原色で、あそぼうー^^
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
筆は、リスさんのしっぽです。リスさんが、黄色ちゃんのお家に遊びに行きます。お風呂(筆洗い)に入ってしっぽをキレイにしてから、こんにちは!さあ、黄色ちゃんとあそぼう^^
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
大人も、子どもも、それぞれが思うように色をのせていきます。色が踊る画用紙を見ながら、おしゃべりも楽しい^^
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
黄色ちゃんとバイバイしたら、お風呂でしっぽをキレイに洗って、次は赤ちゃんのおうちへ。赤ちゃんと、遊ぼう!
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
「お風呂でしっぽをキレイに洗ったら、きゅっきゅっとしぼってから拭いてあげてね。みんなもお風呂に入ったら、体を拭くでしょう^^?」
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
赤ちゃんとバイバイしたら、もうひとりの友だち、青ちゃんのおうちへ。さあ、青ちゃんが混じったら、絵はどんなふうに変わるかな^^
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
色たちが、にじみ、ひろがり、まざりあう。画用紙の中でどんどん変わる色たちの遊びに見入って、夢中になってしまいます。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
黄、赤、青。その3色から、いろんな色が、生まれてきます。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
てんてん、まっすぐ、ぐるぐる…、筆をどんなふうに運ぶかでも、またちがう色たちの遊びが広がります。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
のびのび、画用紙いっぱいにも!
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
はじめはどんなふうに色をのせるか迷っても、画用紙に遊ぶ色たちに誘われて、大人もどんどん自由になっていきます。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
さいごに、せんせいに今日の日付と名前を書いてもらいました^^途中の絵、描き終わりの絵、そして乾いてからの絵。ぜーんぶ、違うね!
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
お水が多かったかな、色たちが、集まれーになっちゃった^^でも、描き終わったものを、子どもたちが振り返ることはあまりないんですって。「今」を生きているひとたちだから。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
子どもたちとおんなじくらい、大人も夢中になって楽しんだことが伝わってきます。
かばんねこでシュタイナー教育「濡らし絵」
ああ、楽しかった^^!

そばでみているかばんねこも、とっても楽しい時間でした。

どの子にも、大人のかたにも、この絵のあそびに出会ってほしいです。

水のにじみのおかげで輪郭が無いので、「上手」「下手」という余計なものにとらわれることがありません。

だからより自由に、直感的にできるし、偶然もぜーんぶ含めて、楽しい^^

 

できる・できない・うまい・へた

評価されることが多すぎる子どもたちに、純粋に楽しい、わくわくとした絵の時間を。

そして大人の方には、上手下手でない、表現することの純粋な楽しさを思い出してほしいから。

またやりましょう!

あそびのなかにある、育ちのたね

最後までやりきって、すっきり!満足!これが子どもの育ちの大事なこと^^

おもしろい!やってみたい!と思ったことに、目も、手も、頭も…!

体ぜんぶを総動員して、全力をかたむけて取り組むこと。

そうしながら、自然に集中すること。

そして「できた!」という自信や、「楽しかった」「すっきりした」という充実感をもって自分で(!)終わらせること。

 

遊びのなかでのこうした一連の体験は、子どもが自分自身を成長させる、だいじな経験です。

作業に集中することをつうじて子どもは落ち着きを取りもどし、最後までやりきる満足が、子どものさらなる意欲を育てるからです。

落ち着いて満たされた、その子本来のすてきな姿が現れてきます。

 

22日(日)のシュタイナーの濡らし絵体験も、シンプルな作業のなかに、喜びと意欲をかきたてるわくわくがたくさん詰まっています。

大人ご自身も色と遊びながら、惹き込まれるような子どもの姿をご覧になりに、おいでくださいね^^

水で濡らした画用紙に、絵筆で色を置いていきます。いろが広がり、他の色と混ざり、にじみ、模様をつくる…楽しいです^^

親子でいっしょに、それぞれの仕事

テーブルを長くくっつけて、みんなでちくちく開始!

25日の日曜日は「親子でちくちくのへや」でした^^
6組12人の親子があつまって、みんなでちくちく…。

 

子どもも大人も、まずはお花から。
フェルトの花びらになる部分をはさみで切って、くるくる巻いたら、針の出番。

 

はじめはしっかり、玉結び。
玉結びができたら、お花が崩れないように留めていきます。

そして最後はしっかり、玉止め。
「玉止めのぐるぐるのとこをしっかり押さえてねー、ゆるくなっちゃったらお花が残念だよー」というかもちゃん先生の声に、ドキドキしながらがんばります。
押さえる力加減が難しいけれど、何度もチャレンジするうちにコツがわかってきたかな、まじめないい顔が、たくさんでした。

しっかり玉止めまでできたら、かわいいお花のできあがり!

子どもたちはちょうちょのブローチへ。
2枚のフェルトを丁寧に合わせて、縫い止めていきます。

 

そのあいだ、大人も自分の作業をすすめていきます。
子どもの仕事を横目で見つつ、おとなもしっかり、自分の仕事。

 

大人がただ子どものおつきあいでそばにいるだけだと、不慣れさからくる子どものつたなさや、なんだか遠回りしているような手際のわるさ、次があるのにひとつのことに時間をかける要領のわるさ…そんなことばかり目について、お母さんはむずむず。それでも手出し口出しガマンガマンと思ってても「できない」なんて言われたらついつい口が手が…ってなっちゃう。

 

でも、そこはかもちゃん先生。
お母さんは、子どもがやることをずーっと見てるからいけないの。見えなきゃ、なーんにも、気にならない。気にならなきゃ、口も手も出ない^^だ・か・ら、「子どもだけが作るもの」と「大人だけが作るもの」に、分けてあるのです。
大人も子どもも、それぞれの仕事にしっかり楽しく取りくもうね。子どもにとってはちょっとがんばろうのところもあるけど、そばでちょっと助けるだけできっとできるから大丈夫だよ!
大人が自然にそんな姿勢になれるように、ちゃんと準備してくれています。

ちょうちょのブローチ、できた!

 

大人にはちくちくよりも、できあがったお花をバックに飾る配置デザインのほうが頭を悩ませたかも^^

たっぷり2時間、がんばったね!
子どももおとなも、かーわいいのができあがり^^

大人は、お花のバッグ。
子どもは、お花とちょうちょのブローチ(写真のバッグ持ち手部分にあるの)。

 

最後のかもちゃん先生の言葉がうれしかったです。
「子どもたちもほんとに頑張りました。いっぱいほめてあげてねー!」
この声かけがあったから、親子がちゃんと向き合って、よろこびあえる時間ができたと思うのです。

 

こういうことって、大人が意識してやろうとおもわないと、うっかり機会を逃してしまいがちです。無くてもなんにも悪いことはないけど、あれば、子どもにとってはすっごくうれしいこと。

子どもが自分で「すてきなのが作れた」って感じるのももちろんうれしいことだけど、大好きなひとも自分と同じように喜んでほめてくれたら、もっともっとうれしいし、たしかな自信になるものね。

 

子どもでも、大人でも、おんなじです。
「他者から認められる」という体験は、うれしいだけでなく、自分自身が「自分の良さ」を心から感じて信じられる、とてもうれしい贈りものだから。

 

親子でちくちくのへや、またやりましょうね^^
今度は、夏休みかな!

 

明日は、かばんねこで自由遊びの日!500個の積木もあるよ

かばんねこで、自由遊びの日!
色集めをしてみたんだね^^きれい!

明日28日(水)は「かばんねこで自由に遊ぼう!」の日です。

お店とレンタルスペースを行ったり来たりして、自由に遊んでみてくださいね。

 

レンタルスペースのほうには、白木の積木が500個あります。

並べて、並べて、積んで、積んで…、どんなふうにでも、遊んでみてね。

ブロック積木で、積む積む…!
ブロック積木で、積む積む…!

カラーの積木も、用意しておきましょうね。

白木の積木で作ったかたちに、色をつけて、もようを作って…、作ったものが、どんなふうにかわるかな?いろいろ試して、あそんでみてね!

つみきあそび
白木の積木にカラーの差し色。楽しくて、美しい^^