デパートやスーパーで、
ほかの人に聞こえるほどの声で、感情を丸出しにして
子どもを怒っているママを見ることがあります。
すごく、不安になる。
こんなに人の目があるところで
こんなふうに感情をあらわにしちゃうほど、
ぎりぎりなのかな。
この人が頼れる場所や人が、ありますように…!
汐見稔幸先生という教育学の先生が
講演会でお話されていたことを思い出します。
日本のママが子どもにかける言葉ナンバーワンは、
「はやくしなさい!」
でも、
「こう言ってたら、うちの子すーごく行動が速くなりましたの♡…っていう人、いないでしょ^^」
と、汐見先生。
じつは、「はやくしなさい!」という言葉には、
「私の言うことを聞きなさい!」という意味がかくれてる。
命令口調の言葉かけが多くなっている時は、
子どもを自分の思うようにさせたい気持ちになっているとき。
ストレスいっぱいの時なんですって。
日本のママに必要なのは、
「助けて欲しい時に、助けて!って言えること」
汐見先生は、そうおっしゃいます。
かばんねこは、自分も辛かったからこそ、
ずうっと、そういう場所を作りたいと思っていました。
もうすぐ、つくります^^
ママたちのいい場所になれるよう、努力します。


これは、1年生がつくったもの^^
どんな物語が
きみのなかで展開されていたのかなあ…!
積み木やブロックの遊びには、
イメージを描いて積む楽しみ、
想像して作る楽しみのほかにも、
出来上がったあとの
「想像」の楽しみがある^^
出来上がったものを舞台に、
シーンを想像する遊び。
物語を想像する遊び。
実際に人形たちを動かして、
物語を楽しむ遊び。
こんな人形や動物たちがいるだけで、
子どもたちの積み木やブロックの遊びは
もっと楽しく、もっと豊かになります。
人形は、凝ったものでなくていいのです。
レストランや何かのおまけでもらったものでもいい。
ガチャガチャで集めたものでもいい。
もちろん、数があるとすごくうれしい^^
そしてもちろん、
どこかのお店でちょうどいいのを見つけた時に
あなたが買って用意してくれたら、
あなたの子はほんとうに幸せ^^
人形たちは
積み木やブロックのそばに、
子どもの目につくように、
おいてあげてください^^
あなたが思いもしない形で
ある日突然
物語の世界が
現れるかも^^

お休みの日に、本棚作り^^
兄ちゃんのマンガが、あふれそうなのです…(^^;
こんな道具も、使わせてみれば
意外にうまいもの。
トンカチやねじ回しの経験があるからでしょうね、
「これもまっすぐに入るようにすればいいんだな」
「このへんまででいいな」
「ねじやまがつぶれないように…」
って、
大人が言わなくても
自分でいろいろ気をつけているようです。
経験すると、
自分の体で感じたことを、
自分の体を通じてわかったことを、
ほかのことに応用できる。
今の子どもは
いろんなことを知ってるけれど、
体験が少ないと言われます。
例えば、
トンカチのことを知っていても、
どんなふうに使うのか
持ち方
狙いを定めること
しっかり握ること
力加減
当たると痛いということ
指を打たない工夫
…
そんなことは、やってみないと分からない。
カブトムシの幼虫の姿を知っていても、
その柔らかさ、
匂い
持った時の軽さ、
感触は
分からないし
何も感じられない。
体験するからこそ、
「これもきっとこんな感じだな」
「あのときと似てるな」
って、わかる。
体験するって、
やっぱり大事。
ただの知識じゃなくて
自分で感じて、分かるからこそ
自分の引き出しにしっかりしまえる。
新しい経験をした時に
自分の引き出しから
さっと出して、応用できる。
なんでもやってみよう ε=┌(;・∀・)┘ヤッテミヨ!
なんでもさせてみよう ε=┌(;・∀・)┘サセテミヨ!
すみません!
2日間、日記をお休みしてしまいまいした(>_<)
保育園のスキー合宿に、付き添いで行っておりました^^
25人、全員がニコニコ滑れるようになって
大満足で帰ってきました(〃ω〃)ウレシイ〜
さてさて話題は全く別ですが、
先日の保育園のどんどやきのこと^^♪
円錐形に組み上げられた篠に火をつけると、
はじめ小さく弱々しかった火は、
次第に強さと勢いを増し、
あっという間に篠のてっぺんまで駆け上ります。
火が空に向かって上る怖いような姿と
燃えさかる色、
顔をかっかさせる熱さ、
空からばらばらと落ちてくる燃えかす、
ふわふわと飛んでくる灰、
匂い、
音。
五感でいっぱい感じたら…
お待ちかねの、まゆ玉を焼きました^^♡

そして、やっぱりここでも
煙たい!
目が痛いよう!
熱い熱い!
はやく食べたい!
あつくて持てないよ〜!
焼きすぎてかたくなっちゃったあ!
にんじんはやわらかいよ!
おいしい^^!
はんぶんこしよ!
たくさんのことを感じながら、
友達との、先生との、
いろんなおしゃべりが聞こえてきます^^
やっぱり、
体験するって いいね!
そしてそこに、
友達や先生や、大好きな人が一緒にいるって
すっごく いいね^^!

子どものころ、
トランプ、かるた、オセロ、将棋、花札…
しましたか^^?
「したした^^!」
という方は、きっとこんな思い出じゃないかなあ?
私が覚えているのは、
夜、ご飯を食べたあと、寝るまでのあいだに
親やきょうだいと遊んだということ。
友達とじゃなくて、家族と、寝る前に。
そして、何回かゲームをしたあと、
最後はきまって
「今日はこれでおしまい^^子供は寝る時間^^」
という親の言葉で終わりを迎えていました。
「もういっかいだけ!」
という子どものお願いも、
「またあした^^」
というゆるぎない言葉で見事に断ち切られました。
そうして、しぶしぶながら、
でも明日への思いを抱いて
子どもたちはお布団に行くのです。
子どもたちの「もういっかい!」という
言葉のなかにあるのは、
「何回でもやりたい幸せなこと」という想いです。
親が自分だけに向かい合ってくれている、
うれしくて楽しくて幸せな時間。
子どもだった私にも、とっても嬉しい時間でした^^
だから、親になったとき
家には 家族みんなで遊べる
ボードゲームを用意しようと思いました。
「もういっかい!」「またあした^^」
は
「いつまで起きてるの!早く寝なさい!」
より、ずっといい^^
いま、あなたの子どもたちには、
「もういっかい!」したい楽しいことや
「またあした^^」に希望をもちながら眠りにつく
そんな生活の時間がありますか?
遊びでなくても、絵本でも、じゃれつきごっこでも、
大好きな家族と同じことをして楽しむ時間。
いい思い出を持っているなら、
ぜひ、大事にしてほしいのです。
持っていないなら、
どうか作ってほしいのです。
子どもたちに
今日も楽しかった、という気持ちで、
明日を楽しみにする気持ちで、
眠りにつく幸せをプレゼントする時間。

朝、寝癖をつけたまま宿題の10歳さん^^
ふとみると…、やや!( °o°)ヤヤ!!
ずいぶん難しい漢字を習うようになったんだねえ。
もうすぐ5年生の君、
思えばもう、10代ではないか!
母は、すっごく背筋が伸びる思いがしました。
母がぼんやりしているあいだに、
君はどんどん大きくなって、
いろんなことを体験して、学んで、
いろんなことを感じて、考えていくんだ。
いかんいかん!
「ルールは破られるためにあるのです。
そしてルールを破ることが許されるのは、
未来に対して よりよい状態をお返しできるという確信を、
個人の責任で引き受ける時なのです。」
なんて
そんなことを中学生や高校生の君に
かっこよく言っちゃうのが母の夢なんだから、
しゃきっとしていなくっちゃあ!
10歳の君よ、みていたまえ
母は、君のあこがれであり続けるぞ^^ゾー♡
あ ちなみに、上のセリフは
「チーム・バチスタの栄光」(海堂尊 著)よりです^^♪

保育園の友達に出した年賀状^^
なんて書くのかなあ…と思っていたら、
「ずーっと ともだち」
「いつも いっしょ」
いいなあ
おっかーは、こんなふうに
素直に「大好きだよ〜^^」って
言えないよ。
信じる気持ちとか迷いとか、
疑う気持ちとかプライドとか、
でも大丈夫、でもでも…って
ばかみたいに悩んで、
それで結局
なんでもないような言葉を伝えてる。
そんなこと、悩むことじゃないんだね
君たちみたいに、
大好きなら、「大好き!」って
言っちゃえばいいんだ。
だって、うれしいもの^^
そんなふうに言ってくれる人がいるということ。
そんなふうに言える自分だってこと。
自分が傷つきたくないから
いろいろ小細工をして自分を守ってるくせに、
誰かにその
自分がしてないことを求められないね。
まずは自分のことを、信じよう。
自分の素直な気持ちも、
それを、ちゃんと伝えられるということも。
そして、
その気持ちが、ちゃんと相手に届くということも。

保育園のみんなで作った「まゆだま」
毎年、お米の粉を みんなでこねこねして、
白いのと、人参と、青のり
3つの色で、きれいなお団子を作ります。
それを、今年も
山で採ってきたヤマボウシの枝に挿して
飾ってありました^^
小正月の日に どんどやきをして、
その火であぶった「まゆだま」を食べると、
健康で、良い一年が過ごると言われています^^
どんどやき、楽しみだね^^!
毎年、みんなで用意して、みんなで飾って、
季節の行事を楽しみに待つ。
毎年、みんなで年中行事を楽しむ。
毎年、みんなで年中行事の由来や願いを聞く。
大きくなるごとに、その意味がだんだんわかってくる。
経験と知識を、体と心に毎年積み重ねてゆく。
自分より小さい子に教えられるようになる。
そうして、その行事を
自分たちが、担えるようになってゆく。
大げさかな^^!
でも、こんなことを、
わたしは大事にしたいと思っています。
自分が経験して、良さを感じたものこそ
大事にしたい、って思えるもの。
次の子に、伝えていきたい、って思うもの。
文化って、こんなふうに伝わっていくんだな、って
すごく実感します。
年中行事だけじゃなく、儀礼もそう。
食事のマナーとか、共同体の営み方とか、
言葉とか、コミュニケーションの仕方とか、
日本を形作ってきた もろもろ。
地域の もろもろ。
おうちの もろもろ。
子どもたちには、そんな
自分を包んでいる文化を、しっかり感じて大きくなってほしい^^
今、あなたのいる場所の文化が、
あなたという人を形作る、大事なもののひとつになっているから^^
あなたを育んでくれる、
おうちの、地域の、日本の文化。
いっぱいいっぱい 感じて、
大きくなってね^^!

指編みは、4歳さんくらいからかな^^
リリアンや織り機は、5歳さんくらいからかな^^
子どもたちは、
何分もかかって、
あるいは何日もかかって、
根気よく作り続け、仕上げていきます。
そこには、
「疲れたけど、もう少しがんばろう」…と
自分自身をコントロールする姿を感じます。
それは
「がんばりなさい!」と
外から指示されるのではなく、
子ども自身のい内側からわきあがる
「がんばりたい!」力です^^
そして、
自分の満足いくまであそびこんだとき、
または「できあがった!」と実感するまでに至ったとき、
子どもたちは、
とってもとってもいい顔を見せてくれます^^!
だから、大人のかたは、
編み方を教えて
困ったところを助けてあげることに加えて、
もし 途中で「また今度」ということになったら、
その子の作っているものが仕上がるまで
その「また今度」の状態を、そのまま保ってあげられるよう
工夫してあげてほしいです^^
指編みなら、指の代わりに何か棒を通して
崩れないようにしてあげる。
リリアンや織り機などの道具なら、
糸と一緒にしまえるよう、箱を用意してあげる。
そして、「子どもの目に見える場所」に、
一緒に片付ける。
いつでも、
目に入って あっと思ったときに、できるように^^
続きをやろう…と思ったときに、できるように^^
そして、出来上がったら
その出来上がったものを見て、
一緒に喜んであげてください^^
「長ーーーーいのができたねえ^^!!!」
「ここで糸の色を変えたんだね、この色好きだなあ^^」
「前よりも編み目がとってもきれいだよ^^」
でもそのとき、
「ところでこれ、何に使うの?」なんて
質問はナシ^^!!!!
髪飾りしたり
鍋敷きにしてみたり
ポシェットを作ってみたり、
いろいろ作れますけれど、
まず子どもたちにとっては、
目的はさておき
「その手仕事が楽しい^^!」
「その手仕事をやりたい^^!」
んですから(^O^)
楽しい遊びに、目的なんて無いのダーヽ(´▽`)/
その先の作りたいものが無ければ、
また糸をほどいて
はじめから遊んじゃえばいいのダーヽ(´▽`)/

5歳をすぎた子どもたちに用意してあげたいのは、
手仕事のおもちゃです^^
指編みやリリアン、織り機など
一本の毛糸が 組み紐になり、 織物になる…。
そんなふうに
自分で何かを作り出すことができるおもちゃ。
5歳を過ぎて
手指を自在に使えるようになった、
そしてそのことに自信と喜びを感じている子どもたちにとって
自分の手を使って何かを創りだすことは、
とってもうれしいし、楽しい活動です^^
だから、リリアンや織り機は
子どもたちにすごく満足感をもたらしてくれる遊びで、
それをすること自体が 喜びだったりします^^
遊びは、子供が自分でやりたい!と思ってやるものです。
その原動力になるのは、
子ども自身の興味や欲求です。
特に、手や指を使う遊びは、
手指がめざましく発達する時期の子どもが
自分の力を積極的に使おうとする活動です。
楽しくて、わくわくなんです^^
こういった遊びを通じて、
子どもたちは手指の機能だけでなく、
意欲や集中力を育んでいくんです^^
「やりたい!」「楽しい!」気持ちでね^^!
できる力があるんだもん、
思い切り楽しく、のびのびと、
その力を発揮してほしいですね
うんうん、
応援したいではありませんか^^♪