ねんねさんのころは、あそぶといっても、おもちゃが限られてしまいますね。
それは、とってもすてきなことでもあります。
だってやっぱり、
まわりのひとがちょっかいを出してくれることが、この頃の赤ちゃんにとっていちばんうれしくて、いちばん楽しいことだから^^
ねんねのころは、自分で動いてなにかをすることは、ほとんどできません。
見ることと、聞くことが、中心です。
いい音を聴いたり、鮮やかな色に目を奪われたり、動くものを見つめたり…。
もうすこし大きくなったら、手ってをのばして何かをさわったり、お口に持っていったり。
自分のすぐ近くのものに、触れて、感じて、遊びます。
だから、赤ちゃんの目線の先に、鮮やかな色のモビールがあることや、
ひとの動きや空気の流れで動いてくれるものを下げておくこと。
いい音が聞こえるオルゴールや鈴を、ちかくに置いておくこと。
そしてぶつかったり揺れたりしたときにいい音がするように、吊るしておくこと。
モノを持てるようになったら、小さくて軽くて、握りが細くて手に持ちやすいものを、用意しておくこと。
こういう準備をしてくれると、赤ちゃんのあそびは、とっても豊かになります。
でも、赤ちゃんは、モビールをただぼんやり見てるわけじゃないですよ。
「見ようとおもって見ている」のです。
鮮やかな色を、楽しい動きを、
「見ようと思って見ている」のです。
いい音が聞こえてきたら、
「それを聞きたいと思って、耳をすませている」のです。
そして、手ってを伸ばすようになったら、
「触りたいとおもって、手を伸ばしている」のです。
そこにはぜーんぶ、赤ちゃんの、意志がある^^
ねんねの時代のおもちゃは、種類は少ないかもしれないけれど、
見たい、聞きたい、さわってみたい。
それを存分に、存分にできるおもちゃって、たくさんあります。
どうぞどうぞ、一緒に、楽しんで下さい^^
そして、
「見たいと思って見ている」
「聞きたいものに耳をすます」
「さわりたくて手を伸ばす」
そんな、ひとりあそびの時間も、大事にしてあげて下さい。
ひとりあそびは、「自立」の、はじめのはじめです。
どうぞ、かばんねこで、ご相談くださいね。
ぴったりのおもちゃを、一緒に探しましょう^^
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