かばんねこ店主ブログ
コドモト

子どもの「いい」表現を求める前に

子どもの表現、生き生き、のびのびしてる?

 

大人は子どもに

「生き生き」「のびのび」とした表現を求めるけれど、

子どもが「いい表現」をするということは、

その子どものなかに

「いいもの」が入っていなければなりません。

そして、

その子のなかに「いいもの」が入っているかどうかは

その子どもがどれだけ「いい環境」のなかで

過ごしているかということに尽きる。

美しいものを見ている?

いい音を聞いている?

気持ちのいいものに触れている?

子どもと過ごす毎日のなか、

子どもが見たり触れたりするものに、

どれだけ周りの大人が意識を向けているか。

もしあなたが、そこに無頓着でいるなら、

あなたは、

子どもに「いいもの」を求めることはできない。

 

 

じゃれつきあそび、子どもの体にいいんです^^

じゃれつきあそびは子どもの体を育ててくれる^^

 

大きくなっても、じゃれつき遊びは楽しい^^

子ども自身ができることも、要求も、

だんだんダイナミックになっていきます。

 

母はかなり昔に、早々にギブアップしているので、

体で遊ぼう系を一手に引き受けている父。

5年生の兄ちゃんも、まだ父と相撲ごっこをしているので

小学生時代は、まだまだ体でくっついて遊ぶのが楽しい時期ですね^^

 

じゃれつき遊びは、体全体をいっぱい使います。

体の動かし方や、バランスの取り方、腕や足や体の筋肉、ふんばる力…。

まだまだ育つ子どもの体全体を、楽しく伸ばしてくれます^^

 

遊びながら、自分の体ができることをよく知って、

遊びながら、自分の体を自在に動かせるようになるんです。

子ども同士で走り回って遊ぶのも、おんなじ。

子どもの体「全体」を、バランスよく、しっかり育ててくれる^^ 

 

サッカーや野球など、特定のスポーツを習っている場合、

そのスポーツが使う、足や腕などの「体の特定の部分」はよく発達するけれど、

あんまり使わない部分は育ちにくい、と言われています。

小学生時代までは、体全体をよく使うような運動もしたほうが

いいそうですよ。

まあ、なんでもいいけど、

とにかく「子どもはよく遊べ!」ということに尽きる^^ヨネ  

 

運動会も教育です。子どもにいいものを伝えたい!

運動会も教育です。子どもにいいものを伝えたい!

 

子どもたちに手渡されるものは、担任の先生によるものが大きいなあ。

運動会の表現は「虎舞(とらまい)」

岩手県三陸・釜石一帯の港町に伝わる踊りだそうですよ。

民舞は子どもが学校に上がって5年目にして、初めて。

保育園以来で、とってもうれしいです^^

しっかり腰を落としてしゃがむ、すっと立つ、

早く、ゆっくり、緩急のある動き、

力強い、しなやかな、手足の運び、

民舞って、ほんとうにいいな^^

学校も、アウトメディアとか、そんなことを言ってくるのに

渡されるプリントにはアニメの絵がばんばんついてくるし、

運動会の表現なんて、それこそ子供番組やアニメの曲がほとんどです。

美術や制作も、独自の工夫の余地がなかったり、美しさは二の次だったり。

 

地域のことや文化や美しいもの、そういうのって

日頃の、日常のなんでもないところから、

子どもにたくさん触れさせていくべきだと思う。

学校に多くは求めないけれど、

それが「先生による」ところが大きいのは、とっても残念。

大地を蹴って跳ねる!走る!虎舞。

子どもたちが、太鼓の音を体全体で感じて

踊るわくわくや気持ちよさを満喫してくれたら、いちばんいいな^^

 

 

ままごとで、子どものイメージを助ける^^

ままごとで、子どものイメージを助ける^^

 

ままごと、子どもたちはよくしますね^^

でも、

食事の場面では、「作って」「食べる」

そこで終わることが多くないですか?

食べ終わったら、食器を下げて、洗う。

洗ったら拭いて、棚に片付ける。

食事をつくるところから食器をしまうところまでを

大人がつなげて見せてあげると、

子どもたちのまねごと遊びも

よりイメージ豊かにつながっていきます。

ごちそうを作るときも、

野菜を洗う、切る、炒める…と

ほんとうにお料理しているみたいに

具体的に、丁寧に演じてあげると、

子どもたちがどんどんイメージする力にもなります。

ままごとで大人が果たしてやる役割は、

こんなところにあったりします^^

 

 

    

おおきなかぶ短縮版

本読みの宿題、おおきなかぶ短縮版

 

「おじいさんがかぶをひっぱって、

おじいさんをおばあさんがひっぱって、

うんとこしょ、どっこいしょ、

とうとうかぶは、ぬけましたあ〜……(u_u)グウー…」

宿題の本読み、

ネコやネズミが登場する前に

みごとにカブは抜けて、

6歳さんはそのまま夢の中…

そうです、要するに、眠かったのです(´-ω-`)ソーキタカー

 

 

乱暴な子ども?落ち着きが無い子ども?

子どもは乱暴?子どもは落ち着きがない?

 

乱暴だったり、落ち着きがない子が増えていると聞きます。

なんというか、

暮らしのなかのいろいろを感じることが苦手なのかな??

たとえば、静かな音の良さを感じられていれば、

この音はちょっと大きすぎるし、うるさいぞ、とわかる。

綺麗に仕上げられたことの嬉しさを感じられていれば、

丁寧に、何かに取り組むことができる。

子どもの身の回りで起こっていることに、

子ども自身の生活の仕方に、

ママやパパが、言葉を添えてお話してあげてください。

まずは、小さな音に耳を澄ますことから^^

「車が走ってきたよ、近づいてきたよ」

「鳥の声がするね、いい音だね」

「雨が降ってきた音がするよ、ちょっと聞いてごらん」

子どもにかけられるそんな言葉たちが、

その子の感覚を、細やかに育ててくれます^^

友達とも人形遊び^^

友達とのお人形遊び

 

かばんねこのお店に置いていた

タオル人形(写真左)を気に入った6歳さんは、

さっそく「こりんご」という名前をつけて母におねだり、

ゲットしていました。

 

「お人形さん、はるちゃん(写真右)がいるんだから、

二人もいなくてもいいんじゃない??」

と思っていたら…

 

お友達が遊びにきたとき、

もうもう、大〜活〜躍〜ヽ(*´∀`)ノワアー

 

お人形遊び、お友達と一緒だと

ひとり遊びのときとは違って

「想定外」の楽しさがありますね^^

 

いきなり宇宙に飛んで行っちゃったり、

わたしアメリカ人ね、なんて言われたり、

突然怪我して救急車が出動したり…

 

こうしてパソコンをパチパチしながら、

笑いをこらえる母です(*^◯^*)タノシイ!

 

お友達とお人形遊び、いいですね^^

人形はこんな大きい子じゃなくても、

シルバニア人形のような小さいものでも、

お友達に貸してあげられる分があると

なかなかいいみたいです^^

 

2020年のオリンピック、子どもたちのために

2020年のオリンピック、子どもたちのために

 

2020年のオリンピック、東京に決まりましたね^^

とても素晴らしく、ありがたいことだなあと思います。

 

子どもたちにとっても、

日本や世界のスポーツ選手の力の凄さや

競技に向かう真摯な姿を

より近くに感じられる、よい機会になるでしょうね。

 

7年後です。

 

でも、7年後、

私たちは、どんな姿でその日を迎えるでしょう。

 

例えば、今回の開催地を決める際にも

日本に向けてたくさんの質問が浴びせられた

原発事故後の処理や安全のこと。

 

7年後、

事故の処理は、進んでいるでしょうか?

病気が、増えていないでしょうか?

自分の家を離れた人達は、満たされて暮らしているでしょうか?

いろいろ、いろいろ、気になってしまいます。

 

私はその日を、後ろめたい気持ちなく

世界の人たちを、迎えたい。

そしてそのごまかしのない姿を、

日本の子どもたちに見せなくてはならない。

 

だってもうさんざん、

おなかいっぱい、見せてきたもの。

 

だから、わたしたち日本の人たちすべてが

7年間の猶予とも思える時間を、

本当は猶予なんてないのだけれど、

ひとつの期限として捉えられたらいいなと思う。

 

日本で生きている限り、

自分に関係ないことなんて、何もない。

そして親である限り、

子どもに見せる自分の姿には責任がある。

 

日本の子どもたちに大人の誠実な姿を見せるために、

世界の人たちに、よい笑顔で出会うために、

わたしはわたしがするべきことを

向かい合うべきことを

自分でよく考えて、

選んだり、行動したり、発言したりしたい。

 

2020年のオリンピック、

日本の子どもたちの前で

良い姿で、良い笑顔で、

世界の人たちに会いたいです。

 

 

子どもの年中行事、アサガオ

子どもの年中行事、アサガオ

 

アサガオの種が、今年もいっぱいです^^

 

カラカラに乾いて茶色になった実を 指でちょっとこすると、

ぽろんぽろん…小さな種がいっぱい、

手のひらに、転がってきます^^

 

カサカサした、実の皮の心地よさ。

薄くて壊れやすい皮を触る ちょっとの緊張。

行儀よく並んでいる 種の様子のかわいさ。

手のひらにころころと転がる種の小ささ、硬さ。

 

種取りだけでも、いろんな五感の体験があります^^

 

なので、

めんどくさがりの母ですが、

お花の世話がすごくへたっぴいな母ですが、

アサガオくらいは、毎年なんとかやり遂げたい(`・ω・´)ウム

 

 

1歳のあんよを応援、引っ張るおもちゃ

1歳のあんよを応援する、引っ張るおもちゃ^^

1歳ころ。

歩くのがちょっと得意になって、にこにこどしどし歩いてくれますね^^

 

あんよが安定しない頃は

ひよこや犬がカタカタ動く、そんな押し車もいいですが、

しっかりめに歩けるようになったら、

写真のような、引っ張るおもちゃを用意してあげるといいです^^

 

押し車は、赤ちゃんの歩行が安定するけれど

モノにつかまって歩くために、赤ちゃんの姿勢が前に傾きますね。

ちょっとバランスが悪い。

 

だけど、引っ張るおもちゃは、

体のバランスをとって、自分の足でしっかり歩くだけでなく、

おもちゃを自分の手でコントロールしなければならない。

だからその分、

赤ちゃんのバランス感覚は

より早く、よく発達します^^

 

 

☆おまけ☆

引っ張ると音が鳴ったり、面白い動きをするおもちゃは、

それが楽しいからこそ、

赤ちゃんの歩きたい気持ちをどんどん応援してくれますよ^^ヤルキデルー♪

 

 

自分の体、自由に自在に^^

子ども...自分の体を自在に動かせるって、うれしい!

 

夏休みにサーカスを観てしまったもので…(ーー;)

大胆なポーズを、次々と決めてくれます。

 

しかし、ずいぶんと自信があるものですね^^

この高さで、これはできる、大丈夫。…とか、

だけどこれは危ない、やらないほうがいい。…とか、

できる・できない、が、もうよく分かっている年頃です。

下にいる母が安心して見ていられるほど、リラックスしてやっている。

(ただの私の能天気だったらごめんなさいです)

 

日頃から、自分の体をめいっぱい使って遊んでいれば、

自分の体ができること、自分の体の動かし方、

子どもたちは自然によく分かります。

 

ロープや岩場などの足場の悪いところでも、

バランスをとって、軽やかに登っていける。

次に動かすべき手足、重心のかけ方、重心の移動、

つかまるべき場所、足場にするべき場所…。

瞬時に判断して、すいすいと進んでいける。

そしてそれは、とってもわくわくするチャレンジです^^

 

自分の体を自在に動かすことができるって、

そして、いろんなことができるって、

とってもうれしくて、楽しいね^^

 

母は安心して見ていたいから、

毎日しっかり、遊んでよね^^!

 

 

 

子どもを褒めるのはどんなとき?

子どもを褒めるのはどんなとき?

 

どんなとき、どんなふうに子どもをほめていますか?

お絵描き、折り紙、粘土、鉄棒、かけっこ…

「上手上手」「うまいねえ」「できたね」「速かったね」

こういう言葉かけが、多くなってしまいがち^^デス

子どもは、

大好きな大人にほめられたい、認められたいと、

いつも強く思っています。

でも、それが

「上手だったとき」「できたとき」「一番だったとき」

だけだったとしたら、

子どもはそのことだけに価値を置いていきます。

「上手じゃなきゃ、ほめてもらえないんだ。」

「できなきゃ、だめなんだ。」

「速くなきゃ、早くできなきゃ、だめなんだ。」

言葉の裏に隠れたそんな不要なメッセージを、

子どもたちは受け取っているのかもしれません。

今、小学校や中学校では

失敗を怖がる子どもたちが、とても多いと言われています。

「上手でない自分」「できない自分」「失敗した自分」に

価値が見いだせないでいるために、

必要以上に、失敗を恐れている。

「がんばったね」「ここ、工夫したね」

結果ではなく、経過を褒めたい。

「うれしかったね」「悔しかったね」

子どもたちの心に共感したい。

「集中していたね」「正直だったね」

人格でなく、行為を褒めたい。