大人は子どもに
「生き生き」「のびのび」とした表現を求めるけれど、
子どもが「いい表現」をするということは、
その子どものなかに
「いいもの」が入っていなければなりません。
そして、
その子のなかに「いいもの」が入っているかどうかは
その子どもがどれだけ「いい環境」のなかで
過ごしているかということに尽きる。
美しいものを見ている?
いい音を聞いている?
気持ちのいいものに触れている?
子どもと過ごす毎日のなか、
子どもが見たり触れたりするものに、
どれだけ周りの大人が意識を向けているか。
もしあなたが、そこに無頓着でいるなら、
あなたは、
子どもに「いいもの」を求めることはできない。