かばんねこ店主ブログ
コドモト

何度もくりかえす遊び、どんないみ?

木のおもちゃ ローラーカップ
毎回おんなじ結果になることを、何度も、何度もやります。

子どもが一心におもちゃに向かっている姿は、見ていてとてもうれしい気持ちになりますね。

とくに玉落としのおもちゃは、小さい子も大きい子も(大人も)、とてもすきです。

スタートに玉を入れると、必ず同じ道を、同じように通って、やっぱり同じゴールに到着。

何度やっても、おんなじです。

だから大人は、一度で満足しちゃえます。

でも小さい子はそれを、何度も何度も繰り返しますね、ふしぎですね。

 

それは、

今まで知らなかった「(大きくなれば)あたりまえのこと」を、何度もくりかえし体験することで「分かる」、その楽しさに出会っているのかもしれません。

玉は転がる。玉は動く。はやい、ゆっくり。手を放すと落ちる、音がする…。

どんなことに興味をもって繰り返しているのか、知りたいところです^^

 

あるいは、

まだまだ知らないことがたくさんの子どもにとっての「安心」を体験しているのかもしれません。

わたしたちも「よく知っているもの」…たとえばお料理のトングの存在は、不安もなく触れるし、使えるし、安心ですね。

でも、使ったことのないフードカッターなどは、ちょっと腰が引けちゃったり、不安を感じたりします。

それと同じで、日々未知との出会いがたくさんの子どもにとっては、「よく知ってるおもちゃ」で遊ぶことが、とても心地よい「安心」になるのです。

あそびのおわり

くりかえし、くりかえし、くりかえし…。

それは、2歳さん以降の作業するあそびのときにも、現れてきます。

この写真では、積木を受け取ってならべる、積木を受け取ってならべる、その繰り返し。

 

大人にとってはなんでもない、簡単で単調な作業ですが、

「この子は何を面白いとおもってやっているのかな?」と思ってみつめるだけで、

きっと、育ってゆく子どもの姿を感じられたり、

こんなふうに手伝ったらもっとスムーズに遊べそうだと気づいたり、

親の喜びにとっても、子どもの育ちにとっても、うれしい気づきがあるかもしれません。

 

そしてぜひ、そのあそびを「どんなふうに終わらせるのか」も、見てほしいなと思います。

何に満足して終わったのか。

何をゴールとしてやっていたのか、そこにたどり着いたのか。

何かができなくて終わったのか。

何かがたりなくて終わったのか。

そこにもきっと、子育てのヒントと、親の喜びがあります^^

 

ちくちくのへやのおままごと道具

ちくちくのへや 鳴きバナナ

ちくちくのへや「鳴きバナナ」はいりました^^

かばんねこはさっそく、バナナの切り口の青いとこと、房のさきっぽの茶色いとこにやられました。

おまけにかばんねこのリクエストで、バナナが鳴きまキュ。

バナナにあるあるシールがまた心をかき乱します。

いちごちゃんといっしょに、ぜひぜひどうぞ^^

ちくちくのへや いちごちゃん

かもパンもね。

食パンなんて、お人形のベッドにもなる優れものです。

ちくちくのへや かもぱん

赤ちゃんに贈る環境

赤ちゃんとモビール

子どもにどんなものを見てほしいのか。

なにを良いものと感じてほしいのか。

親は子どもの環境「お家」に、その願いをこめることができます。

赤ちゃんの部屋の相談を受けて、

改めて、そう思いました。

 

床は無垢材、壁は珪藻土…なんていうこともそうですが、

もっと、身近なことで。

たとえば、家具の素材や、デザイン。

身につけるものや、食材(自然素材や有機とか、その作られ方とか)。

ほかにも、食器やお家の飾り、おもちゃなど、細々とした暮らしの道具たちの、素材やデザイン。

本や音楽などの、「すきなもの」たち。

 

わたしたちは、こんなものを「良い」と思っているのですよ。

こういう「良さ」を、あなたにも贈りたいのですよ。

そんなふうに、

わざわざ言わなくても、自分たちの暮らしを「つくる」ことで。

 

そのなかでも、

赤ちゃんにはじめのはじめに贈ることができるおもちゃは、モビールです。

ただぼんやり目の前にあるものを見るだけでなく、

子どもが「自分から見ようと思って見る」。

そんな自発的な気持ちを促してくれる、いいおもちゃです。

 

ゆっくり、ゆっくり動く、きれいな色のモビール。

それは、赤ちゃんの楽しみになるだけじゃなく、

葉っぱの不思議な模様、

雨上がりのクモの巣、

ひかえめに咲く小さな花…。

自分から、自分の目に映っているもののなかから

「見たいものに気づく」

そんな見る力を、ゆったりと応援してくれます。

 

もし、

赤ちゃんにモビールを贈るなら、

あお向けに寝ている赤ちゃんのおなかの上、

ちょうど自然に視線がとまるところに

下げてあげるといいですよ^^

今日火曜日は、午前中までの営業でした

玄米クッキーこめぞうくん

今日火曜日は、午前中までの営業でした。

分別のある大人なので、学校から帰ってくる子どもたちのために残しておこうと思うのですが、いつのまにか袋の中は残り1個2個…(で、食べちゃう^^)

「ちょーうまい(母のせいでなかなかこめぞうくんにありつけない中学生談)」です。

こめぞうくん、かばんねこにもあります!レジ前に!
ちょーうまいから^^

集中力なんて、大きくなってから!

 

 

「どんな遊びが好きなのか、わからない」

「遊んでても、ぜんぜん集中しないですぐに別のおもちゃに行っちゃう」

そんな相談をいただくことがあります。

 

だいじょうぶ!

3歳くらいまでの子どもの集中は、すごーく短い。

1分もないことがほとんどです^^

 

だってね、相手は「小さい子」。

できることが、まだまだ少ないんだもの。

「あんなことやってみよう」っていうアイディアのもとになる経験も知識も、まだまだ少ないんだもの。

 

持つ。握る。触って調べる、放す…、できることはそれだけの小さな手は、

遊びながらいろんなものを触り、感じ、体験することを通じて、

「目的の場所に置いて、しっかり放せる」という体の育ち、

「手触りや音の違いに気づく」感覚の育ち、

「色を見つけて分ける」ものの違いを見つける注意力…。

だんだんにいろんなことができるようになり、いろんな体験の知識を蓄えていきます。

それがあればこそ、

同じおもちゃでも遊び方は変わり、関わる時間も長くなり、関わりかたも、多様になってくる。

集中も、長くなってくる^^

 

だからね、小さいうちは、ひとつのおもちゃでじっくり遊ばなくても、

「集中力がない」なんて、がっかりしなくていいんです。

「今はこれで十分遊んだんだな」「今できることをやってみたんだな」「満足して次に移ったんだな」

そう感じてくれたらうれしいです^^

 

子どもたちは、自分のちからで、ちゃんと育っていきますよ。

不安に感じること、自信がゆらぐことがたくさんですが、

子どもを信じて、大丈夫。

 

待つの^^

 

子どもは遊びこんで、育つから。

子どもは遊びこんで、育ちます
子どもは遊びこんで、育ちます。

わたしたちは誰でも、なにかの作業を中断されたり、こうしたほうがいいと余計な助言や手出しをされると、不満がつのったり、イライラします。

一方、自分のやりたいことを、満足いくまで、最後まで、思うようにやりきったら、すっごくうれしいし、達成感があるし、スッキリするし、自信まで感じちゃいますね。

子どもも同じです。

せっかく楽しいことをしているのに「もうおしまい!」と片付けを促されたり、自分で考えてやっているのに「それよりこっちのほうがいいよ」と直されたりしたら、イライラします。

自分がやってみたいと思ったことを、存分に、繰り返し、最後までやりきることができること。

その満足な体験が、子どもに心の安定と、体験を通じた知性を育んでくれます。

なにも、特別なことをさせようというのではありません。

子どもが日々やりたくてやっていること…「遊び」を、十分に(ちょっとの配慮をもって)、させてあげようよ!

それだけなんです^^

 

明日は「かばんねこで、自由に遊ぼうの日!」

おいで、おいでー^^

https://kabanneko.com/news/asobonohi/

 

今日は「米粉クッキー作り&発達のおはなし会」でした

すーさん先生の、米粉クッキー作り&発達のおはなし会
すーさん先生の、米粉クッキー作り&発達のおはなし会

不安なこと、心配ごとを話す時。

みんなそろって顔を突き合わせて、まじめーに向き合っていても、心も頭もずーんとして、すーさん先生曰く「話が堂々巡り」になりがち。

でもそんなとき、

向き合わずに「横に並んで」とか、「一緒に何かの作業をしながら」って、すっごくイイ^^

 

今日は、米粉クッキーを作りました。

手を動かすことが楽しくて良いし、手触りやいい匂いが気持ちいいし、ひとの目線も互いに気にならないし、「相談ごとだけに集中しない雰囲気」っていうのが、なによりイイ^^

 

参加者のみなさんにとっては、どんな時間になってくれたでしょうか。

発達の専門家すーさん先生の会、またやりますね^^

コマがやってきたー!

ひもごまいっぱい!

今日は14時までの営業でした。

すみません、また明日から、お待ちしています!

 

さてさて

ひもごまが、いーーーーーーっぱい、入りました^^!

巻いたひもがズレにくいように、ひもを巻くコマ裏に、らせんの溝が彫ってあります。

大きさも「大」「小」と2種類ありますから、小さな手にも、握りやすくて回しやすくて、うれしい!

そしてうまくいったら、すっごくうれしい!!

 

もちろん溝のない、ふつうのひもごまもあります。

色が6色、お好きなのを選んでくださいね^^

 

ちなみに…

かばんねこはこの溝があるコマで、はじめてコマを回せたのです!

うれしいよー!!

 

あ、手回しコマも、いろいろありますよ^^

先生は、同じ「お母さん」だから。発達おしゃべり&米粉クッキーづくりのお誘い

子どもの発達の不安なこと、すーさん先生にぜーんぶぶちまけちゃおう!
子どもの発達の不安なこと、すーさん先生にぜーんぶぶちまけちゃおう!

かばんねこは「いい子」でしたので、お母さんになっても「いい子」であろうとしました。

母子手帳とにらめっこして、成長曲線やそれぞれの月齢の「◯◯できますか?」や、予防接種を予定通りにこなすことに一生懸命になって、子どもが「育つ」ということを、自分の成績のようにしていました。

でも、そうしなくていいことを、いろんな場所やひとに出会って、知りました。

 

だいすきな自分の子どもだからこそ、発達のことはとても気になるし、一生懸命になります。

でも、どんなところに一生懸命になりましょうか?

かばんねこみたいに間違えてても、自分も子どももつらいだけです。

 

専門家だけど、わたしたちと同じ「お母さん」。

すーさん先生と、お話してみませんか^^?

米粉クッキーも、すっごくおいしいし。

 

https://kabanneko.com/news/129komekohattatu/

 

 

小黒三郎さんの節句人形・組木のちいさなお雛さま、ございます

小黒三郎さんの節句人形・お雛さま
小黒三郎さんの節句人形・お雛さま

以下の記事にて在庫のあるもの以外、2018年の入荷はありません。

2019年分のおひなさま、また2018年2019年五月人形の予約も、いったん中止させていただいております。

お探しの方には、申し訳ありません…!(2018・2.26追記)

***********************

小黒三郎さんの組木の節句人形、ちいさなお雛さまが届いています。

素材も、かたちも、色も、かわいくて美しい。

子どもたちにも大人のみなさんにも、いっぱい触って、いろんなように飾って、あそんで、「お祝い」を楽しんでほしいなと思います。

 

※以下は在庫のあるものです。随時更新しています(税抜価格)。

KH265円びな(小)7,500円

KH282梅の花坐りびな(小)7,200円

KH228ハートびな(小)6,500円

KH233バラの花びな・ぼんぼり付き(小)6,500円

KH216桃の花びな(小)3,000円

KH204さかずきびな(小)2,800円

KH218ちょうびな(小)2,200円

KH214椿の花びな(小)2,000円

KH116貝びな 5,500円

KH201花びな(小)2,000円

KH523ウマノアシガタの花びな 1,800円

 

※以下はご予約を承ります(税抜価格)。

申し訳ありませんが、工房の製作のすすみにより、節句を過ぎてのお渡しになることもございます。

KH312銀杏びな(大)17,000円

KH112銀杏びな 11,000円

KH117円びな 11,000円

KH265円びな(小)7,500円 

KH280薔薇の花びな・枠付き 11,000円

KH128ハートびな 9,300円

 

もしお気持ちに沿うものがありましたら、下記にてお問い合わせくださいませ。

お役に立てましたら、嬉しく思います^^

電話 0277-46-6644
(10-17:30 木土祝お休み。留守電OK!)

お問い合わせフォーム

 

大きくなればできるようになる。けど!

トランスパレントペーパーで、窓飾り
トランスパレントペーパーで、窓飾り

 

切る・折る・貼る…。

お子さんは折り紙あそび、すきですか^^

 

子供の知能は、手を使わなくても発達しますが、手を使うことで、もっと高い水準まで育つといわれています。

「手を使う」大事さ、よく聞きますね。

でもそれは、「器用になるから」という理由ではありません。

切る・折る・貼る…、そんな手の活動をしていくなかで、脳のいろんなところがめいっぱい働くからです^^

 

たとえば、おりがみ。

子どもが、教えてくれるひとの作業をじっとみつめながら、あるいは教えてもらったやりかたを思い出しながら、順番にひとつひとつ、手をつかって折ります。

そしてその出来をしっかり見て、いいなとかやり直そうとか判断して、またひとつ先の手順に進む。

ね、あたまのいろんなところが、働いていそうでしょ^^

 

たしかに、切ったり折ったり貼ったり、そんな簡単なことは「大きくなればできるようになる」。

けれど、なんでもやってみたい!できたい!子どもたちです。

「そんな簡単なこと」も「大人から見れば」ということだったりしますよね。

 

今までできなかったことが自分でできたら、なにより自分がうれしい^^

それに、じぶんのだいすきなお母さんやお父さんに褒められたらもっとうれしいし、「じぶんはできる」「じぶんっていいな」そんな自信になります。

 

さむーい冬。

おまけに今日は、雪!

暖かい部屋で、ゆっくりじっくり、紙で遊んでみませんか^^

子どもの好きな、マグネットをつくろう!

子どもはマグネットがすき!
子どもはマグネットがすき!

子どもは、ほんとうに、磁石がすきですね。

不思議に吸いつくような力と、カチッといういい音。

しっかりくっついているものを手加減しながら取ったり、思うところにカチッと置ける満足感。

この写真を見ても、楽しそうだなあ…と、思います。

きっと自分の満足いくまで、遊んだ跡ですね。

 

さて、その磁石。

それを、ちくちくしてかわいいのを作ってみようよ!という会があります^^

みんなでおんなじペースで、ちくちく…。

教えあったり、励ましあったり。

お子さんが一緒でも、お母さんの足もとで遊んでいられます。

ねんねさんも、もちろんどうぞ。

泣いちゃったら、おんぶしたり、しばらく一緒に遊んでみたり。

自分で作った!という、達成感や満足感が、たっぷりなんですって^^

 

https://kabanneko.com/news/tikutikutyoko/