尊敬する方から、一冊の本を手渡されました。
 「読んでみてね^^」
  
 わあ、うれしいな~(#^.^#)
  
 誰かに本をすすめる、って、難しくないですか?
 わたしなら、なかなかできない><
 私の底の浅さを知られるようで(疑心暗鬼)、
 なんだこれ?とか、困ったな~、とか思われるのが怖くて(保身)、
 自分をさらけだすのは苦手だし慣れてないし、
 うろうろと躊躇してしまいます。
  
 でも、してもらったら、
 素直にうれしかった(#^.^#)!
  
 この本がきっと、わたしのためになると思ってくれたんだな♪
 この本を見て、わたしのことを思い出してくれたんだな♪
 だから、私はきっと、この本からいいものを得る。
 しっかり読んで、感謝を感想でお返ししよう。
  
 「こころのチキンスープ」
 そんな気持ちで読みはじめた本でした^^
  
 

 「こころのチキンスープ~愛の奇跡の物語」
    ジャック・キャンフィールド/マーク・V・ハンセン 共著
    木村真理/土屋繁樹 共訳
    ダイヤモンド社
  
 この本は、能力開発セミナーの講演者たちが
 繰り返し人々に語ってきたストーリーのなかから
 特に優れた話を選び、まとめたものです。
  
 目次を見ると、
 ①愛の力、②自分を見つける、③子どもから教えられること、
 ④生きることは学ぶこと、⑤夢を生きる、⑥前向きに考える、
 ⑦障害を乗り越えて、⑧生きる知恵
 と、8つのテーマに沿って、
 全部で70あまりのストーリーが並んでいます。
  
 著者は言います。
 「ひとつひとつの言葉や語りかけてくるものを
 頭だけでとらえるのではなくて、心で受け止めてください。
 ストーリーがあなたに働きかけてくるのを待ってください。」
  
 私がいちばん心に残ったストーリーは、
 やっぱり子どもに関わるお話^^
 ちょっと長いですが、抜き書きしてみます。
 大人が子どもたちに語りかける、そのすてきな言葉…^^!
  
 「この宇宙は、絶え間なく変化し続けている。
 まったく同じ瞬間は二度と存在しない。
 なのに、この偉大なる宇宙の将来をになう子どもたちに、
 私たち大人はいったい何を教えているのだろう?
 『2たす2は4』、『フランスの首都はパリ』…、
 こんなことしか教えていないのではないだろうか?
  子どもたちの一人ひとりが、
 自分たちが何なのか知ることが大切なのだ。
      (中略)
 ……そう、君たちはきらきら光る宝石なんだから、
 大人になった時、
 同じようにきらきら光る宝石に傷をつけたりなんかしないよね?
 さあ、力を合わせてがんばろう。
 小さな宝石たちがせいいっぱい、
 きらきら輝けるような世界を築いていこうではないか。」
  
 ひとりの大人としての自省と、あるべき姿への渇望、
 そして
 子どもに対する責任と、願いと、祈りの強さ。
  
 
  
 わたしはこの語りから、
 自分を受け入れてもらったようなうれしさと、
 そうだよね!という勇気と、
 人への強い信頼をいただきました^^
  
  
 すばらしい語りには、力があります。
 気付きや、学ぶことと一緒に、すばらしい滋養をくれます。
 自分を内側から温めてくれる力、元気をくれる力。
  
 チキンスープって、ヨーロッパやアメリカでは
 病気の時に、はやくよくなるように、って
 ママが作ってくれるものなんですって。
 ほんとうにこの本は、
 タイトルどおりの「こころのチキンスープ」^^♪
  
  
 人生の一番の喜びは、
 「自分を信じること、自分を愛すること、
 人を信じること、人を愛すること。」
 その、いちばんの喜びで、いちばん大切なものを
 私たちが自ら気づく手助けをしてくれる、
 そんな、確かな力を持つ本です。
  
 自分で気づくから、考える。
 自分で考えるから、意思になる。信念になる。
 意思になり、信念になるからこそ、行動できる。
  
 そのわたしたちの行動が、態度が、ことばが、
 また誰かの気づきのきっかけになるかもしれない。
  
 みんなで、みんなが
 「きらきら輝けるような世界を築いていこうではないか」^^!!
  
 