子どもって、自分からペンやクレヨンを持って
お絵描きを始めるわけではありません。
お兄ちゃんやお姉ちゃんとか、上の子がいたら
まねっこしてやりたくなるかもしれませんが、
はじめての子だったりして まねっこしたくなるモデルがいない場合、
大人がさせてあげないと
「絵を描く」というすてきな体験に出会えないかもしれません。
ぜひあなたが、
大きな白い紙と
手に持ちやすい 太いクレヨンやペンを与えて、
「絵を描く」楽しい遊びを教えてあげてください^^
はじめは、なぐり描きです^^
そりゃあもう、力いっぱい
上から腕を振り下ろすようにして、だんだんだん!
左右に大きく腕を振って、がしがしがし!
もちろん紙だって気にせずはみ出しです。
だけど、楽しい!気持ちいい!
「でも、そんな絵なら、お絵かきなんてべつにさせなくてもいいんじゃない?」
「もっと大きくなってからでいいんじゃない?」
うんうん、ただのわけのわからない、落書きみたいですもんね^^
だけど、そんな絵も、じきにだんだん変わってきますよ♪
腕や手首の動かし方はなめらかに、力加減もやわらかに、
赤ちゃんが大きくなるほどに、その動きはどんどん変わってきます。
自分が描く線を、自分の目でじっくり見ながら、手を動かすようにもなります。
絵は、どんどん変わってきますよ^^♪
殴り描きが線になり、ぐるぐる巻きになり、
そのぐるぐるが、ひとつひとつの輪になり、
そのうちに輪がぴったり閉じる、きれいな丸になり…。
描くという行為を始めることは、
なんにもない紙の上に
なにかを生み出していく、創造的な遊びです。
自分で自由に表現していけることは、とてもうれしいこと^^
子どもたちはきっと
大好きな人だったり、大好きなものだったり、
いろんなものを紙の上に描いていくでしょう^^
自分の楽しい気持ちを、嬉しい気持ちを、悲しい気持ちを、
ペンやクレヨンに乗せて、描いていくでしょう^^
そんな絵の、お話を聞いてみてくださいね。
ひとつひとつ、自信たっぷりに教えてくれるでしょう^^
まあ、写真のように
キャンバスは紙の上にとどまらない時もありますけどね(^_^;)アリー