昨年からちょこちょこ縁をくださる子ども園「みどりのもり」さん。
小さい子クラスのおもちゃと育ちの講座に続いて、
今度は大きい子クラスのお話をさせていただきました。
先生たちはやはり熱心です。
日々の子どもたちの姿や動線をよく見て、家具の配置やおもちゃの置き方などを試行錯誤をしているからこその疑問を投げかけられます。
その情熱にきちんと答えられるように、もっと学ばねばと背筋がのびる思いでした。
さて、写真に写っている箱は、
みどりのもりの用務員さんが作ってくださった「ベビーキューブ専用箱」。
「ベビーキューブ」は、振るとシャカシャカ、リンリン、コトコト…それぞれいい音たちが歌いだすかわいい積木ですが、それが12個全部がぴったり箱に収まるように作ってあります。
ぴったり、ちょうど、ぜんぶ、すっきり、収まる。
子どもたちはそんな「秩序」がすごく大好きになる時期があります。
箱のへりにそって、積み木をひとつずつ入れていって…。
隣へ、隣へ、どんどん入れていくと、12個でぴったり、隙間なく収まる。
ああすっきり。やりきった。満足!
やりたいときに、やりたいことを存分にさせてくれる道具。
それは子どもたちの遊びの環境に欠かせないものです。
そして、それを通じて
できた!という達成感、さいごまでやり切った満足感。
それらは小さな、でも確かな成功体験ともいえます。
いつものベビーキューブの入れ物と、
それがぴったりすっきり収まる箱。
そのふたつがあることが、なんともうれしい。
副園長のはからいで、
その箱を、ひとつかばんねこにも作ってくださいました。
12個、ぴったり…!
大人のかばんねこもうれしいもの、やっぱり遊びをさらに豊かにしてくれる道具はすばらしい。
そしてそれを用意してあげようとする大人の姿も、ほんとうにすばらしく、ありがたいです。
【今日24日(金祝)は、10-13時営業です】
1日マルシェとカフェ「あかりのいえ」で、遠くからお久しぶり!のお客さま。
親子でわあわあとアナログゲームを試遊して、ニコニコ持ち帰り。
こんなお久しぶりの方や、初めてさんもみえて、
こういうイベントのきっかけはありがたいなと思います。
コロナの影響で、いろいろ苦しさや不安やきゅうくつを感じる日々です。
それは
ウィルスそのものへの不安もあるけれど、
自分のものごとを判断する基準とまわりのひととの差を推し量ることだったり、
先回りして気を使ったり、
子どもにもちゃんとさせてます感を見せることだったり、
社会のなかで「きちんとする」ことを同じようにがんばってるからかもなあと感じたりします。
だから、
ここなら大丈夫。
ここなら安心していられる。
自分のことを話せるし、聞ける。
そんな場所が、どなたにもあってほしいなと願っています。
かばんねこで催される「あかりのいえ」は、
たぶん常連さんにとってそんな場所だろうなとおもう。
だから、はじめてさんにも出会ってほしくて
かばんねこがおもちゃ店のほうでせっせと誘ったりしています。
「ぜったいに安全安心なご飯とおやつ」
「からだを整える」
主催者の人となりももちろん。
ここなら安心していられる、
受け入れて、受け入れられる、
「機嫌よく気持ちよくいられること」が底にしっかりある場所は、すごくありがたい。
かばんねこもそういう場所でありたいから、
基本ウェルカムで、お掃除や換気、店主と家族の体調はきちんと整えておきます。
かばんねこが近くでおもちゃの説明をさせていただくときには、マスクをつけます。
手指消毒は使いたい人が使えばいいし、手洗いがいい人にはそうしてもらっています(消毒はいい菌まで殺しちゃうからね)。
サンプルは今までどおり、試すことができます。
試したい人はどうぞ、どうぞどうぞ。
良いごはんをしっかり食べて、よく寝てよく笑い、
ご機嫌でいることが、健康にもいちばんいいと思っています。
だから、お店に来てくださるかたに細かに制限をかけたりすることよりも、
かばんねこに来てくれたなら、
かばんねこの方で拭き掃除とか換気とかちゃんとやりますから、
お客さまはウイルスに対するご自身の考えに基づいた配慮をしていただき、
気をゆるめて、一緒に同じものを見て楽しんで、わくわくと選んで、満足して、おうちで包みを開けることを楽しみに帰ってもらうことをいちばんにしたい。
いろんなお考えがあるとおもいます。
でも、ウイルスを恐れるよりも「自分の体をきちんと大事にして、信じる」ことのほうをかばんねこは信じているから、他のお店と比べてふらふらすることはもうやめる。
かばんねこは、こんな感じです。
よかったら、おいでくださいね。
色に惹かれるグリムのおもちゃたち。
ただいま、取り寄せ品の受付をしています。
というか、
お客さまから予約受付してますかと問われて
そうじゃったー!とあわててお知らせ…。
7/31(金)まで大丈夫。
カタログをご覧になりにおいでくださいね。
あたらしいアイテムも、かわいいかわいい。
あるいはグリムのカタログをご覧になって、
コレほしい!ってお知らせくださっても。
グリムのおもちゃの魅力は、シンプルなかたちと美しい色彩です。
ひとつ手に取って、置くだけで、
またひとつ取って、置くだけで、
ぽわんとアイディアが浮かんできます。
創作やデザインのとびらをそっと開けて、
わくわくの世界へ連れて行ってくれます。
こんなふうに、長さや数を感じることもできます。
1から10まで、ぜんぶのパーツをぴったり同じ長さ揃えられました。
あれこれ並べたり取り替えたり、いろいろ試行錯誤して
わかった!できた!やりきった!という満足の瞬間に出会えた子どもの姿も、とても頼もしいものです。
今度はちょうちょのできあがり。
ひとつのおもちゃで、ほんとうにいろんな楽しみに出会えます。
グリムの色彩は、自然界の「虹」の色をお手本にしています。
だからきっと、子どももわたしたちも
その色に惹かれて、手を伸ばしてしまうのでしょうね。
レンタルキッチンの道具たちの写真を撮っています。
前にお使いいただいたかたから「道具の写真があると助かる!」と教えていただき、そうだよねえと撮りはじめました。
む、むずかしい…ですね。
光が!とか、傾いてる!とか、真上じゃない!とか…。
でもまあ、なんとか撮りました。
あとはページに載せるだけ(でも試行錯誤でまたうろうろするはず)。
レンタルスペースもレンタルキッチンも、
少しずつ利用されるかたが戻ってみえています。
(やはり個人で利用できる菓子製造のほうが多いですけれど)
いろいろな制約があるなかでも、工夫と思いやりと語り合うこと、伝えることで、日常をみんなで気持ちよく過ごすことができます。
かばんねこの場所をつかって、どんな喜びをお客さまに届けますか。
安心のために、どんなふうに伝えましょうか。
かばんねこは、大前提のスペースの掃除と、自身の健康と手洗いにつとめます。
どうぞ、お役立てください。
かばんねこのレンタルスペースを、あなたのいい場所にできますように。
お手伝いいたします!
こちらのみなさんの場所は、とても居心地がいいですよ。
7/21(火)あかりのいえ
月1カフェと雑貨とイベントと気持ちいいおしゃべりの場です。
はじめてさんも、ぜひぜひ。
だんだんのびのびしてくるはず(^o^)
いつもおもちゃを仕入れている輸入代理店さんより、思いがけない贈りものがありました。
「不安な日々が続くなか、ひと息つける時間を作れるように」
お手紙とともに、体を元気にしてくれるオーガニックの食べものたち。
眺めるだけで、香りを感じるだけで、じんわり心地よく、じんわり元気をくれるようです。
「与える」ということを自然にできることは、ほんとうに有り難いことだと思います。
そうだな、ぎすぎす、きゅうくつにしているのは、自分のほうかも。
自分からまずは、それを解いていこ。
と
かばんねこも、お客さまにお福分け。
いただいたもののなかから、2種類の有機ハーブティーを差しあげています。
「ベリーミックス」
「ネトル(イラクサ)&レモン」
いい香りです。
お家に帰って、お湯を注いで7分~10分、ゆーっくり待って、どうぞ。
と
張りきってお茶たちを小分けにしましたが…
土日にかばんねこは、お休みをいただいているのでした。
今日と、月曜日からまた、お分けしますね!
そして
いままで食べものは「こめぞうくん」だけだったけど…
お茶とか今回お分けできず悔しいチョコとか、ちょっとずつ、入れてみよ(^o^)
お仕事のあとがありました。
ひとつの穴に、ひとつのビー玉。
「ひとつずつ」をやってみたんだ!
始めはたまたま、ビー玉を持っていたことかもしれません。
でもひとつ入れた後、「次はとなりの穴にしよう」って考えた。
そうして、次も、次も、ひとつずつ。
しっかり最後まで、やりきりました。
子どもが何に気づき、何かに一心に取り組んでいる…、
その場面に出会うことは、とても幸せな瞬間です。
すごくまじめないい顔をしてやってるし、
何してるのかすっごく見たい。
「わっすごい!」とかそばに行きたくなるけど、
がまんがまん。
子どもがしっかり最後までやりきって、
満足してその場を離れたあとに、
いそいそと拝見して、写真を撮りましょう。
こうやって大きくなるんだなあと気づいたその日から、
かばんねこはおもちゃの収集家になりました。
今日は七夕だから、笹と願いごとを添えて…
発達支援の先生が、かたちのパズルをお探しでした。
つまみがあって持ちやすく、簡単なかたち。
そして、
「すーっと滑らせて入れられるといいんです」
それなら、作りましょう!
かばんねこには大きな味方、作家のうく・ぬーたさんがいるのです。
仕上がりは、やはりとってもきれい。
お風呂のように溝を掘ってあるから、持ち運びも容易です。
枠の中にパズルがすぽんと入って、段差やがたつきもありません。
すーっと滑らせて、あっちの形、こっちの形…、
枠をあれこれ試行錯誤できます。
しっかり握ってすべらせる感覚も、
手に感じるわずかな振動も、気持ちいい。
かばんねこがまずは、わくわくと遊ばせてもらいました。
「こんなこと、できませんか?」
既存のおもちゃにしてほしい工夫、
こんなのを作ってほしいというご希望、
試しにお知らせくださいね。
うく・ぬーたさんも、いつも頑張ってくださる。
楽しいあそび、とりくみやすい工夫、ご相談ください!
美しい、小さな妖精たち。
アンブロシウスフェアリーといいます。
ルーマニアの女性たちの手によって、細部にわたって丁寧に作られています。
かばんねこに来てくれているのは春と夏の子たち。
ラズベリーにマーガレット、いちご、ひまわり、すみれ…
けれどこうして輪になっていると、
まるでお話「12の月の贈りもの」みたい。
6センチほどの小さな子たちですが、
その愛らしさにうっとりしてしまいます。
ただいま、かばんねこにかわいく並んでいます。
ぜひ、ご覧になってみてくださいね。
シュタイナー教育の先生による「シュタイナー幼児ぬらし絵クラス」
月1回、第4日曜日に開催しています。
通常クラスは満席で、今は受け入れを増やせないのですが、
今回の体験会で継続希望が2人以上集まったら、クラスを追加する予定です。
体験会は、いつものクラスの後、15時から開催します。
ぬらし絵って、どんな感じかな?
かたちを描かない絵って、どんないいことがあるの?
ぜんぶ、自分で体験して、感じてみて。
きゅうくつな空気になっちゃってる今、
子どもの気持ちをふっとゆるめる時間になってくれるかもしれません。
どうぞ、おいでくださいね。
詳細は以下、通常クラスと同じです。