本日10日(火)は、お休みを頂戴いたします。
急に、申し訳ありません!
写真は日曜日のかばんねこ1周年記念講座、午前の回の様子です。
虹の積み木の黄色を高く掲げて、「つき^^!」
「ほんとうだ、お月さまだね、すてきだね!」
子どもたちの姿に、ことばに寄りそって、
受け止めて、受け入れて、認める。
そんな大人の姿勢に喜びと自信をもらいながら、
子どもたちは、大きくなりますね^^
8日の日曜日は、かばんねこの一周年記念講座でした。
かばんねこに縁をくださるかたに、子どもとの暮らしのなかで、ぜったいに役に立つことを贈りたくて、
大阪からわたしが尊敬する講師の先生をお招きして、「子どもの育ちとあそび」のお話をしていただきました。
写真は、大人のみなさんが、おもちゃで遊んでいる様子です^^
おとなが、子どももいないのに、おもちゃに向き合って、遊んでいます。
つまらない??いえいえ、すっごく、いい顔をしています。
どんなふうにしてみようかな?
こんなふうにしたらどうだろう?
あっ、いい感じ!
じゃあ、こうしてみたら?
んーちょっとちがうな…
ここをこうしてみたら…、わっこれいいな!
つぎは…
…って、
手を動かしながら、頭のなかはフル回転。わくわくするような気持ちは、その表情や声で分かります。
「子どもって、こんなふうにして、遊んでるいるんだね。」
「真剣に遊ぶって、本当だね。」
「おもちゃって、すごく面白い。」
そんな声をいただきました。
おとなが先生の話を聞いて、ふんふんと分かったような気になるだけじゃあ、遊びの面白さや大事なところは、肚に落ちません。
実際に、子どもと同じようにおもちゃに向き合って、自分の手で遊んでみて、
自分の脳みそがわくわくする感じや、試行錯誤する面白さや、できたときのうれしさ、
そんな、子どもが体験するべき大事なことを、ぜーーんぶ自分で体験して初めて、
「あそびってすごい!あそびって、大事だった!」って、本当にわかる。
そして、
「子どもに、こんな体験を贈りたい!」って、思う^^
大人は子どもに、自分が「良い」と信じるものを、与えます。
それはお家の環境だったり、習い事だったり、安全な食べ物だったり、本だったり、すてきな服だったりします。
その「良いもの」のなかに、質の良いおもちゃたちが、あってほしい。
だって、良いおもちゃたちは、
子どもの育つ力に寄りそって、
たとえば自主性、手指の器用さ、ものを比較して分類して整理する力、できた!っていう喜び、精密さ、ものごとの道理、自信、自己肯定感、表現する喜び、言葉にする力、コミュニケーションの楽しさ、皆と協力しようとする気持ち、そして実際に協力する技術…、
いろんなものを、子どもにもたらしてくれるから。
かばんねこも、こんな一番大事にしたいことを再確認して、
おもちゃ屋としてのありかたを、気持ちを新たにできた講座でした。
これからも、子どもに寄りそう皆さんに、寄りそっていけるおもちゃ屋であれますように。
2年目、がんばります^^!
写真は先日の桐生ファッションウィークの出店です。
かばんねこを始めて1年目。
「お店にうかがいましたよ」「あー行きたいと思ってた!」「名前よく聞きますね」と、
うれしいお声がけをいただき、とっても幸せでした。
でも、お店の存在がまだまだ知られていないことも、しっかり分かりました。
2年目、がんばります^^
さて、11月8日(日)は、かばんねこの一周年記念講座です。
おいでくださるお客さまと、ちいさいお客さまのために、役に立つことをしたいと思って企画しました。
大阪から、かばんねこが尊敬する講師の先生をお呼びしています。
子どもの育ちと、大事なあそび。そして、大人の関わり方をお話してくださいます。
この講座で大事なことを知って、子どもとの毎日の暮らしに役立ててほしいです。
そしてこの講座が、家族の楽しみや、喜びの一助となってくれたらうれしいです。
お子さんと参加できる午前の部はいっぱいになってしまいましたが、
午後に、まだ余裕があります。
お子さんをお任せできる先がありましたら、どうぞ、どうぞ、ご参加くださいね^^
お帰りの時の気持ちは、子どもとのこれからの暮らしを思って、絶対に、わくわくです。
明日11月3日(祝)、かばんねこは有鄰館にて、Room of KIRYU に出店しています。
9:30~16:00、レンガ蔵です。
おとなりは伊東屋珈琲さん。勝手にうれしがっています^^
明日はお天気のようですので、桐生ファッションウィークのお散歩がてら、お立ち寄りくださいね。
さて
写真は、「ペグ差し」のおもちゃです。
ペグの穴は、縦横に9個ずつ。10個じゃないんです。
なぜでしょう?
…それは、「中心がわかる」から!
はじめは色も数も関係なく、ただぺクを挿すことが楽しくて遊ぶ子どもたちですが、
そのうちに「秩序」を見つけ出します。
同じ色を並べる。
色を集める。
色を交互にする。
色の数をひとつずつ増やして、階段になるよう並べていく。
そんなふうに、自分で決めた色の順番や数のきめごとのとおりに、ペグを挿していくようになります。
そんなことをしているうちに、
台の端のほうから、ひとつづつ挿していく…、と!
最後に、「まんなか」が残るじゃないですか^^
「中心」の発見です。
中心がわかると、デザインの遊びは、もっといろんな展開が開けます。
半分の線で、左右対称にする。
縦横に半分にわけて、4つの部屋を作る。
そこに現れされていく、子どもたちの色や形の「秩序」たち。
順番や、きまりごとを自分で決めて、その「秩序」に沿って、模様を作っていくのです。
その仕事の途中の子どもたちの、まじめな、でもわくわくするような顔。
集中している姿。
じっくり見て、手直しする慎重な指先。
できあがったときの、満足そうな顔…!
見ていてとっても、親として、幸せですよ^^
子どもの試行錯誤をしっかり受け止めて、喜びと満足をもたらしてくれるおもちゃは、
ほとんどがこのペグ差しのように、単純なものです。
そしてこういうおもちゃは、子どもは自分からは、選びません。
だって、見た目、地味だから^^
その良さを知るおとなが選んで、用意してあげるべきものです。
そしておうちにあれば必ず、子どもたちは心を傾けてあそぶおもちゃです。
子どもの育ちと、子どもに必要なあそび。そして、大人の関わり方。
知ると、とてもいいことがあります。
ぜひ一緒に、少しの時間、学んでみませんか?
11月8日(日)かばんねこの、一周年を記念して開催する講座です。
「子どもの育ちと遊びの講座 … まいにち育つ、子どものために。子どもと育つ、おとなのために。」
午後の回に、まだ余裕があります。
ぜひ、お子さんとの毎日に、お役だてくださいね^^
おもちゃ専門店から、レンタルスペースまで、
かばんねこの店内が、ぜーんぶ杉床になりましたあ!
やわらかくて、あたたかいです^^
ごろごろと転がりたくなります。
(ごろごろと転がりました。)
ちびさんはぜひ、はだしで歩いてくださいね^^
冬でも、冷たくないですよ。
さらさら、やわらか、いい気持ちですよ。
自分の肌で、いろんな触り心地を知ること、
さらさら、ざらざら、つぶつぶ、にゅるにゅる、ごつごつ、つるつる…。
足でも、手でも、体でも、お口でも、
いろんな感覚の体験は、子どもたちの育ちの大きなもとになります。
だから、くつしたなんて履いてたら、もったいない!
(でもすっごい寒いときは、冷たいときは、履いてねっ^^)
ふわふわ・さらさらのシフォンスカーフ。
赤ちゃんは、とっても大好きです。
ねんねの頃には、ちょうど視線の先になる、おなかの上に吊るしてあげます。
自然の風や空調や、人の動きで、ふんわり、ゆらゆらと揺れてくれますから、
赤ちゃんはその動きをじーっと見て、ひとりあそび^^
鮮やかな色も、赤ちゃんの目をひいてくれますね。
ねんねの頃からだって、ちゃあんと見たいものを見て、遊びます。
自立の始まり^^
お座りができるようになったら、頭の上にかぶさるように、ふわーんふわーんと上下に揺らしてあげます。
ニコニコうれしくて、触りたくて手をのばす様子が、とってもかわいい。
お顔にすりすりしてみたり、引っ張りっこしてみたり。
いないいないばあ!にも大活躍です^^
顔にかぶせても、薄い生地のおかげで、布の向こう側が見えますから、
だから、不安にならないし、自分はかくれてるつもり^^!
それに、
みず色は、海や川に。
みどり色は、山や森に。
白は雪。
積み木の、いろんな風景になりますね。
ままごとにも、ごっこあそびにも、大活躍ですよ。
エプロンやショール、ドレスや、マント。
黒は忍者に。白は花嫁に。
2枚を結べば、お人形のおんぶ紐にもなりますね。
ただの、四角の、布きれだけど。
子どもたちの遊びのなかで、いろんなものに変化して、
赤ちゃんの頃から、大きくなるまで、
たくさんの喜びをもたらしてくれる、シフォンスカーフです^^
「お店の案内みたいなのはないですか?」
「いろんなことしてるけど、まとまってるのないんですか?」
など、聞かれることが多かったので、
ちょっとがんばって、
かばんねこのリーフレットを作ってみました^^
ほしい方には、お分けします。
どこかお店に置いてくださるかたにも、お分けします。
伝道師になってくださるかたには、もうじゃんじゃん、お分けします^^
1周年記念の、子どもとあそびの講座もぜひ、ご参加ください。
(午前の回はあと数組、午後の回は余裕があります。)
かばんねこは、どんなかたちでも、
お客さまとちびさんたちの役に立てることをしていきたいと思っています。
宍戸先生は、ほんとうに役に立つよいお話と、メッセージを伝えてくださいますよ^^
「揺りイスをゆらしすぎて転んだお母さんと、助けに行くお父さん」
だそうです。
お人形遊びやままごとをしている子どもの会話を聞いていると、
どこかで聞いたようなセリフがいっぱいですね。
ひー!やめてー!と言いたくなっちゃうことも^^
子どもは、自分の身近なひとから、特に家族から、たくさんのことを学んでいます。
直接教えられる物事だけではなくて、
ふるまいや態度、
ことば、
考え方、
感情や、その表現のしかた。
だって、大好きなひとだから、条件なしに信頼しているから、
おんなじようにまねるのは、あたりまえ。
「だってお母さんがそう言ったもん」
「お父さんがそうしてたもん」
お母さんやお父さんは、なんの疑いもなく、正しいのです。
背筋が伸びますねえ^^
ところで冒頭の写真。
こんなふうに、店主は子どもに思われているということでしょうか??