明日11月3日(祝)、かばんねこは有鄰館にて、Room of KIRYU に出店しています。
9:30~16:00、レンガ蔵です。
おとなりは伊東屋珈琲さん。勝手にうれしがっています^^
明日はお天気のようですので、桐生ファッションウィークのお散歩がてら、お立ち寄りくださいね。
さて
写真は、「ペグ差し」のおもちゃです。
ペグの穴は、縦横に9個ずつ。10個じゃないんです。
なぜでしょう?
…それは、「中心がわかる」から!
はじめは色も数も関係なく、ただぺクを挿すことが楽しくて遊ぶ子どもたちですが、
そのうちに「秩序」を見つけ出します。
同じ色を並べる。
色を集める。
色を交互にする。
色の数をひとつずつ増やして、階段になるよう並べていく。
そんなふうに、自分で決めた色の順番や数のきめごとのとおりに、ペグを挿していくようになります。
そんなことをしているうちに、
台の端のほうから、ひとつづつ挿していく…、と!
最後に、「まんなか」が残るじゃないですか^^
「中心」の発見です。
中心がわかると、デザインの遊びは、もっといろんな展開が開けます。
半分の線で、左右対称にする。
縦横に半分にわけて、4つの部屋を作る。
そこに現れされていく、子どもたちの色や形の「秩序」たち。
順番や、きまりごとを自分で決めて、その「秩序」に沿って、模様を作っていくのです。
その仕事の途中の子どもたちの、まじめな、でもわくわくするような顔。
集中している姿。
じっくり見て、手直しする慎重な指先。
できあがったときの、満足そうな顔…!
見ていてとっても、親として、幸せですよ^^
子どもの試行錯誤をしっかり受け止めて、喜びと満足をもたらしてくれるおもちゃは、
ほとんどがこのペグ差しのように、単純なものです。
そしてこういうおもちゃは、子どもは自分からは、選びません。
だって、見た目、地味だから^^
その良さを知るおとなが選んで、用意してあげるべきものです。
そしておうちにあれば必ず、子どもたちは心を傾けてあそぶおもちゃです。
子どもの育ちと、子どもに必要なあそび。そして、大人の関わり方。
知ると、とてもいいことがあります。
ぜひ一緒に、少しの時間、学んでみませんか?
11月8日(日)かばんねこの、一周年を記念して開催する講座です。
「子どもの育ちと遊びの講座 … まいにち育つ、子どものために。子どもと育つ、おとなのために。」
午後の回に、まだ余裕があります。
ぜひ、お子さんとの毎日に、お役だてくださいね^^
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