かばんねこ店主ブログ
コドモト

工作をする子ども、絵を描く子ども

子どもを育てる人に、工作や絵を描くことって、けっこう軽んじられています。だけど、ただの粘土や紙を、形のあるなにかにするってこと。ただの粘土や紙を、自分のイメージ通りになるよう作るってこと。こんなふうに考えると、どうでしょう^^イメージカワル?その営みは、子どもが「自分で自分を育ててる!」そんなふうに、思ってほしい^^


赤ちゃん、絵に出会う

子どもって、自分からペンやクレヨンを持ってお絵描きを始めるわけではありません。上の子がいたらまねっこしてやりたくなるかもしれませんが、そんなまねっこしたくなるモデルがいない場合、大人がさせてあげないと「絵を描く」というすてきな体験に出会えないかもしれません。ぜひあなたが、大きな白い紙と手に持ちやすい 太いクレヨンやペンを与えて、「絵を描く」楽しい遊びを教えてあげてください^^はじめは、なぐり描きです^^そりゃあもう、力いっぱい上から腕を振り下ろすようにして、だんだんだん!


子どもと絵

絵は、「形を教えない」方が、面白い^^たとえば、そこでわたしが「それじゃ靴下じゃん」とか、「くつって、もっとこんな感じでしょう」とか言って、「教えてあげるつもりで」「もっと上手に描けるよう助言するつもりで」もっと靴らしいものを描いてあげたとしても、それは子どもにとっては、「あなたは未熟だ」とか「わたしが正しい」とかそんなメッセージしか伝わらない。おまけに、その子がこの次、「くつ」を描くとき「くつ」といえば「この形」といういつでも決まりきった表現になってしまうでしょう。だって、大好きなママが、パパが、そう描いたんだもん。


子どものこころを感じたいときは…

小さな子どもは、自分の気持ちを言葉にすることが、難しい。だから、何で表現するか…?それは、絵を描くこと^^小さい子にとって、絵、または 絵のようなもの(ぐるぐる渦巻きのような線とか、丸がいっぱいの絵とか…)は、心の表現なのだそうです。言葉でまだ自分の気持ちを上手にあらわせないからこそ、自分を表現できるもの、「絵」が、小さい子にとっては、すごく大切なんでしょうね(^^♪