子どもは、くりかえし、くりかえし、くりかえし…が、好きですね^^
おんなじことを、何度も何度も繰り返します。
おもちゃを上から落としたら、いい音がした。
もういっかい。もういっかい。もういっかい…。
坂道をかけのぼって降りてきたと思ったら、またかけのぼる。
のぼっておりて、のぼっておりて、のぼっておりて…、いつまでやるの?
うめぼしを口に入れて「すっぱい!」とびっくりしたら、
何度も何度も口に入れては、「すっぱい!」とすっぱい顔をする。
たとえば、その梅干し。
大人なら、一度やってみて「すっぱい!」って分かったら、
2度目をやってみることはしないでしょう。
でも、子どもはやります^^
子どもは、
何度も何度も、同じことを経験しながら、
自分の感覚をどんどん、育てているのです。
同じことをくりかえしながら、同じことを何度も経験して、
しっかり味わって、自分のものにする^^
だから、
「一回やったらわかるでしょ!?」なんて言わないで、
子どもが、心ゆくまでそれを味わっているのを
見守ってあげていいんだなと思います。
くりかえしくりかえし、同じことを経験しながら、
子どもたちは、
ちょっとした違いや変化を、だんだんに、心のなかで分かっていく。
ハサミも、
何回も何回も切りながら、
「あれっ?こうしたら切れないぞ?」なんて気づいたり、
「こうしたらまっすぐ切れたよ!」なんて分かったり、
ハサミの持ちかた、紙の持ち方、切り方…
1回目より2回目、2回目より3回目…って、
どんどん違いを感じたり、変化の手応えを感じたりして、
感覚を研ぎ澄ませて、自分のものにしていく。
「ちょっとした違いや変化を感じられるようになる」ということは、
モノを見る力や、なにかをするときの技術力、知識を得ること…、
そんな、大事な力の土台となります。
くりかえし、くりかえし、味わうこと。
大人にとっては意味を感じられない行動かもしれないけれど、
わたしたちも子どものとき、たぶんいっぱいやってきました。
子どもはそれが「大事だから」、やっているんですね。
もし、大急ぎの用事があったりすごく危ないことでないときは、
どうぞぜひぜひ、見守ってくださると、
きっとのちのち、イイですよ^^すごく。
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