4歳くらいになって、自分だけじゃない、まわりのみんなの姿を意識するようになってくると、
ともだちと比べて、「できる」「できない」…
「できないじぶん」を、小さな子どもながら、感じている姿に気づくことがあります。
もっと大きい子は、なおさら^^
大人とおんなじで、
やっぱりそういうときって、子どもも、自分を守りたい。
やってみたいけど、やってみてやっぱりできないのはイヤだから…、傷つきたくないから…、
「やーめた」
「やりたくない」
「すきじゃない」
って、言ってみたりする。
みんなでやろうよ、って誘っても、やらない。
大人にいろいろごまかされて(?)結局なんとなくやらされたりするけど(!)、
頑張って、じぶんの気持ちを守ろうとする。
子どもだって、自尊心、あるよねえ。
「子どもだから」って軽く考えてはいられないな、
そのとき、そのとき、その場で、子どもの気持ちをわかってやらないとなと、思わされます。
大人も大人の都合があって、立場とか、他のママとの関係があったりして、難しいときもあるけれど、
結局やらせるにしても、その子の気持ちを分かって、共感して、そのうえで同意してからやらせるのか、
「とりあえずやっつけでやらせる」のかでは、ぜんぜん違いますね。
だって、いちばん身近にいる大人のひとが、子どもの気持ちを大事にしてやらなかったら、
親が、自分の子の気持ちを大事にしてやらなかったら、
誰が大事にしてくれるっていうの。
それに、その子がいちばん「自分の気持ちを分かってくれたら嬉しいひと」は、
ぜったいに、いちばん身近な、大好きな、親ですから。
でも、かばんねこは、何度も、
その場の雰囲気や大人の関係に負けて、子どもの気持ちを二の次にしたことがあります。
そのたびに、あとで、弱々な自分にものすごく後悔して悶絶しました。
それでも、お母さんは、だんだんに強くなるのです^^
大人ですから、さりげなーく、子どもの味方をして逃してやることができます。
自分が悪者になることも、子どものためなら、大丈夫になります。
誰に対して「いい人」になるべきか、ちゃんと選ぶことの大事さを、悶絶して身をもって学べばこそかもしれないですけれど(もちろんそれは、子どもです。他者にいい顔をして自分の子どもに信頼されなかったら、どうしようもない)。
子どもも、
自分の気持ちをわかってくれるひとがいれば、素直に前向きになれます。
がんばる気持ちは、はじめからちゃーんとあります。
「できない」という気持ちより、「できたい」という気持ちを、大きく持てるようになります。
今できなくても、大丈夫。
かばんねこも、いっぱい失敗して、お母さんをしています^^
今日はちょっと、思い出して悶絶しながら書いてみました。
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