3歳ころの子どもたちがあそぶおもちゃに、
「小さな大工さん」というおもちゃがあります^^
ここおもちゃは、トンカチで小さな釘を打って遊びます。
釘を打つことそのものを楽しんだり、
絵柄や模様を作って遊んだりするものです。
このおもちゃ、このトンカチが、すっごく大事なんです^^!
遊び始め、子どもたちは
なかなかトンカチを 上手に打つことができません。
でも、そのうち
トンカチの柄を、短く持つようになります^^
トンカチの頭のほうにより近く、柄を握るんです。
柄を短く握ったほうが、
釘に狙いを定めやすいことが 分かるのでしょうね^^ワオ
そうして
そのうち遊びに慣れてくると、
今度は柄を長く、より柄の下の方を持つようになります。
だって、そう持ったほうが、
釘をずっとよくトントンできるんだもん^^
(トンカチに、より効率よく力がはいるんだもん^^ネー)
子どもたちは、こんなふうに
くりかえしくりかえし遊ぶことを通じて、
いろんなやり方を試して、
うまくいったりいかなかったり
試行錯誤を重ねて、
自分の能力に合った道具の使い方を知り、
そしてそれをどんどん使いこなして
自分にとってより良いやり方を見つけていくのです。
大人が「指導」なんてしなくても
遊びを通じて
子どもたちは
自分で何かを気づいたり、発見したりできる。
自分の力を、
ゆっくり、自分のペースで、
でも着実に、伸ばしていく。
そして、
こんなふうに
遊びを通じて育まれた「道具を使う力」は、
お箸やスプーンなど、
日常生活の力として 生かされていきます^^
なんとも
頼もしいですねえ^^!
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