お休み前の営業は、9(日)10(月祝)までです。
お休みをいただいて、17(月)からはいつもどおり。
家族であそぶ、いとこと遊ぶ、
アナログゲームも見においでくださいね。
夏にぴったり、おばけにアイス、氷の世界。
いかだにペンギン、
みんなの夏の宿敵Gが主役のゲームも。
ちょろっと遊んで説明もできますから、きっといいものが選べます。
ちょっときゅうくつな夏休みだけど、
アナログゲームももちろん
面白いこと、わくわくすることに出会えますように!
ウォルドルフ人形作り、ちゃくちゃくと
7月から始まったウォルドルフ人形作り講座、
3回目を迎えました。
残りはあと1回。
そろそろお人形さんの形になります。
今日は腕をからだに縫いつけるところから。
皆さんちゃくちゃくと進んで、とても満足そうです。
左右のバランスをみて、
できあがって腕を動かしたときにどんなふうになるのかイメージして…
お顔の真ん中を決めて、両肩に腕をつけていきます。
縫いつける最初のひと針が、すごくどきどきします。
こちらは先生のお子さんが赤ちゃんのころのお人形。
お世話や着換えあそびをしない頃だから、お洋服と一体型です。
赤ちゃんの小さな手とからだにぴったりの、小さなお人形。
お世話遊びをする頃からは、
自分と同じ、人のかたちのお人形さん。
先生のお子さんは男の子だから、お人形も男の子。
このお人形はお座りするからお世話あそびができるし、もちろん着せ替えもできます。
遊び相手としても、十分に活躍してくれます。
もうお子さんは20歳とかだったはず、だけどとってもきれいです。
一緒にお風呂に入ってきれいにして、大事にしてもらっていたのですね。
こちらは、以前の講座に参加してくださった方のお人形さん。
お洋服はお子さんとおそろいで、かわいいかわいい。
髪の毛も工夫されていて、とてもすてきです。
いつでも子どもに寄りそってくれる、家族のひとり。
今回の参加者さんのお人形たちも、きっとそんな存在になってくれるでしょう。
ウォルドルフ人形を作ってみたいかた、お声がけくださいね!
希望のかたが3名になれば、いつでも開催します。
子育てのゴールはと大言をはく
東京おもちゃ美術館 good us 連載も、これでおしまいです。
〆切ぎりぎり、なんなら翌日朝に滑り込み(よくない)という良くない執筆者でしたが、終わりよければむにゃむにゃ。
振り返ってみると連載の記事は、パパーンさあこれで解決!といつもすぐになんとかなる回答ではなくて、結局は日々の過ごし方次第、大人のすがた次第、という「つまり、がんばれってことよね?」という結論になっています。
が、だってそうだもの。
よく見て、ちょうどよく手をかけるのがいちばんの道だというのは、何でも変わりない。
たとえば料理も、野菜作りも。
手を抜けば、あとについてくる。
対象をよく見て、感じて、想像して、考えて、決めて、働きかける。
返ってきたものから、また想像して、考えて、決めて、働きかける。
ぜひ、苦しみながら、楽しみながら、
子どもとの日々をめいっぱい味わってほしいなと思います。
かばんねこも、後悔いっぱいあります。
でも、大丈夫ですよ。
だって、いつからでも、
なんとかしようと「自分が決めれば」、なんとかなるから。
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【連載】おもちゃ屋さんの「あそび相談室」相談11
「子どもの遊びのために、大人ができることって?」
遊びながら育つ子どものために、大人ができること。
それは「自分でできる」ように手伝うこと。
おもちゃ屋さんのあそび相談室、最終回です。
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積木といれもの
昨年からちょこちょこ縁をくださる子ども園「みどりのもり」さん。
小さい子クラスのおもちゃと育ちの講座に続いて、
今度は大きい子クラスのお話をさせていただきました。
先生たちはやはり熱心です。
日々の子どもたちの姿や動線をよく見て、家具の配置やおもちゃの置き方などを試行錯誤をしているからこその疑問を投げかけられます。
その情熱にきちんと答えられるように、もっと学ばねばと背筋がのびる思いでした。
さて、写真に写っている箱は、
みどりのもりの用務員さんが作ってくださった「ベビーキューブ専用箱」。
「ベビーキューブ」は、振るとシャカシャカ、リンリン、コトコト…それぞれいい音たちが歌いだすかわいい積木ですが、それが12個全部がぴったり箱に収まるように作ってあります。
ぴったり、ちょうど、ぜんぶ、すっきり、収まる。
子どもたちはそんな「秩序」がすごく大好きになる時期があります。
箱のへりにそって、積み木をひとつずつ入れていって…。
隣へ、隣へ、どんどん入れていくと、12個でぴったり、隙間なく収まる。
ああすっきり。やりきった。満足!
やりたいときに、やりたいことを存分にさせてくれる道具。
それは子どもたちの遊びの環境に欠かせないものです。
そして、それを通じて
できた!という達成感、さいごまでやり切った満足感。
それらは小さな、でも確かな成功体験ともいえます。
いつものベビーキューブの入れ物と、
それがぴったりすっきり収まる箱。
そのふたつがあることが、なんともうれしい。
副園長のはからいで、
その箱を、ひとつかばんねこにも作ってくださいました。
12個、ぴったり…!
大人のかばんねこもうれしいもの、やっぱり遊びをさらに豊かにしてくれる道具はすばらしい。
そしてそれを用意してあげようとする大人の姿も、ほんとうにすばらしく、ありがたいです。
ウイルスとかばんねこ
【今日24日(金祝)は、10-13時営業です】
1日マルシェとカフェ「あかりのいえ」で、遠くからお久しぶり!のお客さま。
親子でわあわあとアナログゲームを試遊して、ニコニコ持ち帰り。
こんなお久しぶりの方や、初めてさんもみえて、
こういうイベントのきっかけはありがたいなと思います。
コロナの影響で、いろいろ苦しさや不安やきゅうくつを感じる日々です。
それは
ウィルスそのものへの不安もあるけれど、
自分のものごとを判断する基準とまわりのひととの差を推し量ることだったり、
先回りして気を使ったり、
子どもにもちゃんとさせてます感を見せることだったり、
社会のなかで「きちんとする」ことを同じようにがんばってるからかもなあと感じたりします。
だから、
ここなら大丈夫。
ここなら安心していられる。
自分のことを話せるし、聞ける。
そんな場所が、どなたにもあってほしいなと願っています。
かばんねこで催される「あかりのいえ」は、
たぶん常連さんにとってそんな場所だろうなとおもう。
だから、はじめてさんにも出会ってほしくて
かばんねこがおもちゃ店のほうでせっせと誘ったりしています。
「ぜったいに安全安心なご飯とおやつ」
「からだを整える」
主催者の人となりももちろん。
ここなら安心していられる、
受け入れて、受け入れられる、
「機嫌よく気持ちよくいられること」が底にしっかりある場所は、すごくありがたい。
かばんねこもそういう場所でありたいから、
基本ウェルカムで、お掃除や換気、店主と家族の体調はきちんと整えておきます。
かばんねこが近くでおもちゃの説明をさせていただくときには、マスクをつけます。
手指消毒は使いたい人が使えばいいし、手洗いがいい人にはそうしてもらっています(消毒はいい菌まで殺しちゃうからね)。
サンプルは今までどおり、試すことができます。
試したい人はどうぞ、どうぞどうぞ。
良いごはんをしっかり食べて、よく寝てよく笑い、
ご機嫌でいることが、健康にもいちばんいいと思っています。
だから、お店に来てくださるかたに細かに制限をかけたりすることよりも、
かばんねこに来てくれたなら、
かばんねこの方で拭き掃除とか換気とかちゃんとやりますから、
お客さまはウイルスに対するご自身の考えに基づいた配慮をしていただき、
気をゆるめて、一緒に同じものを見て楽しんで、わくわくと選んで、満足して、おうちで包みを開けることを楽しみに帰ってもらうことをいちばんにしたい。
いろんなお考えがあるとおもいます。
でも、ウイルスを恐れるよりも「自分の体をきちんと大事にして、信じる」ことのほうをかばんねこは信じているから、他のお店と比べてふらふらすることはもうやめる。
かばんねこは、こんな感じです。
よかったら、おいでくださいね。
グリム定番外の取寄します
色に惹かれるグリムのおもちゃたち。
ただいま、取り寄せ品の受付をしています。
というか、
お客さまから予約受付してますかと問われて
そうじゃったー!とあわててお知らせ…。
7/31(金)まで大丈夫。
カタログをご覧になりにおいでくださいね。
あたらしいアイテムも、かわいいかわいい。
あるいはグリムのカタログをご覧になって、
コレほしい!ってお知らせくださっても。
グリムのおもちゃの魅力は、シンプルなかたちと美しい色彩です。
ひとつ手に取って、置くだけで、
またひとつ取って、置くだけで、
ぽわんとアイディアが浮かんできます。
創作やデザインのとびらをそっと開けて、
わくわくの世界へ連れて行ってくれます。
こんなふうに、長さや数を感じることもできます。
1から10まで、ぜんぶのパーツをぴったり同じ長さ揃えられました。
あれこれ並べたり取り替えたり、いろいろ試行錯誤して
わかった!できた!やりきった!という満足の瞬間に出会えた子どもの姿も、とても頼もしいものです。
今度はちょうちょのできあがり。
ひとつのおもちゃで、ほんとうにいろんな楽しみに出会えます。
グリムの色彩は、自然界の「虹」の色をお手本にしています。
だからきっと、子どももわたしたちも
その色に惹かれて、手を伸ばしてしまうのでしょうね。
レンタルキッチンの道具
レンタルキッチンの道具たちの写真を撮っています。
前にお使いいただいたかたから「道具の写真があると助かる!」と教えていただき、そうだよねえと撮りはじめました。
む、むずかしい…ですね。
光が!とか、傾いてる!とか、真上じゃない!とか…。
でもまあ、なんとか撮りました。
あとはページに載せるだけ(でも試行錯誤でまたうろうろするはず)。
レンタルスペースもレンタルキッチンも、
少しずつ利用されるかたが戻ってみえています。
(やはり個人で利用できる菓子製造のほうが多いですけれど)
いろいろな制約があるなかでも、工夫と思いやりと語り合うこと、伝えることで、日常をみんなで気持ちよく過ごすことができます。
かばんねこの場所をつかって、どんな喜びをお客さまに届けますか。
安心のために、どんなふうに伝えましょうか。
かばんねこは、大前提のスペースの掃除と、自身の健康と手洗いにつとめます。
どうぞ、お役立てください。
かばんねこのレンタルスペースを、あなたのいい場所にできますように。
お手伝いいたします!
こちらのみなさんの場所は、とても居心地がいいですよ。
7/21(火)あかりのいえ
月1カフェと雑貨とイベントと気持ちいいおしゃべりの場です。
はじめてさんも、ぜひぜひ。
だんだんのびのびしてくるはず(^o^)
お福分けします
いつもおもちゃを仕入れている輸入代理店さんより、思いがけない贈りものがありました。
「不安な日々が続くなか、ひと息つける時間を作れるように」
お手紙とともに、体を元気にしてくれるオーガニックの食べものたち。
眺めるだけで、香りを感じるだけで、じんわり心地よく、じんわり元気をくれるようです。
「与える」ということを自然にできることは、ほんとうに有り難いことだと思います。
そうだな、ぎすぎす、きゅうくつにしているのは、自分のほうかも。
自分からまずは、それを解いていこ。
と
かばんねこも、お客さまにお福分け。
いただいたもののなかから、2種類の有機ハーブティーを差しあげています。
「ベリーミックス」
「ネトル(イラクサ)&レモン」
いい香りです。
お家に帰って、お湯を注いで7分~10分、ゆーっくり待って、どうぞ。
と
張りきってお茶たちを小分けにしましたが…
土日にかばんねこは、お休みをいただいているのでした。
今日と、月曜日からまた、お分けしますね!
そして
いままで食べものは「こめぞうくん」だけだったけど…
お茶とか今回お分けできず悔しいチョコとか、ちょっとずつ、入れてみよ(^o^)
おもちゃでおしごと
お仕事のあとがありました。
ひとつの穴に、ひとつのビー玉。
「ひとつずつ」をやってみたんだ!
始めはたまたま、ビー玉を持っていたことかもしれません。
でもひとつ入れた後、「次はとなりの穴にしよう」って考えた。
そうして、次も、次も、ひとつずつ。
しっかり最後まで、やりきりました。
子どもが何に気づき、何かに一心に取り組んでいる…、
その場面に出会うことは、とても幸せな瞬間です。
すごくまじめないい顔をしてやってるし、
何してるのかすっごく見たい。
「わっすごい!」とかそばに行きたくなるけど、
がまんがまん。
子どもがしっかり最後までやりきって、
満足してその場を離れたあとに、
いそいそと拝見して、写真を撮りましょう。
こうやって大きくなるんだなあと気づいたその日から、
かばんねこはおもちゃの収集家になりました。
オーダーメイドも
発達支援の先生が、かたちのパズルをお探しでした。
つまみがあって持ちやすく、簡単なかたち。
そして、
「すーっと滑らせて入れられるといいんです」
それなら、作りましょう!
かばんねこには大きな味方、作家のうく・ぬーたさんがいるのです。
仕上がりは、やはりとってもきれい。
お風呂のように溝を掘ってあるから、持ち運びも容易です。
枠の中にパズルがすぽんと入って、段差やがたつきもありません。
すーっと滑らせて、あっちの形、こっちの形…、
枠をあれこれ試行錯誤できます。
しっかり握ってすべらせる感覚も、
手に感じるわずかな振動も、気持ちいい。
かばんねこがまずは、わくわくと遊ばせてもらいました。
「こんなこと、できませんか?」
既存のおもちゃにしてほしい工夫、
こんなのを作ってほしいというご希望、
試しにお知らせくださいね。
うく・ぬーたさんも、いつも頑張ってくださる。
楽しいあそび、とりくみやすい工夫、ご相談ください!