この歩道のいちばん左側のように、雪よせ後の雪が高くなっている部分が、小学生時代の登下校道でした(基本的に本来の歩道は歩かない)。
いちばんに登校する子が雪山の上を歩いていくんですね。そのあと足跡をたどってみんながどんどん通るから、すぐに立派な道ができあがります。
男子も女子も関係なく、みんな、高いところに作った自分たちの道がすきでした。
たまにずぼ!とはまった長靴の跡があったり、道から滑り落ちた跡があったりして。自分もそうなったり。
今もそうやって歩いているのかな?
さてさて、
写真は秋田の家のすぐ前の道です。
雨が降って、
父が亡くなった朝からぱあっと晴れて、
また次の日に雨が降って、
道路びしょびしょの屋根から落雪どしどし、屋根の雪下ろしができていなかったのでまあひと安心となりました。
父の看取りまでのあいだ、
母や父のきょうだいや友人から、いろんな父の姿を聞きました。
私が見えていなかったところ、見ていなかったところ、
たくさん教えてもらって、積年のうらみつらみがするするとほどけるようでした。
たとえば「おめえは頭、妹は器量だな」とか。
思春期の娘に対して「誇りに思っています」の伝え方が絶対に間違っていると思う。
今はたいへんに、よいきもちです。
「店を期限を決めずに休むこと」を素直に決められたこと。
そして
この看取りに際して決めたいちばん大事なこと「さいごの瞬間にちゃんと母を居合わせること」ができたこと。
その二つができたことが、とてもうれしかったからです。
「決める」ということが、自分の意志と行動をぐいぐいと後押ししてくれることを実感しました。
だから今は、悲しいけれど、とても満たされています。
まわりの皆のおかげです。
ほんとうに、ありがとうございます。
さて、かばんねこも再開します!
1/24(日)から、またお店でお待ちしています。
ご不便をかけているのにかえってお気遣いいただいたり、
店をつうじてご縁をいただいているみなさまにも
いろんなかたちで、たくさん優しい気持ちをちょうだいしました。
またぜひ、お役にたてますように。
少しずつでもお返ししていけるように、かばんねこをよい場所にしていきたいです。
まずはおみやげ、どうしようかな、
ぜひ、もらいにきてくださいね!
コメントを残す