これは、かばんねこの娘さんが2歳くらいのときの作品です^^
なにか家事を終えて帰ってきた時に、見つけたんだと思います。
食器が、床に、ずらーーーーー…
すごいなあと思いました。
何にすごいと思ったんでしょうね、写真に残しているくらいですし、興奮したんですね^^
たぶん、
食器が並べられていること。
そしてそれが、ぴったりくっついて並んでいること。
そして食器の種類ごとに、ならんでいること。(まあそれは食器棚から出した順番のせいかもですが^^)
そしてそれのまあ、その長いこと!
きっと2歳さんは、並べるのが、楽しかったのですね。
ぴったりくっつけるために、手の動きを調節する感じが、楽しかったのですね。
順番をそろえるのが、楽しかったのですね。
両手でしっかり持つ感じや、食器の心地よい重みが、楽しかったのですね。
でも私はそのときはたぶん、そんなことまで考えたりはしてないです。
ただ、「最後まで、満足するまでやりきって遊べたのかな、よかったな^^」
そう感じたように思います。
そして、その食器の行列を壊していいものかどうか悩み、
そして、「こういうことができるおもちゃを用意しないとな」と思いました。
かばんねこはそんなふうにして、子どもの姿から、子どものおもちゃを用意してきたように思います。
お誕生日やクリスマスなどの記念日には関係なく、できるだけ、「この子の今、そのとき」のために。
(用意できる資金のきびしーい現実はありましたけども…)
記念日にとらわれていたら、今 獲得しようとしている力や気持ちの時機をのがしてしまう。
そう思えて、それが怖いように、そしてもったいないように感じていました。
娘さんが小4になった今もそうです。
それはやっぱり、子どもがいろんなおもちゃで遊ぶことを通じて得た力が、暮らしのいろんな場面で応用され発揮されているところを、わたしが実際に見て、良さを感じているからだと思います。
歯が生えたら、離乳食の準備をはじめたり、
体が大きくなるのに合わせて、ちょうどいいサイズの洋服を用意したり、
フォークを下手持ちでじょうずに使えるようになったら、箸に移行できそうとか、
最初は2BかBのえんぴつで、筆圧が安定してきたらHBにする、とか。
成長に合わせて用意するものを変えていくことって、たくさんあります。
どれも、子どもたちの姿を見て、大人のわたしたちが判断してやっていることです。
それをおもちゃでも、してみませんか^^
「この子の今」にぴったりのおもちゃは、その子の育つ力を、しっかり応援してくれます。
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