いい大人が、鉛筆を取り合っています。
畑さんのアナログゲーム講座、親向けの回の様子です。
人が一生懸命書いているところから、言葉もかけずに、いきなり、鉛筆を奪っちゃう。
いけないんだ〰!!大人のくせに~!!!
そうです。ひとの鉛筆を取っちゃうのは、悪いこと。
でも、遊びの世界なら、ファンタジーの世界なら、いいよ!
それを、おもいきり体験しちゃうアナログゲームです。
むかし、友達と、うそっこの世界で遊びましたね。
こうなったら敵に捕まったことにしよう、で、仲間に助けてもらえないと「死んじゃう(ことにしよう)」。
こんなのもありました。間違えたら、でこぴんね、痛いやつ!
これが、「あそびの世界」で、「ファンタジーの世界」。
あそびのルールの中でなら、なんでもありでしたね。そして誰でも対等に、罰も受ける。
だけど、リアルの世界では、ダメ。当然です。
わたしたちは、あそびの世界で、
ここでなら人の失敗を笑ってもいい、ここでなら思い切りでこぴんしてもいい、
それをいっぱい体験して、リアルの世界に帰ってきていました。
そして、
「あそこでならいい、ここではダメ」「これはこれ、それはそれ」を、
自分のなかに、そしてみんなと、しっかり共有していましたね。
今の子どもたちは、その体験をおもいきりできる機会が、たくさんあるでしょうか。
大人の目が、いつもあります。そんなことしちゃだめ、って、わるいじゃない、って、言われたりする。
でも、ファンタジーの世界でしっかり「ここではいいんだ」を体験していると、
ストーカーみたいにリアルの世界に妄想を持ち込んだりしない、
「これはこれ、それはそれ」をしっかりじぶんのなかに作ることができる。
いろんなことを受け入れられる心の幅、「こうあるべき、こうのはず」以外の、心のすきまをいっぱい育てたい。
だから、あえて、人の鉛筆を取り合うような「ここでならいいよ!」のアナログゲームがある^^
畑さんのアナログゲーム講座は、すごくわくわくする学びでした。
これからもまた、ゲーム会しますね!
ぜひぜひ、鉛筆を取り合いに、来てください^^!(もちろんそれだけじゃないけど)
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