かばんねこでは、特におすすめしたいおもちゃを、自由に遊べるようにテーブルに置いています。
これは、プラステン。
挿し棒に、五色の木製リングが10個ずつセットされています。
子どもたちの関わり方によってどんなふうにでも遊べる、すてきなおもちゃです。
かばんねこでは、見本のプラステンに子どもたちが、すすす…と近づいてきて、遊び始める様子がみられます^^
まずは挿し棒から、リングを抜いていきますね。
抜いて、置く。
抜いて、入れ物に入れる。
抜いて、並べる。
抜いて、積む。
その子によって、違います。
とにかくその作業に、気持ちを傾けて取り組んでいる^^
でもそこで、声をかけたくなる大人のあなたがいます。
「ね、それ、棒に入れてごらん?」
そうですそうです、そう言いたくなるのです。
大人はそのおもちゃの「あそびの目的」が、分かるから。
でも、そう言いたくなる前に、「今、遊んでいる」子どもの姿に気づいてくれたらいいなと思います。
「そうするのが、楽しいんだあー」
「あ、ただ出すだけじゃなくて、入れ物に入れようって、考えるようになったんだね」
「ふむふむ、並べようとしているんだな」
「おお、端から順番に抜いてる!自分のルールがあるんだあ」
抜いたら、次は棒に挿し始めるかもしれないですね。
そのままテーブルで、並べて遊ぶかもしれないですね。
ぜーんぶ抜ききって、満足してやめちゃうかもしれないですね。
子どもは、「これってこういうおもちゃだよね」なんて、思ってない。
今自分ができることを、今自分がしたいように、取り組むだけです^^
で
最後まで、子どもがどんなふうに遊ぶのか見ていると、気づくことがあったりします。
今、この子は何をしようとしているのかを、感じたり、
今、この子がどんなことができるのかが、分かったり。
そしたら
今、この子の育ちのために、どんな道具が、どんなおもちゃが良さそうなのか、感じられると思います。
そして、もうひとつ、気にしておいてほしいことは、
子どもを待って、
子どもに、最後まで、「おわった、やりきった、すっきり!」を体験させてあげてほしいなということです。
だってそれって、大人にとっても、大事です。
途中で口出しされたり、邪魔される、
自分の裁量で進めていたものを途中で変更させられる、
今まで進めていたものに勝手に手出しされる、
自分の仕事や家事や、楽しく取り組んでいたことにそんなふうにされたら…、
やっぱりイヤですもん。
「おわった、やりきった、すっきり!」…したいですもん、ね^^!
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