カプラの本を見て確かめながら、まじめな顔でひとつづつ積んでいく姿を見て思ったこと。
「こんなふうに作ってみたい」「あんなふうにしてみたい」
あこがれは、挑戦や意欲の力になりますね^^
小さな子なら、自分で靴を履いてみたいし、着替えもしてみたいし、箸をつかってみたいし、重いものやコップに入ったジュースを運んでみたい。
上の子やママやパパのように、自分もしてみたい。
だから、あこがれを持ってやっていることは、たとえその過程に難しさや苦しさがあっても、がんばれる。
でもだからこそ、どうしてもできないときは、すっごく悔しい。
まだ気持ちのコントロールができない小さな子なら、涙がでるし、かんしゃくもおこします^^
そんなとき、「この子はこんなふうにしてみたいんだな」って、あこがれを受け入れて、おまけに失敗も受け入れてもらえたら、どんなにうれしいでしょう。
大きい子も、おんなじです。
「あんな人になりたい」「将来の夢は…」
ほんとに夢みたいな話だったとしても、あこがれは、大人が受けとめてあげるもの。
無理かもしれないと思っても、はなから否定されるものじゃないです。
身近な大人だからこそ、その気持ちをしっかり受け入れてあげることができます。
あこがれは、「子どもが自分で自分を育てていく」ための、大事な気持ち。
あこがれがあるから、そのために考えるし、行動しようと思うし、がんばる。
笑わないで。 大人の常識や思い込みで否定しないで。
「ムリだって」「どうせできないよ」って、大人は気軽に言ってしまうけど、
今度は子どもが自分で、自分のあこがれを否定するようになる。
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