「我慢ができない。」
「友達とのちょっとしたトラブルで泣き続け、感情のコントロールができない。」
「ゆずる、負けてあげる、おりあいをつけるなど、相手を受け入れる対応ができない。」
小学2年の授業参観で、クラスの様子として言われたことです。
あらら…
みんなでルールを決めて遊ぶ体験が少ないのかな…?
たとえば鬼ごっこや高おに。
「逃げるのはあそこまでにしよう」とか「セーフは高いのだけね、小さい石とかに乗るのはなしね」とか、鬼だけが辛くならないよう、みんなが楽しめるようにルールを作って遊ぶ。
小さい子が混じっていたら、その子だけの特別ルールを作る。
そして、みんなで決めたルールを守る。
遊んでみてうまくいかなかったら、その場でルールを変えていく。
ルールを守らないとみんなに責められる経験をするし、そうされることで子どもたちは自分の欲求のセーブや、感情のコントロールができるようになっていきます。
友達といい関係でいられるように、友達の意見を受け入れたり、言い張らずに提案してみたり、そんなこともできるようになっていきます。
だって、みんなで遊ぶ経験を通じて、「自分の勝手を通すより、みんなで決めたルールを守って遊んだ方が楽しい!」「みんなが楽しいほうが、ぜったい楽しい!」って感じられるようになるから^^
今は、子ども同士のこんな育ちあいが、あまり期待できる時代ではありませんね。
親がその部分をフォローする必要がでてきました。
というのは、まわりの人とよい関係を作ってそれを維持していく力は、社会でみんなと生きていくために、必要な力だから。
・・・ということで、突然ですが。
地域のおもちゃ屋さんに、お出かけください^^
「ルールのある遊びをする」
「自分勝手なことをして遊びがダメになる経験をする」
「悔しい経験をする」
「負ける経験をする」
「みんなで楽しい遊びをしたうれしい体験をする」
「勝っても負けても楽しいという実感をもつ」
子どもたちがぜーーーーんぶ経験することができる、そんなアナログゲームがたくさんありますよ^^
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