私が木のおもちゃ屋さんになろうと思うようになったのは、
「木のおもちゃに出会ったから」
…ではありません^^
子どもと一緒に暮らしているうちに、
「子どもが自分で育っていく姿を、子どもに見せてもらった」
そう実感することが、いっぱいあった。
こんなきっかけが、まずあります^^
たとえば、この写真。
お父さんが、ドライバーを持ち出して
何か作業をしていたのですけれど、
ふと気づくと、こんなふうにきれいに並べられていたのです。
お父さんが仕事をしているあいだに、
2歳の赤ちゃんもまた、脇で仕事をしていたのです。
色を分ける。
かつ、
大きいのと小さいのを区別する。
かつ、
大小を、同じ色で、組にする。
自分の見たものを、秩序をつけて、分ける。
子どもが、モノを自分の目と手で触り、
遊びながら
気づき、判断して、行動したのです。
こんな場面にたくさん出会い、
「子どもが 自分で育っていく姿」 を
子どもに見せてもらううちに、
「子どもの身の回りにおいてあげるもの」を
大人がよく選んで用意してあげることが
どんなに大切かということに、
気づくことができました。
だから、
木のおもちゃ…というより
「よいおもちゃ」に私がたどり着いたのは
あたりまえかもしれませんね^^
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