当たり前のことしか、書かれていません。
「せんそうをしない」
「おなかがすいたら、だれでもごはんがたべられる」
こんなことを
見開きのページいっぱいに、絵とともに書いて
この絵本は、いろんな「へいわ」の形を示していきます。
ああ、こうありたいな、
世界のどの国も、こうあれたらいいな、
そう思う。
最後に書かれる「へいわ」、それは
「そしてね、
きみとぼくは
ともだちになれるっていうこと。」
うん、そうあってほしい。
そうありたい。
日本・中国・韓国の絵本作家が
子どもたちにおくる絵本です。
きっと、いろんな人が、いろんなことを思う。
いろんな「大人」が、いろんなことを言うでしょう。
だけど、
子どもたちの、いちばん近くにいる
わたしたち親が、
いちばん
希望や願いや祈りを、もたなくっちゃ^^
「日本は○○だから…」とか
「あの国は○○だから…」じゃなくて
ママは、こうありたいと思う。
パパは、こうしたいと思う。
だから、
きみにも、同じ想いでいてほしいと思う。
怨みや遺恨を、子どもに託すのはよくない。
だけど、
世界を愛することは、子どもに託すべきことです。
こういう本が、家にあること。
子供の目に見えるところに、手の届くところにあるということ。
そういうことが、
子どもの近くにいる大人ができる
ひとつの主張で、実践で、メッセージです。
なにも世間に向かって、声高に言わなくてもいい。
一番身近な
自分の子どもにむかって、
静かに、願いを込めて、
まずは伝えよう。
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