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その後ちくちくとやっていますが、
これがなんとも面白くなってきました。
作業手順が書かれた紙をにらみながら、
こうするっていうことかな?
こんな感じでいいんかな?
こんなんでいいよね!
と、愛情たっぷりながら、やや やっつけ気味で進んでおります。
はじめは人形の体と手を作ります。
このあたりはまだ 難なくできました。 よしよし^^
次は、顔作り。
綿を細く伸ばして、くるくると毛糸の玉のように丸めて
顔の元を作ります。
空気を抜きながら丸める、というのがなかなか難しい…
顔の元ができたら、長方形に長く切った綿を頭の上からいくつかかぶせて
てるてる坊主のようにして首元を糸で縛ります。
そのてるてる坊主に、顔の色になる肌色のジャージ布をかぶせて
もう一回首元を糸で縛ると…
人形って、こんなふうにつくられているんだなあ!
俄然 面白くなってきました。
そして、頭のてっぺんを、
顔にしわが残らないようにギャザーを寄せながら
縫いつけていきます。
あまりにできそこないのフランケン…みたいなので、
頭のてっぺんからは写真を撮りません。
さておき、
人形の顔っぽい^^
というか、まんまるで、ほっぺたがぷくぷくで、まさに子どもの顔です^^
顔の真ん中あたり、耳から耳にかけて
ちょっと布が引っこんでるのが見えますか?
肌色の布をかぶせる前に、顔の元を糸で縛って目線をつけているんです。
すごいなあ
こういう基本の作り方ができるまでって、
すごくたくさんの人の試行錯誤と工夫があったのでしょうね。
人形作りをしていて、気付いたことがありました。
手仕事をしている時って、人と話ができるんです。
人形作りをするのは子どもが一緒にいるとき、というふうに決めて
(手作りをアッピールせずにはおられませんでしょう!)
土日のなんでもない時間に作業をしていたのですが、
手作業って、なんにも考えずにできるんですよね。
だから子どもたちが話しかけても、ふんふんとゆっくり聞けるんです。
これがパソコンや書きものでごらんなさい、
「ちょっとまって」「ごめん、あとで」「これが終わってからね」
しかも目線は今向かっているパソコンや文書に向いたまま…(反省><)
頭が仕事中なものだから、返事も上の空だし、
視線も相手に向けずにいても気にならないというか、
そこまで気が回らないのですね
同じ手作業でも、料理でも話はできますが、
けっこう動きが忙しいし、音がうるさい時もあるし、
ゆっくり聞くという雰囲気ではないですね。
洗濯かけや洗濯たたみはあっという間に終わっちゃうし、
アイロンかけはいけそうだけど、私はしないし、
もちろん掃除はもってのほか!
座って、どっしんと構えて、話しかけても大丈夫な時って
あんまりなかったかなあ…
おかあさんが縫い物をしたり編み物をしたりっていうのは、
仕事をしながら子どもたちと話ができたり、
子どもたちの遊びをゆっくり眺めることができたり、
とてもいい時間なんだなあ
「手作り」に惹かれて始めた人形作りでしたが、
第2子、それもすでに3歳にして いいことに気づいてしまった…><
よーし、
ガラスの十代に乞うご期待!! です
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