
『積木とか、カプラとか…』
カラーのカプラがあると、遊びがいろんなふうに広がります。
平面に並べて、こんなデザインも
床の色も合わせて、並べ方を考えたんですね^^
カプラに限らず、いい積み木は
子どもたちの工夫をしっかり受け止めて、
美しい造形をしっかり目の前に現してくれます^^
でもやっぱり、
積木って、地味なおもちゃです。
なので、買ったのに遊ばない!なんてことも、あります^^;
でも、もしかしたら、
どんなことができるのか、何が楽しいのか、イメージできてないのかもしれませんよ?
積木のような地味なおもちゃほど、想像力がいります。
だからこそ、はじめは大人と一緒に遊んでほしい。
なぜかというと、「できることの例」を、子どもの目の前で見せてほしいからです。
こんな風に積める、こんなふうに並べる、あんなこともできる、こんなこともできる…。
子どもたちが、そういう「想像を形にしていくやり方」や、「その遊びの楽しさ」が分かれば、大人の役割はもう済んだも同然です^^
どんなことでも「夢中で遊ぶ」「大好きになる」には、きっかけが大事。
そこには大人の配慮が必要なんです^^

いま、どんなイメージ?
どんな物語が生まれてるのか、聞いてみたい^^

「下のやつ、一本取ったー?」
「取った!…けど、崩れないぜイ♡」
「じゃあ今度オレね、崩さないからな〜!」
積み木のカプラ、
積んだあとに、こんなゲームに展開していました^^
それ、いいねえ!

洗濯物をかけて、居間に戻ってきてドアを開けたら…
ご飯の支度を終えて、子どもの様子をのぞきこんだら…
こんなのが目に飛び込んでくる!
…ことがある^^
こんな楽しいびっくり、
こんなうれしいびっくり、
こんな幸せなびっくり、
こんなびっくりな、感動^^
なにげなく、
ほんとうに何気なく
あたりまえにくれるから、
きみたちが大好きなんだ^^
でも
きみたち子どもにとっては、
「やりたくてやってる」んであって、
「みせたくてやってる」わけじゃない。
どんどんいろんなことがわかる。
どんどんいろんなことができるようになる。
どんどん体も大きく、ちからもちになる。
手先も器用になって、いろんな表現ができる。
どんどん自分の気持ちを、想像を、
ことばや絵で、表現できるようになる。
ただ、そのあたりまえのことを
しているだけなんだ^^
ところで
写真のおもちゃは、「カプラ」といいます。
長細い、ただの木片です。
だけど、積むこと、並べることを
細やかに計算して作られている。
どんなふうに積んでも、どんなふうに並べても、
長さや幅が、ぴたりと合う。
子どもの表現をストップさせない、
しっかりした作りになっている。
やってみたいことを、思うままに。
表現したいことを、のびのびと。
積み木やブロックなどの
こんな、「素材」のおもちゃは
どんどん大きくなる子どもの育ちを、
子ども自身にも
わたしたち大人にも、
おおきな喜びをともなって 見せてくれる^^ウレシイ
「こんなことができるようになった」
すてきな喜びを、子どもと一緒に感じたいですね^^
それをちゃんと与えてくれる
「素材」のおもちゃ、用意しませんか^^ドオ?
積み木は、とっても地味だけど、
実は子どもたちにとって、すごく面白いおもちゃだったりします^^
この写真のカプラ、これは
「崩れる時の音がいちばん美しい」という理由で
松の木で作られています♪
こんな喜びもあるんだ、って、びっくりしますね^^!

ところで、積み木について
一つ一つの積み木が正確に作られていることは、
実はとても大事なこと^^
何段も何段も、高く、もっと高く、
上を見上げて、わくわくの顔で
積み木を重ねていく子どもたち。
わずか0.1ミリのズレも、
100枚積めば、1センチの差になります。
そんなんじゃあもう、積み重ねることは難しい…><
しっかりと子どもたちの信頼に応え、
失敗しても、何度でも挑戦しようとする意欲を
ちゃあんと保障してくれます^^