おんなじように、やってみたかったんだね!
「こんなふうにしてみたい」
あこがれの気持ちは、強い意欲になりますね。
大きい子と同じようにやってみたいし、
できたいし、
でも
まだできないことが多くて、
でもすっごく悔しい。
そんなとき、
「まだできないよ」「無理だよ」と言って終わりにするのはとっても簡単だけど、
小さな子の「やってみたい!できたい!」が、ちびさんにとってどんなに強い願いなのか。
そこに寄り添える余裕が、大人にあったらなと思います。
時間も、気持ちも。
いつもでなくてもいいから。
だって、泣いて悔しがったりしますもん。
泣くほどなんだ!って、感じたい。
大人が、
自分のできたい気持ちに寄り添ってくれた、
どうしたらできるか考えてくれた、
自分でできるようにお手伝いしてくれた、
できたときのうれしさを、一緒に感じてくれた。
こんないろいろはまあ置いといても、
「自分の気持ちをちゃんと受けとめてくれた」っていうのは、身近な大人へのおおきな信頼になりますし、
そして
「受け入れられる自分は、それだけ大事な存在だ」と、子どもは自分の価値も信頼できるのです。
自己肯定感は、こんなところからも。
身近な大人への信頼と、自己肯定感。
子どもが育っていくときに、たくさん贈ってほしいものです。
忙しい日々のなかだけど、ちょっとがんばりたい。
だって、かばんねこの子も、あっというまに高校生!
はやいよ、びっくりするよ、ほんとびっくりしてるよ!