ずーーーーっとぐじゅぐじゅと悩んできた紙袋とラッピングの有料化、この7月のタイミングで、かばんねこもします。
ただし、いただくお金は環境保護の団体に寄付させていただきます。
お店できちんと報告しますね。
そして、どうせいただくなら、楽しいやりかたで!
ちょうだいするお金は、いい感じに芝生にセットしてくださいね。
サッカーの彼が華麗なゴールを決めて、募金を喜んでくださいます。
ラッピングはタダ!
袋は当然!
そんな無言の圧力を勝手に感じていたけれど、でもかばんねこ自身はいつでもふつうにエコバッグ。そういうかたは少なくないよねえ…。
かばんねこは、
断固NOプラ袋で紙袋を使ってきたけれど、紙袋だったらじゃんじゃん使っていいというわけじゃない。
ラッピングも華やかでうれしいものだけれど、無料だからこそ「なんとなくラッピング」「せっかくだからラッピング」があるんだものね。やっぱりゴミを増やすだけ。
いつもの茶色の紙袋は10円から、大きさにより頂戴します。
かわいい絵柄の紙袋は50円。
ラッピングは50円を頂戴します。
だから、
かばんねこにみえるときには、エコバッグをどうぞ、お持ちください。
(安価なエコバッグも用意しておきますね)
「エコバッグ忘れた!」のときは、手持ちでお帰りくださってもいいし…。
(群馬では車にボガンと入れれば良いだけ)
そして、
「袋ほしい!」とか「絶対にラッピング!」のときには、サッカーの彼と、楽しく募金にご協力くださるとうれしいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします!
保育園にて、遊びと育ちのおはなし
定休日の木曜日、みどりのもり保育園にて。
支援センターと未満児担当の保育士さんに、遊びと育ちのことをお話してきました。
こちらの園は、今まで大事にしてきた活動や環境を見直して、自分たちのあたらしい保育のかたちをつくりあげようとしています。
遊びと生活を通じて育つ子どもの日常を大事にしようという、先生たちの熱量のすごいこと。
たくさんおもちゃを持っていって、具体的に見て、実際に遊んでもらうのがまずはいちばん。
たくさんお話させていただきましたが、先生たちからの質問は尽きることなし、子どもたちにとって本当にありがたい姿だなと思いました。
次回は4歳5才児の保育士さんたちへのお話です。
かばんねこも、もっともっと学んで、役にたてるようにがんばろ。
どこにでも行きます!お声がけくださいね^^
強敵!おかたづけ
東京おもちゃ美術館 good us
かばんねこの連載記事が掲載されました。
お片付け、子どもにやらせようとやきもきしても、どこ吹く風…
のれんにうでおし、うまのみみにねんぶつ
さあ、どうしましょ!
という内容です。
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東京おもちゃ美術館 good us への連載記事
おもちゃ屋さんの「あそび相談室」
相談10:「お片付けができるようになってほしい!」
お人形、みんなで作ればこわくない
7月から、ウォルドルフ人形作りを再開します。
かばんねこは子どもが小さいときに、ひとりで説明書とにらめっこ、これでいいのかと不安ぱんぱん、涙が出そうになりながら仕上げました。
後悔ポイントやまもりのお人形でしたが、子どもの大事な仲良しさんになってくれた、けれど…。
でもやっぱり、あの時こんな会があったらっ…!
…ということで、お人形づくりの会、やります。
みんなでやれば、こわくない。
みんなでやれば、たいへんなことも、楽しい!
なんたって先生が、簡単なやりかたや上手にできるポイントを教えてくれるから、安心です。
あれ?と思ったらすぐに聞けることも、ありがたい!
(数分ごとにあれ?って思うのよこれが)
参加者さんのお人形さん。かわいい…
参加者さんのお人形さん、男の子版。かわいい…
おんぶしながら、ときどき抱っこしながら、赤ちゃんとご一緒のかたも。
ほんとうはご自身だけの参加のほうが、よく分かるし作業も進むけれど、ご都合にあわせてどうぞ。
時間内に終わらなかったところは次回までに仕上げてくれば大丈夫。
だから焦らずに、ちびさんのご機嫌につきあいながらでも。
ただ、目と耳とメモだけは、しっかり!
髪の毛の最初は、モヒカンだった…
あ、ミシンはあってもなくてもいいです。
手縫いでじゅうぶんにできますよ。
ままごとの大事
雨の日は、ままごと日より。
写真は人気のerziエリツィの具材たちです。
マルシェでのお買物みたいにわくわく選んでほしくて
ドイツの市場のように飾って置いていますが、
魚とポテトフライが一緒に木箱に入ってるのはさすがにシュール。
それはまあアリとして、
ままごとの具材のこと。
2歳さんとか遊びはじめの頃は、だいこんまるごと!とかじゃがいも皮ごと!とか、スーパーで見かける具体的な「そのもの」で大丈夫です。
誤飲の心配もない大きさだし、包丁で切れるタイプの具材もあれば楽しいですね。
食器は2組はあってほしいけど、家族分の食器があればなおうれしいです。
4歳くらいからは、
ままごとはよりリアルに、細やかに、自分の生活を再現したり現実に沿ったものになってきます。
だから大根まるごとをお鍋に入れないことも、分かってる。
器への盛り付けも、きれいに飾ったりみんなの分を均等に分けたり、工夫するようになります。
だから、ままごと遊びが変わってきたかな…と思ったら、
いろんなものに見立てられる素材たちも用意してあげてください。
花はじきや、チェーンリング。
カラフルなものは、オレンジ色が人参になったり、緑色が野菜になったり。
白いものはご飯。白のチェーンリングをつなげると麺になります。
いろんな色のフェルトを、食材のいろんな形に切っておくのもいいですよ。
緑は「野菜」黒いのは「のり」、黄色いのはくるくる巻くと「たまごやき」なんて。
面倒そうですが、思い立ったときにえいやっと切ってしまえば意外にあっという間。
ながく大活躍してくれるから、準備したほうも嬉しくなりますよ。
見立てからイメージが広がって、ままごとからお店やさんになったりご飯屋さんになったり、遊びが広がるきっかけになったりも。
そしたらメニューを描いて、ユニフォームを用意して、塩コショウなんかのテーブルセットを工作して…と、ままごとにとどまらない遊びの発展のきっかけになってくれたりします。
遊びにちょうどいい「モノ」があるだけで、あそびの広がりは違ってきます。
何もなくても子どもは遊ぶけれど、
子ども自身の想像力と工夫だけに期待するのは間違っている。
おとなこそ、子どもの遊びの様子をよく見て、想像してくださいね。
「ここが不便そう」「食材のアイテム足りないな」「食器が多すぎるかも」「お鍋大きいほうがいいかな」「テーブルがあったほうがいいね」
手出し口出しではなくて、遊びの環境を整えてあげることが、大人のいちばん大事な「できること」です。
大きいだけで
ジャンボな虫めがねです。
おとなりの黄色いのが、普通によくあるサイズ。
レンズ直径は10センチもあります。
うむ、大きい。
だからね、
持ったときのずっしり感も、
何を見ようかなのわくわくも、
びっくりするぐらい大きく見える驚きも、大きい!
大きく見えるだけでぜんぜん違うモノに感じる新鮮さも、大きい!
感じることまでビッグサイズです。
おまけに、
なんとこのジャンボな虫めがね、支えがついています。
レンズの枠のところから、出したり仕舞ったりできる支えが出てくるんです。
だから、立つんですよ!
見たいものを、両手を使って動かしたりひっくり返したりしながらじっくり観察できる。
ああーすてき。
もう、これ、子どもにあげないでどうする。
お人形さんの顔やら庭の花やらネコの鼻やら、大きく見えるだけで、いろんな驚きと発見があります。
子どもたちも、自分の見つけたことを誰かに教えたくてしょうがなくなるんじゃないかな。
大人のあなたもどうぞ!
子どもと一緒に、いろんなものの姿にびっくりしてみて。
いろんなお話ができると思いますよ。
一心に、さいごまで
この壁面の磁石たちを、ひとつひとつ外しては足元の箱に入れていってくれる1歳さん。
一心に、ひとつ取っては入れ、ひとつ取っては入れ…。
お母さんがちょっといなくなってるのにも、気づかない。
(あっ、握ったら取れた!)
(ええと…ここに置こう!)
(よし、また取れた。箱に入れて、もう一度…)
ちょっと触ってみた偶然から始まった遊びでした。
子どもは、お仕事がすきです。
自分が興味をもったことのやり方が分かると、
目も手も頭も総動員して、全力をかたむけてやり始めます。
そして、
「やりたい」という意志のままにそれを続けて、
だからこそ自然に集中して、
十分にやりきったと満足したときに、自分で決めます。
「やめること」まで。
やりきったあとの子どもの顔は、とてもいいですね。
スッキリした、満足した、ぴかっとした顔をしています。
それは、「存分に遊んだから」というよりも、
自分のための「仕事」を十分にやりきった、そんな満足のように感じます。
成長のためのだいじな仕事、そんなイメージ。
よかったなあ、
ちょうどいい道具に出会えて、よかったなあ。
つまんで握って、モノをじょうずに「取れる」ことが、面白かったね。
それを自分で決めた置き場所に「置く」のが、楽しかったね。
さいごまでやりきって、満足したね。
子どもは、身の回りにある「モノ」にかかわって、感じて、考えて、いろいろやってみて、できたり分かったりしながら大きくなります。
それが十分にできる環境を用意することが、大人のいちばん大事なお手伝いです。
「こんなことを家でしていたんです」「好きみたい」
ぜひ、教えてくださいね。
一緒にいいおしごと道具を、探してみましょう。
専門家はすごい
ペットくん。
ペットボトルに入れたり出したりして遊ぶから、ペットくん。
K-smileさんの手作りおもちゃです。
出産祝いの定番にされているかたも。
握りやすくて、振っても弾いてもびょんびょん。
お顔もかわいくて、じっと見たくなるしね。
でさて
この写真は、古いカメラ(…といっても15年くらい前に買ったの)で撮ってみました。
悪くない、と思いますがどうでしょうね。
「古いカメラで撮った写真の絵が粗いんですよー」
「これはカメラが古いせい?わたしのせい?」
と、頼んでいた写真をお届けくださったカメラのプロにちょろっと泣きついたら、ちょろちょろっと助言をいただきました。
で、設定を直して撮ってみたら、荒くない…。
プロの方はすごい。
その道を極めるというのはほんとすごいですね。
でもただで助言を頂いてしまったのでちょっとおまけを差し上げたりしたけれど…。
対価というものを、真剣に考えないとなと思いました。
おもちゃなどの「モノ」でも形のない「サービス」でも、価格は比較がしやすいから「目に見えるわかりやすい価値」として存在感がありすぎますね。
木のおもちゃも、高いと言われたりするけれど、ちゃんと理由がある。
カメラのプロの技術や知識も、コツを伝えるだけならタダだけど、それはその人がお金と時間をかけて得たものだ。
自分や家族に良いものをもたらしてくれるものを、ちゃんと選んで、喜んでお金を払いたいなと改めて思いました。
そうしないと、良いものやありがたいサービスが無くなってしまうしなあ…。
春からのウイルス騒ぎも、
よくわからない理由で無くなってほしくないお店やサービスが無くなるのは、ほんとよくないっ。
(今日は愚痴?)
あかりのいえ、お人形づくり、イベントも少しずつ。
明日はおひさしぶりの「あかりのいえ」
みんなで大事に、日常をつくっていきましょう。
おうち時間に加えて、
おうちの外の楽しみも、大事に、続けられるように。
イベントは10-15時、
レンタルスペース&キッチンにて。
おもちゃ屋の入り口からどうぞ^^
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ずっとおやすみになっていた「ウォルドルフ人形づくり」も、7月から再開します。
初回は7/6(月)10時くらいから。
2時間×4日間でお人形を仕上げます。
欠席したらわかんなくなる…なんて心配は不要です。
2回目からはみんなで予定をあわせて日を決めますから、ちゃんと4回ぜんぶ出席できるはず。
苦労しすぎず、どうしたらいいのか混乱せず、回り道もせず、うまくいくやり方をきいて、楽しく!
ほんとうに、たからもののお人形になりますよ。
子どものちいさな友だちを、贈りませんか。
たのしいたまご
パックにはぴかぴかたまごが12個。
コンコンぱかっとしてみたら、
いろんなかたち合わせ!
突き出した凸のかたち、ひっこんだ凹のかたち、
おなじかな、ちがうかな、よーく見て…
合わせてみたら、ぴったり?ぴったり!
たまごが12個だから、かたちも色も、12種類。
だからいっぱい試行錯誤ができます。
たまごパックも活躍しますよ。
ただテーブルにたまごを置いたらころころしちゃうけど、
たまごパックに置けば、かたちをじっくり観察できる。
たまごたちも、形合わせだけじゃないですよ。
半分にした卵たちを伏せて置いたら神経衰弱あそびになるし、
お買い物ごっこにも、お料理ままごとにも大活躍。
お値段もなんと、2400円とやさしいやさしい。
これはいいなあ…
なぜ入れてなかったのかなあ…
節穴ですね、うん
はかるはかる
鳥さんはどれくらいの重さ?
大きい分銅だとどうかな…。
鳥さんが飛び上がっちゃった!
じゃあそれより小さいのだと、どうかな…?
こんなふうに、
「重さ」を目に見えるかたちで感じられるのが、てんびん秤のいいところ。
そしてそんな
「どれくらいの重さ?」とともに、
「◯◯と△△、どっちが重い?」も、てんびん秤は得意。
てんびん秤は、子どものためのよい道具です。
子どもたちは試しに遊んでみるうちに、
「天秤がななめに傾いてるって、どういうこと?」
「こんどは反対に傾いたのは、どうして?」
「あれ、斜めになるのがちょっとだけのときがある。」
「てんびんがまっすぐになった、こういうときもあるんだ!」
いろんなことが起こります。
そして、
自分の手を動かして、やってみて、その結果を見て、子どもたちは考えます。
そして次に試してみることを考えて、またやってみます。
お勉強じゃありません。遊びです。
わくわくと、やりたくてやってみて、気づく、分かる。
子ども自身が使いたいときに自由に使える、専用の「はかる」道具。
いいおもちゃです。