「積木があるのに、触らないんです」
うん、そうかもしれませんね。
積木は見た目が地味だし…。
ぱっと見で楽しさが伝わるかというと、難しいですものね。
でも、おとなはやっぱり
積木でできることとか、
楽しさとか、
それで育つだろう能力とか、
いろいろ知っていたり期待したりしているから、積み木で遊んでほしいなと思うのですよね。
積木は好きじゃない、楽しくないなら遊ばなくてもいいけれど、積木は面白さを感じたらどこまでも楽しくなるし、できた!やった!がうれしいあそびの道具です。
できればどの子にも、よい出会いをしてほしい。
さて、そんな「触りもしない」ときに紹介したいのは、ちょっと楽しい積木。
たとえば、面白いかたちのやつです。
透明カラーの積み木みたいに、心惹かれて手をのばしちゃうものもそう。
とにかく、触ってみたくならないとね!
手に取れば「さあどうしようか」ってなりますから。
たとえばこのお魚積木なら、
お顔があるから、親近感がわくかもしれません。
知っているもの(魚!)だから、触ってみるかもしれません。
おもしろい形がたくさんあるのに惹かれて、手に取ってみるかもしれません。
さあ、そして手に取ってみたら、この子たちをどうしようかな?
並べてみるかな
おんぶさせて積んでみるかな
お話するように、向かい合わせにしてみるかな
みんなで輪をつくって丸くしてみるかな
尾や口の切れこみの部分をつかって、いろんな積み方にチャレンジかも。
たぶん、大人のあなたも、
普通の積木よりも触ってみたくなると思いますよ。
「こころひかれる」って、とても大事。
積木への入り口は、どんなきっかけでもいいのです。
積木は、面白さに出会えたら、とてもいい遊びの道具です。
ぜひ、身近な大人のかたが、出会いのお手伝いをしてあげてください。
そして、遊んでほしいなら、
まずは大人が、面白さを見つけて遊んでみなくっちゃね!
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