お話組木、在庫切れになっていたものが入りました。
写真の「おおきなかぶ」のほかにも、いろいろ^^
子どものまえで動かしてみるのが、とてもすきです。
「おおきなかぶ」なら、
おじいさんが、かぶのたね(シーソーになっている支点の三角)を運んでくるところからはじまって…
「うんとこしょ、どっこいしょ」
シーソーに大きくなったかぶとおじいさんを乗せて、ぎっこんばったんとしてみたらもう…、くぎづけです。
こういうときの子どもたちの顔は、ほんとうに目の前にいるのがうれしくなっちゃうくらい。
だからこちらも真剣に、たのしく、しずかにお話をすすめます。
さあ、クライマックスは…
「ねこは、ねずみをよんできました。」
ねずみをシーソーに乗せて、でもまだまだ手は離さないで…
「おじいさんがかぶをひっぱって、おじいさんをおばあさんがひっぱって…」
「うんとこしょ、どっこいしょ」
「とうとうかぶは、ぬけました」
って、シーソーから手を離したら…\(^o^)/
さてさて、どうなるかな!
お話組木は、
木枠があるのでパズルのように遊ぶのも楽しいですが、
くりかえしくりかえし絵本の物語を楽しむ子どもたちは、
じぶんでも、ぶつぶつとお話をしながらこの組木をつかって物語を楽しみます。
もし人形をはめていくのが難しいようなら、壁に立てかけるようにして置いてあげると小さい子でも遊びやすいです。
ただ、おおきなかぶの絵本も、よしあしあり。
絵ももちろん選びたいけれど、
訳者によってはうーん(;_;)ということばのリズムのものもあります。
おおきなかぶは、リズムが楽しい絵本だもの、
読んでいてことばのリズムが気持ちいいなと思うものを、おとなが吟味して用意してくださるとうれしいです。
訳のことばづかいも、おもしろいものから難しいの、適当すぎて腹が立つものまで、いろいろです。
選ぶおとなのかたのちょっとした配慮だけで、おなじ「おおきなかぶ」でも、子どもたちに与えられるものはずいぶんちがってくると思っています。
「あなたには、こういうものに出会ってほしい」
「絵本なんて、どれもおなじ。安けりゃなんだっていい」
「あなたには、この良さを知ってほしい」
「子どもに良し悪しなんて、わからないもの」
大人が子どもに贈るものにはメッセージが込められているなと、
かばんねこの子どもたちも大きくなりましたが、やっぱりいつも身が引き締まります。
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