25日の日曜日は「親子でちくちくのへや」でした^^
6組12人の親子があつまって、みんなでちくちく…。
子どもも大人も、まずはお花から。
フェルトの花びらになる部分をはさみで切って、くるくる巻いたら、針の出番。
はじめはしっかり、玉結び。
玉結びができたら、お花が崩れないように留めていきます。
そして最後はしっかり、玉止め。
「玉止めのぐるぐるのとこをしっかり押さえてねー、ゆるくなっちゃったらお花が残念だよー」というかもちゃん先生の声に、ドキドキしながらがんばります。
押さえる力加減が難しいけれど、何度もチャレンジするうちにコツがわかってきたかな、まじめないい顔が、たくさんでした。
しっかり玉止めまでできたら、かわいいお花のできあがり!
子どもたちはちょうちょのブローチへ。
2枚のフェルトを丁寧に合わせて、縫い止めていきます。
そのあいだ、大人も自分の作業をすすめていきます。
子どもの仕事を横目で見つつ、おとなもしっかり、自分の仕事。
大人がただ子どものおつきあいでそばにいるだけだと、不慣れさからくる子どものつたなさや、なんだか遠回りしているような手際のわるさ、次があるのにひとつのことに時間をかける要領のわるさ…そんなことばかり目について、お母さんはむずむず。それでも手出し口出しガマンガマンと思ってても「できない」なんて言われたらついつい口が手が…ってなっちゃう。
でも、そこはかもちゃん先生。
お母さんは、子どもがやることをずーっと見てるからいけないの。見えなきゃ、なーんにも、気にならない。気にならなきゃ、口も手も出ない^^だ・か・ら、「子どもだけが作るもの」と「大人だけが作るもの」に、分けてあるのです。
大人も子どもも、それぞれの仕事にしっかり楽しく取りくもうね。子どもにとってはちょっとがんばろうのところもあるけど、そばでちょっと助けるだけできっとできるから大丈夫だよ!
大人が自然にそんな姿勢になれるように、ちゃんと準備してくれています。
たっぷり2時間、がんばったね!
子どももおとなも、かーわいいのができあがり^^
大人は、お花のバッグ。
子どもは、お花とちょうちょのブローチ(写真のバッグ持ち手部分にあるの)。
最後のかもちゃん先生の言葉がうれしかったです。
「子どもたちもほんとに頑張りました。いっぱいほめてあげてねー!」
この声かけがあったから、親子がちゃんと向き合って、よろこびあえる時間ができたと思うのです。
こういうことって、大人が意識してやろうとおもわないと、うっかり機会を逃してしまいがちです。無くてもなんにも悪いことはないけど、あれば、子どもにとってはすっごくうれしいこと。
子どもが自分で「すてきなのが作れた」って感じるのももちろんうれしいことだけど、大好きなひとも自分と同じように喜んでほめてくれたら、もっともっとうれしいし、たしかな自信になるものね。
子どもでも、大人でも、おんなじです。
「他者から認められる」という体験は、うれしいだけでなく、自分自身が「自分の良さ」を心から感じて信じられる、とてもうれしい贈りものだから。
親子でちくちくのへや、またやりましょうね^^
今度は、夏休みかな!
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