「どんな遊びが好きなのか、わからない」
「遊んでても、ぜんぜん集中しないですぐに別のおもちゃに行っちゃう」
そんな相談をいただくことがあります。
だいじょうぶ!
3歳くらいまでの子どもの集中は、すごーく短い。
1分もないことがほとんどです^^
だってね、相手は「小さい子」。
できることが、まだまだ少ないんだもの。
「あんなことやってみよう」っていうアイディアのもとになる経験も知識も、まだまだ少ないんだもの。
持つ。握る。触って調べる、放す…、できることはそれだけの小さな手は、
遊びながらいろんなものを触り、感じ、体験することを通じて、
「目的の場所に置いて、しっかり放せる」という体の育ち、
「手触りや音の違いに気づく」感覚の育ち、
「色を見つけて分ける」ものの違いを見つける注意力…。
だんだんにいろんなことができるようになり、いろんな体験の知識を蓄えていきます。
それがあればこそ、
同じおもちゃでも遊び方は変わり、関わる時間も長くなり、関わりかたも、多様になってくる。
集中も、長くなってくる^^
だからね、小さいうちは、ひとつのおもちゃでじっくり遊ばなくても、
「集中力がない」なんて、がっかりしなくていいんです。
「今はこれで十分遊んだんだな」「今できることをやってみたんだな」「満足して次に移ったんだな」
そう感じてくれたらうれしいです^^
子どもたちは、自分のちからで、ちゃんと育っていきますよ。
不安に感じること、自信がゆらぐことがたくさんですが、
子どもを信じて、大丈夫。
待つの^^
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