子どもの育ちと遊びの講座、続きのレポートをします。
「4歳さんから学童期に向かう子どもの遊びと育ち」ワークショップの続き^^
お母さんたちの、くいいるように宍戸さんを見つめてお話を聴く姿もすてきだったし、
質問も、子どもとの暮らしのなかの「それ聞きたい!」がたくさん!
1日をとおして、とてもうれしい講座になりました。
子どもがうまく遊びを展開できないようなら、大人はじゃんじゃん、手伝ってOKです!
自分で何かに気づくことができたら、それはすごくいいことだけれど、
「あれ?できない」「わかんない」そこでストップして、一緒に遊びも止まってしまうのは、本意じゃないですものね。
ひとは、「まね」をして、育ちます。
そして、「まね」から、自分だけの創造が生まれます。
とりあえず同じようにやってみればこそ、それを知ることができるし、やり方も分かるし、なじむ。
そうやって、「まね」でもなんでも、自分でやってみればこそ、
自分なりの思いつきや工夫や創造が、生まれてくる…!のですから^^
だから、「ひとのまねしちゃダメ」なんて、言わないで大丈夫。
ひとのまねをすることを、悪いことだと思わないで大丈夫。
そして大人は、子どものために
「やってあげる」のじゃ、ありませんよ!
「やってみせる」です^^
一緒に遊ぶとき、子どものために、大人ができることがあります。
それは、遊びに「ことばを入れる」ということ。
小さい頃は、動作や音の、実況中継をおすすめします。
「あっ、音がするよ、カラカラ、カラカラ。」
「いい音だね」
「水たまりに落っこちた!バッシャーン!」
短い文で。ゆっくり。そして、簡単なことばで。
たとえば、
「それ、よく色別にしたね」じゃなくて、
「それ、おんなじ色で分けたんだ。すごいねえ」。
ひとがコミュニケーションをするときの手段はいろいろあります。
触れ合うこと、表情、目線、しぐさ、ことば…。
でも、ことばの割合は、全体の20%だけなんですって。
では、どうして「ことば」が大事なのかというと、それは、
「考えるため」
ひとは、ことばで考えます。
ものを考えるためには、「ことば」が必須です。
だから、
子どもには、いろんなことばをシャワーのように、贈りましょう。
やさしいことばで、ゆっくり、短い文で。
語彙は、豊かな思考とともに、豊かな感情の表現も、もたらしてくれます。
なんでもかんでも「やばい」で表現とか、やばいです。
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