「子どもが自分で気づけるように、遊び方を教えないようにしています」
うん、そう思うの、わかります、すごく。
大人が教えちゃうと、自由な発想とか、積極的にモノと関わる力とか、自主とか自立とか、そういうのをじゃましちゃう気がします。
だから、迷いますよね。子どもが、なかなかそのおもちゃの楽しさを感じられずにうろうろしてると。
でももし、そのおもちゃが、
「その子の、今の育ちに合っていないおもちゃだったら?」
そうですよね、
せっかく用意したおもちゃだけれど、それが、その子が今「できること」に合っていなければ、
できない!つまんない!やーめた!
になっちゃう。
だから、
まずはその子をよく見て、おもちゃに触る様子をよく見てみてください。
そして、
そのおもちゃによく触って関わっていたり、もうひといきでできそうな雰囲気なら、見守ります。
わたしたちが最初願ったように、子どもが自分でおもちゃへの関わり方をいろいろみつけて、自分で楽しみかたを発見していってほしいから。
でも、なかなかそこにたどり着けなそうな感じだったら、子どもは、やっぱり楽しくない。
そんなときは、こちらからヒントを出してあげるのもいいですね。
たとえば、上の写真のような形合わせのおもちゃだったら、大人が◯△それぞれの形を、穴に入れてみようとがんばってみたり、いかにも偶然のように「入った!!!」って、びっくりしてみたり。
そして、それでもできなそうな部分は、大人がどんどん手助けしちゃってOK!
上の写真のおもちゃなら、カギの部分とか。
だって、そうじゃないと、楽しくないから。
せっかくのあそびの道具だもの、楽しくなくっちゃ、おもちゃじゃない。
心配しなくても、大丈夫ですよ!
子どもたちは、今はできなくても、ちゃんと見ています。
せっかく遊び方を見せたのに、今はやってみなくても、ちゃんと見ています。
そして、あとでちゃーんとやります^^
だって、子どもたちは、今はできないことも、ちゃーんと大きくなって、できるようになるんだから。
だから、大人のわたしたちは、「できない」ことを、悲しまなくていいのです。
「今、いま!」できないだけだから^^
それよりも、
「今、いま!」楽しめることを、どんどん遊んでもらいましょうよ。
楽しい時、脳が面白がっている時、ひとはいろんなことを、そこから吸収します。
子どもも、わくわくしながら、楽しみながら、おもちゃを触ったりいろんなことを試してみたりするからこそ、
たくさんの喜びといっしょに、たくさんのすてきなことを発見していきます。
子どもの自立のために~ってイライラモヤモヤするよりも、
子どもたちも「できない!」ってつまんなくなるよりも、
子どもができることを存分にできるように、手助けしたり、いっしょに楽しんだり、できたことを喜ぶほうが、
大人のわたしたちも、ずーっと楽しいし、うれしいですよね^^
(その子の様子を見て、必要なら、)どんどん、どーんどん、遊び方、教えちゃって!!!
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