かばんねこ、今日からまた、通常通りです^^
どなたにもいいことがあった、長いお休みであったことを願います。
さて、さて、
子どものためのすてきな仕掛けをたくさん持っているおもちゃ、
かばんねこは、とても好きです。
たとえば写真の、くまの紐通し。
まずは、くまのパーツ…「おんなじ形のものが、たくさんある」。
これは実は、すごくうれしいこと。
そしたら子どもは、「並べる」ことができるし、「積む」ことができる。
そして、「色」があること。
色があると、同じ色どうしに「分ける」ことができるし、それを「並べる」ことができます。
それに、
色があると、色の「順番を決める」ことができるし、そのルールに従って「並べる」ことができます。
例えば、
おんなじ色どうしに分けてみたら、くまが同じだけ(5ひきずつ)集まります。
すっきりして、気持ちいい^^
それに自分でそれを整理したことが、子どもはうれしいし、楽しい!
さらに、「数」があること。
くまのおなかに、1から5までの、穴があいています。
色と同じで、同じ数同士に「分ける」ことができるし、「並べる」ことができる。
1、2、3…の「数字」が分からなくても、
穴がひとつづつ増えていくことに「気づいて」、「順番に並べる」ことができるかもしれない。
子どもはそれに自分で気づいて、思うように作業することが楽しいし、
最後まできちんとできることが、うれしい!
そして、おもちゃとして一番大事なことは、
くまの色や数がバラバラでなく、ちゃんと整理されていること。
くまはちゃんと、1から5までの穴がある子がひとりずつ、5色分揃っています。
だから、1どうし、2どうし…、数でわけると、ちゃんと5色のくまがそろう。
赤色のくまを集めると、1,2,3,4,5、の穴のあるくまが、きちんとそろう。
それを最後まで分けきることができたとき、子どもはとっても気持ちいいし、
数や色が整理されているからこそ、いろんなことが、すっきりと理解できる。
でも、
これがもし、赤が6枚、青が2枚、黄色が5枚、白が5枚、緑が7枚だったら?
数字が、1のものが3枚、2のものが4枚、3のものが10枚…とかだったら?
色で分けても、もやもやと混とんとしている。
数でわけても、もやもやと混とんとしている。
何にもすっきりしないし、気持ちよくない。何にも気づけないし、楽しくない。
子どもの遊びは、「混とんとしたものを自分で整理して、何かに気づく」ことだったりします。
バラバラのくまを、色でわける。数でわける。順番にする。
その作業が最後まできちんとできるように、おもちゃ自身がちゃんと「整えられている」こと。
それが、とっても大事なことで、うれしいことだなと思います^^
あっもちろんこのくまたち、紐通しとしても、大活躍します!
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