子どもは、自分の手を動かして、いろんなことをしてみます。
そしてそれを、自分の目で見て、確認しながら、
ああしてみよう、こうしてみよう、いろいろやってみて、
自分なりの「うん、いいぞ」という満足を得ます。
その多くは、「秩序」だったりします。
色で分ける。…うん、きれいに分けられた、いいぞ。
そしたらそれを、並べてみる。…うん、みんなおんなじ数がある。いいぞ。
積んでみたら?…うん、おんなじ高さになった、いいぞ。
そんなふうにいろいろ試してみるけれど、
どんなふうにやってみても、何かしらの秩序だった結果があるって、
気持ちいい!!よね^^
そんな、整理された道具が、子どものモノ…おもちゃとして子どものそばにあったら、
とてもうれしいです。
子どもたちは、自分の力で、いろんなことに気づき、いろんなことを分かっていけます。
「紙」の上の2次元…「文字(1,2,3…)」「図形(〇△…)」なんていう「勉強」じゃない。
しっかりさわれて、自分の目で作業を確認できて、何度も試行錯誤できるからこそ、
何かに気づき、何かが分かり、
自分の体の中に、数や形の秩序が、しっかりしみこんでいく。
9歳までは、子どもたちは、具体的な世界から学びます。
自分の手で触って、見て、試行錯誤できる、納得するまで繰り返すことができる、
2次元じゃない、3次元の実際の道具、…良いおもちゃたちを、ぜひ、子どものそばに^^
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