9月に太田のイベントに参加した時の、プレイマイスワークショップの様子です。
素材を渡すと、どんどん手を動かして作っていく子。
素材を前に、何を作ろうか考え込む子。
見本を見て、同じように作ってみる子。
お隣の子の、まねをしてみる子。
いろんな始め方や、取り組み方がありました。
どの子にも、楽しんでもらえていたらうれしいです^^
2歳をすぎて、「大きい―小さい」「多い―少ない」など
ものごとを比べることができるようになってくると、気になってくることがあります。
それは、「できる」「できない」
そうすると、小さい子だって、まわりの人のことが気になってくる。
特に、描く・作る、などの手を使うあそびは、
「できたか、できないか」「これでいいのか、よくないのか」
それが自分でも分かるだけに、
目の前にいる人の目や表情が、とても気になるのです。
そうして、「できなかった」経験を積み重ねていくと、
子どもたちはだんだん、苦手意識をもっていきます。
「お絵かきしようー!」と聞いただけで、眉毛が下がっちゃう。
そんなふうに「できるといいな、でもできないんだよ…」って、痛いような気持ちでいる子どもに、
大人ができることは何だろうなと、いつも思います。
どんなふうに心を支えてあげられるだろうかと、いつも思います。
子どもを見つめる態度と、かけることばで。
苦手なことがあっても、どの子にも必ず、きらきらと輝くようなときがありますね。
その輝きを、大人がていねいに見出して、言葉や態度で表現してあげること。
それが、小さなこころたちの、あたたかで強い支えになると思います。
「できない」と思い悩む苦しみから少しずつ抜け出していける、力になれると思います。
友達にはできない、その子のことをよく見ている大人だから、できること^^
コメントを残す