今日は兄ちゃんの高校の卒業式でお休みをいただきました。
ありがとうございます。
兄ちゃんが、かばんねことおもちゃの赤い糸でした。
わたしは、兄ちゃんのためのおもちゃを探していて、
なんとなく安くてお手頃な積み木を選んだだけでした。
でも、
それで兄ちゃんが、よく遊んだんです。
自分のできることを存分に試して、
考えて、やってみて、
うまくいったりいかなかったりして
でもいい顔で手を動かして
そしてやりきって、満足して、
つぎの挑戦に向かう。
すごいなあと思いました。
あなたは赤ちゃん。
わたしがお世話しなくちゃ、いろいろ教えてあげなくちゃ…、
言葉にするとすごく恥ずかしいけど、そんな感覚でいたのに
彼はまだ小さいだけで、
経験がないだけで、
つたないだけで、
手伝いが必要なことがあるだけで、
わたしと対等な
「自立していくひと」なんだと実感しました。
おもちゃはわたしにとって、
子育ての「軸」のようなものになりました。
迷ったらいつも、
「子どもは自分で育っていくのだ」
「わたしは手伝いをしているだけだ」
そこに立ち返らせてくれる存在でした。
兄ちゃんはこの3月で家を出ます。
感謝しかないです。
自分で大きく頼もしく育っていく、良い姿をたくさん見せてもらいました。
私があげたものより、もらったもののほうが大きすぎて恐縮です。
春は、門出を迎える若い人たちがたくさんですね。
どの子もどの子も、応援しています。
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