子どもは幼いけれど、いろんなことを知らないけれど、いろんなことができないけれど。
それは「まだできない」だけで、「ずっとできない」わけではありません。
「なんでも教えてあげなくてはいけない」ひとではない。
だけど大人は、教えたくなっちゃうのですよね。だいすきだから。
でも、子どもの成長ははやいです。親が思うよりずっとはやく、子どもはいろんなことができるようになります。
どうやって?
もちろん、小さな子どもが日々していること、「あそび」を通じてです。
だから、その「遊び」をめいいっぱいできるように、いいおもちゃ…いろいろ触っていろいろ試して、自由に試行錯誤ができるような遊びの道具を、子どもの目にみえるところ、手の届くところにおいておくこと。
これが、とてもたいせつです。
それだけで、子どもはあそびの道具たちに関わっていきながら、いろんな事に気づいたり、分かったり、失敗したり、何かができたりしながら、子ども自身のちからで育っていきます。
親が成長を焦って、大人にとって目にみえてわかりやすい「できた」のこと…色やかたち、文字や数なんかを教えたくなるけれど、そんなことはしなくていいのです。
子どもによって時期は違うけれど、どの子もちゃーんと必ず興味を示すときがきます。だから、ぜんぜん心配しないでいい。
その子にとってちょうどいいときに教えてあげれば、あっという間に覚えてしまいます。
だから、「なにかをさせること」をがんばるよりも、「今」この子は、なにがやってみたい?なにが好き?もうちょっとでできそうなことは何?どんなことに興味がある?…そっちにアンテナを立てておくほうが、ずっとおすすめ^^
子 どもはじぶんで育ちます。
その力をちゃんと信じることも、大人のつとめなのでしょうね。
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