サンタさんの夢は、子どものときだけに贈ることができる、大切な時間です。
サンタさんは、その子にいちばんぴったりのものを贈ってくれるはず。
いちばん近くで子どものことを見ているお母さんは、子どもが好きなことや今できること、ちょっとがんばればできそうなことを、誰よりも知っています。
だから、子どもにとっていちばんぴったりのものを、贈ることができます。
「こういうことができてほしいから」よりも
「こういうことができてきたから」
「流行っているから」よりも
「今、こんなことに夢中だから」
「文字や数に興味をもってほしいから」よりも
「文字や数をたずねたり、数えたり読んでみたりしているから」
親の願いからではなくて、子どもの姿に寄り添って、選んでほしい。
できること、やってみたいことを繰り返して遊ぶうちに、子どもは自分の力でしっかり育ちます。
だから、あれこれと先んじて与えなくても、子ども自身がもつ「育つ力」を信じて待つ、それだけでいいのです。
ただ、
子どもの「これがほしい!」ということばは、子どもの本当の欲求なのかどうかは、考える必要があります。
子どもがもつ情報は、ほんの狭い世界からもたらされるものです。
テレビCMやちいさな友達の世界のなかで選ばれた「これがほしい」と、あんなモノもあるこんな世界もあると知っている大人が、その子をしっかり見て贈るものとの差は、びっくりするほどちがいます。
子どもの言う通りに従うことは、思いやりではなく、ただのサボりです。
だから、小さな子ほど、子どもに「なにがほしいの」と聞いてはいけません。
子どもののために食べ物を選んだり、くつをしっかり合わせて選ぶように、ご自身の価値をしっかり感じながら、子どもに贈るおもちゃを選んでほしい。
サンタさんのおしごとは、悩ましくも楽しい、限られた子供時代だけの、すてきなお仕事です。
ぜひぜひ、ぴったりの贈りものに出会えますように。
かばんねこも、お手伝いできたらうれしいです^^
写真は今日、男の子がじっくり取り組んでいたミニボールゲーム。
ああいいな、どんな想像かなとうれしくなってしまう。
明日も19:30まで開けていますよー^^
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