「積み木をあげたくて」とかばんねこにみえるお母さんお父さんがいらっしゃいます。
手を動かして遊ぶことを大事と感じたり、想像を形にして遊ぶ体験を与えてあげたいという願いを感じて、うれしく感じます。
積み木は、しっかりモノを持ってお口で調べたり指で確かめたりする赤ちゃんの頃から小学生時代まで、関わり方を変えてずーっと仲良しでいてくれる、良いおもちゃです。
かばんねこも、ぜひぜひおうちにあってほしいなと思っています。
ただ見てのとおり、積み木はとーっても「じみ」なおもちゃです。
ただの四角いものがたくさんある。色がついてたりするけど、なんかいっぱいある。
子どもにとってみたら、そんな感じかもしれませんね。
大人は遊び方を知っていて良いものと感じるから贈ってあげたいなと思うけれど、積み木は自分から働きかけなければ動かないし、すぐにぱっと分かる面白みもありません。
なので、積み木だからと親が夢いっぱいに大きな積み木セットを用意しても、子どもが遊ばない(遊べない)ということもあります。
大人もそうですよ、きっと。
たとえば、いろんな食材…お肉、魚、キャベツ、大根、ブロッコリ、卵、りんご、牛乳、豆腐をいきなり目の前に出されて、「さあ料理しなさい」と言われても、何から手をつけていいやら、どんなものを作っていいやら、混乱します。
でももし、キャベツと卵だけだったら、「こうしてみよう」「あれから始めよう」が、もっと簡単にできるはず。少なくとも、混乱はしないのではないでしょうか^^
子どもも同じです。
立方体に直方体、円柱の長いのに短いの、三角の大きいのに小さいの…。そんな積み木たちをいーっぱい目の前に出されても、モノが多すぎて、積んでみようか並べてみようか、なんていう以前に、どれから触ったらいいやら、イメージなんてぜんぜん湧かないかもしれません。
だからかばんねこは、はじめは「立方体だけを、8個」おすすめしています。
そしたら、選択肢が少ないからこそ「あれを持とう」「これをとなりに…」なんて、具体的な行動につながりやすい^^
積み木は、大人が子どもの様子を見ながら、すこーしの配慮とともに、子どもに手渡してゆくことが大切になってきます。
(最初の8個からどんなふうに増やしていくのか、白木とカラーはどんなふうに扱えば良いのか、いろんな形は揃えたほうが良いのか…いろいろな疑問は、またあとで書きますね。)
積み木を使って、建物や飛行機、動物、ひと、公園やおうち、いろんなものを想像豊かに作って遊ぶ子どもの姿はとてもすてきで、頼もしさも感じられて、ちょっと誇らしい気もします。
でもなにより、子ども自身が楽しそうに、いきいきと遊び込む姿が、親としてとてもうれしい^^
手指を使ってできることも、イメージをかたちにしてゆくやり方も、どんどん変わり育っていく喜びもあります。
かばんねこに、ご相談くださいね。おうちにある積み木や、好きなことも、お知らせください。
積み木をどんなふうに子どもに用意していけばいいのか、一緒に考えます。
親はどんなふうに関わるのがよいのか、ヒントをお伝えすることもできます。
ぜひぜひ、お手伝いさせてくださいね^^
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