「ひとつのものを、じっくり、はじめからおわりまで、見る。」
子ども時代にしてほしい、とっても大事な体験です。
それを、存分にさせてくれる、メリーゴーランド^^
お馬さんのおしりを、そっと押してみると…、
お馬さんたちが、くるん、くるん…。
真ん中の芯棒に、鮮やかなリボンが巻きついたり解けたりして、回ります。
それもとってもきれいで、目を奪われます。
おすわりのちびさんから小さな子どもたちに、手渡してあげたいおもちゃです。
単純なしくみなので、どんなふうに遊ぶのかは、子どもに任せられます。
おすわりの頃からのちびさんなら、メリーゴランドがくるんくるん回る様子を、じーっと見つめてくれるでしょう。
そして、手ってをのばして、触ってみるでしょうね。
偶然に、良い具合にお馬さんに力が伝わってくるんと回る様子を、喜ぶでしょうね。
そしてだんだんに、上手に回して遊ぶでしょうね。
どうなっているのかな?なんでこうなるのかな?
ちょっと大きな調べたがり屋の子どもたちは、いろんなことを試してみるでしょう。
強く押してみたり、そっと押してみたり、
リボンを引っ張ってみたり、お馬さんを持ち上げてみたり。
どこまでもリボンを巻きつけてみたらどうなるのか、試してみたり。
それも、単純なしくみでシンプルに作られているから、存分にできることです。
そして、小さい子も、大きい子も、大人のみなさんも、
メリーゴランドが回る様子を、じーっと、じっくり、見つめるでしょう。
「ひとつのものを、じっくり、はじめからおわりまで、見る。」
それって、とっても大事な体験です。
自分で「これを見る」と決めること。
気持ちをそらされずに、見つめ続けること。
「さいごまで」見ること。
遊びのなかには、生きていくうえで大事な、いろんな力を応援してくれる機会が、たくさんあります。
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