店主、おもちゃ屋ができるまでのもや記

かばんねこのよろよろのろのろの記録

店主の高橋美樹です。
おもちゃコーディネーターです。
ただいまの目標は、昼ごはんを食べたあとに眠くならないことです。
以下とっても長いので、眠くなるのにご注意くださいませ。

1975

 秋田県大仙市に生まれる
(#^.^#)フニャー

 小学生時代、おまえは勉強、妹は器量よしと父に言い続けられ、心の傷になる。

たぶん妹も同じ
(T_T)オトーサンノバカ

 中学生時代、休み時間には本の虫
(`´)ヒネクレテタヨ

 自分の世界を変えたくて、地元から遠い高校を選ぶ
(゜o゜)デモアンマパットシナカッタネ

 大学生時代、将来を大して考えずに時間をぜいたくに浪費
(._.)チョーワカゲノイタリ

 東京にて就職。
ほぼ初めて、たくさんの大人と仕事をする。

たくさんの大したことない人と、
わずかな大した人に出会う。

後者に激しく憧れる
(@_@)ゼッタイコウナル

 数年後、結婚
群馬県桐生市へ
(^^)オメデトーデモアツイシサブイヨー

2002

 男の子ハル生まれる
ヽ(^o^)丿ナンテカワイイノオー

 ここまでは、決まってました、自分の予定として。
とにかく3歳までは、ハルと一緒にいて私が育てる!
たぶん母がそうしてくれたから、
それが自然に感じたのでしょう。

それで
3歳になったら、幼稚園じゃなくて、保育園に入れよう。
3歳を過ぎたら、子ども同士で育っていくのが自然だから。

それに、子どもは自立していくものだから、
わたしも自立する。
自分の仕事を見つける。

…こんなふうに、
なんとなく決めてたんです、ここまでは。

でもその後のことは、
全く全然ちらっとも考えてなかった…!

 …さあ、何する!?!?

 ハルが3歳になったら、わたしは30歳、
それから就職する?できる?何すんの?
2番目も生みたいし、
ちゃんとしたとこに就職しないと産休とか無理かも。

そもそもわたし、
どんな仕事したらいいんだろう!?!?!?

そういう考えにとらわれたら、
そこからはもう
子どもとの暮らしをぜんぜん楽しめなくなりました。

子どもに人生を縛られているように錯覚して、
自分がどんどん社会に置いていかれるように思えて、
勝手に、ひとりずもう。

今思うと完全に思い込みだけど、
ほんとに辛かった、
もう、ひとりで焦って焦って…!
(今なら30歳なんてなんでもできる〰って思うけども)

でも、わたしは助かりました。
いいおもちゃに出会えたから。

きっと母のおかげだと思うのだけれど、
できるだけ子どもには自然のものを与えたい
そんな意識があったのだと思います。

初めて子どものおもちゃを用意する時に、
「木のおもちゃ」にしようと思いました。

色や形も美しく、散らかっていても嫌じゃない。
変な電子音も出ないし、壊れにくい。
子どもも、よく遊びます。

そして、なんとまあ、
子どもがよく育つこと育つこと!!

自分の手指や口を使っておもちゃを調べたり、投げたり落としたり転がしたり、動くおもちゃを目で追ったり、かれは体全体と手指を細やかに使って遊びます。

そうしてかれは、体全体の自然な動かし方や手指など末端の器用さを、自分でしっかりと発達させていきました。

大きい小さい、重い軽い、色や形、こうしたらこうなるという因果関係…。
自分の身の回りの世界の秘密も、おもちゃたちはしっかり教えてくれました。

遊びを通じて予想する力、判断する力、
そして、集中力や、ものを作り上げる力も。

たとえば、動物や建物や町。
単純な積み木で、かれはびっくりするようなものを作ります。

 色や角度がつくる形が美しいモザイク。
その特徴をしっかり感じて、
かれは美しいデザインを作ります。

ああ、こんなにも子どもが育つ姿を
しっかりサポートしてくれるものがある。

すてきなおもちゃたちのおかげで、
私はとっても子育てが楽しくて、そして楽だ。

こんなすてきなものを、
わたしはみんなに知ってほしい!

 わたしはそれを、
子どものそばにいる大人のひとたちに
伝える仕事をしよう!

そう思ったら、
自分の将来を考えて悲観していた気持ちが
すーっと、楽になりました。

自分のやりたいことが分かったら、
楽になった。

「わたしはおもちゃ屋をやるんだ」
その考えがしっかりと自分になじんだら、
楽になった。

そして子どもとの暮らしも、
とても楽しめるようになりました。

 子どもは遊びを通じて、
できた!やった!を感じられるから楽しい。
そしてわたしに見せて、私の喜ぶ姿がうれしい。

 私は子どもが集中して遊ぶ姿を見るのが楽しい。
できあがったものも愛らしく素晴らしく
かれの成長がが頼もしくて、うれしい。

とっても楽しかった。そして、楽だった。
おもちゃたちに支えられる子育てでした。

2004

 群馬県商工会連合会「創業塾」受講

 まだ妊娠もしていないのに、
2人目の子が保育園に入園したら
おもちゃ屋さんをやると豪語
(^^キガハヤイネー

2006

 2番目フミ生まれる
ヽ(^o^)丿ナンテカワイイノオー

やっぱりおもちゃに助けてもらう暮らし。

2009

 フミ保育園入園
(*^_^*)イヨイヨダケドイザトナッタラコシガヒケタヨ

ホームページの勉強を始める。

2010

 おもちゃコンサルタントの資格をとる
(*^^)vジブンノユウキヅケノタメニネ

2011

 なんとかホームページできる
((+_+))ヤットダネ

ネットでおもちゃの販売を始める。
…が、実は少ない。今も少ない。←エッ

グッドトイ選考運営委員になる。
※市場にあふれるおもちゃのなかから
良いおもちゃを選考する
東京おもちゃ美術館の仕事です

おもちゃを見たい!というお客様のために
自宅の一部屋を用意する
(*^。^*)イツデモキテネ

2012

 実店舗に踏み切りたく、うずうず…
(@v@)ウズウズ

自分の自己基盤をしっかりさせるためと、
ママたちの助けにもなれたらいいなと
コーチングの勉強を始める
(*^_^*)タノシーナ

 クリスマスに1か月限定店舗を開く。
おもちゃを通じて
お客さまの役に立てるのが、
すごくうれしかった‼‼‼‼

2013

 店舗作りのための小金をためるため、
イベントなどに出店

そんななか、
夫の両親に自宅の1階をいただく
( ゚Д゚)!!!!!ワオ!!!!!!!!!!!!

このチャンスを逃してなるものかっ
リフォームだあー
開業だあー
(≧◇≦)ダー

2014

 予定がのびのび、
のびのび、のびのびた後、
ついに7月、オープン!

レンタルスペースも、つけてみました。
(悶々としていたあの頃の私のように、焦り悩み願う女性の役に立ちたかった)

ご縁をいただいたかたの役に立てるよう、
がんばります。

子どもたちの遊びの楽しみと育つ喜びのために、
女性の喜びと夢のために、
わたしこそが、楽しく^^