
トロルとやぎと、橋がある。お話して遊ぼう
子どもたちに人気の「3びきのヤギのがらがらどん」のお話を、パズルでも遊びましょう^^
ぱっと見ただけで、トロルがいて、3びきのヤギがいて、橋があって…、絵本とおんなじです。
自分の知っている絵本のパズルだからこそ、子どもたちもより親しみがわくし、やってみたくなるようです。
パズルは16ミリの厚さがあるため、枠に収まったときの感触で、「入った!できた^^」と、うれしい達成感で子どもたちはニコニコ。
また、この厚みのおかげで、ヤギたちを立てることができます。
これがとっても大事で、ありがたいこと!
というのは…、
このパズルは、「お話」パズルです。パズル遊びだけじゃもったいない!
パズルの枠から出してヤギたちを立てれば、「むかしあるところに、3びきのヤギがいました。なまえはどれも、がらがらどん といいました。…」って、 自然に物語が立ち上がってくるようです^^
子どもが、ヤギやトロルを動かしながら物語を紡いでいく様子は、ほんとうに愛らしいですよ。
パズルのピースには、3びきのヤギ、トロル、橋…と、絵本を忠実に再現できる、すべての大事なものがそろっています。
バックに描かれる赤・オレンジ・黄色のグラデーションの太陽も美しく、どきどきわくわくの物語の世界へ、子どもたちを誘ってくれているようです。
お話遊びをするときは、背景のピースが橋の台になったり、 ヤギたちが歩く岩になったり、ヤギたちの目的地「山の草場」になったりしてくれます。
いちばん大きながらがらどんは、「二本のやり」である角(つの)が、緑色に色付けされていて、これがいちばん強いヤギだな、ってちゃんと分かるようになっています。
大がかりな人形劇のセットなんてなくても、この木の人形たちを持つだけで、子どもの頭の中では がらがらどん のお話が始まります^^
パズルは、遊んだあとも飾っておきたくなるデザインや、素材のものがおすすめです。
このパズルも絵画のようですから、子供部屋に限らず、リビング等にもすてきな色彩を添えてくれます。
おもちゃも子どもの成長の記録ですし、弟や妹が遊んで、大きくなったら、その子の子どもも遊んで、…ってできたら、すてきですね!
日本の、長野県にある「つつき工房」という、夫婦のおもちゃ作家さんが作られた木のおもちゃです。
最初に作ったパズルは、娘さんのためのものだったとか^^
今ではお孫さん、そして縁のあった子供たちのために作られています。
丁寧に、ひとつづつ、手仕事で作られたパズルです^^
こんなふうに、バランスゲームも楽しいですね^^
どこに乗せたらいいかな?そ〜っと乗せて、落ちないように!
力持ちのトロルが一番下?それとも強いヤギたちかな?
どのピースを選ぶか、どこに乗せるか、いろんな大きさ、いろんな形のピースがあるからこそ、考えるのも楽しく、難しい!
意外に、考えすぎの大人が負けちゃったりしてね^^
*注意* まだパズルに慣れないころ、枠からピースを外してしまうと、どのピースからはめていけばいいか、子どもは迷ってしまうかもしれません。
パズルの枠を見てみると、枠は直線の四角ではなくて、引っ込んでいたり飛び出していたり、波模様になっていたり、ピースのヒントがあります。
まずはその部分にぴったり合うピースを、大人の方が一緒に探してあげてください。
パズルの角になるピースも、「こういう形が、必ず角になるんだよ」って、ピースを教えながら、一緒に遊んでみてください。
添付のできあがり写真とにらめっこして始めるのもいいけれど、パズルに隠されたヒントを探しながらピースをはめこんでいく、というパズルの楽しみを、子どもたちに教えてあげて欲しいな、と思います。
3歳ころからの子どもの育ちと、お話パズル
3歳さん^^
日常生活の中で、指先が器用になったと感じる時期です。
3本の指を立てて3歳を示したり、親指と人差し指でものをつまみながら、他の指でそのつまんだものを握りこんでいく など、 五本の指をそれぞれ独立させて動かす力が育ってきています。
パズルを枠に入れようとして手指を動かすことは、手指の発達を促すよい機会になりますね^^
加えて、ばらばらのものを再構成する力や、集中する力・持続する力などの精神面の育ちも感じられるでしょう。
また、自分で形をあわせてパズルをはめ込めることは、子どもが達成感を味わう大事な経験です。
「できた!」の積み重ねが、「自分はできるんだ^^」という自分への信頼=自信になります。
そんな経験がスムーズにできるよう、まずは大人の方が一緒に、物語を楽しみながら、援助しながら、お話をしながら、楽しく遊んでほしいです。
またこのころには、言葉もずいぶん発達してきますね。
絵本を題材にしたパズルは、言葉への興味を引き出すきっかけにもなります。
絵本を読み聞かせた後に、一緒に遊んでみるのもいいですね。
お話を楽しみ、イメージを膨らませる。
お話を自分で話しながら、人形を動かして想像の遊びを楽しむ。
そして何度も繰り返し楽しむことが、イメージする力を豊かにしていきます。
大人のかたが子どもたちと一緒に遊ぶときには、絵本の読み聞かせの時に耳にした「絵本の中の美しい言葉」や「リズム」「すてきな表現」などを、大人の人が積極的に使っていくといいですね。
いっそう想像力や空想する力が広がることでしょう。
空想ができるようになると、いろんなまねっこをしながら、子どもたちは表現力を身につけていきます。
お話あそびやごっこあそび、また人形を介して会話するなどの時間を大切にしてあげてください^^
そうしているうちに、子どもたちはだんだんと自分のまわりの世界を知っていきます。
お話のイメージを膨らませ、人形を動かしながらお話を紡いでいく。
人形に共感し、また自分の気持ちを託してお話遊びをする。
こういったあそびで培った「想像し、イメージする力」は、お友達と楽しむ「ごっこあそび」へと引き継がれていきます。
イメージを共感し、友だちと心を通わせる遊びへ…^^
*お話パズル「3びきのこぶた」
*お話パズル「おおかみと7ひきのこやぎ」
*お話パズル「3びきのやぎのがらがらどん」
*お話パズル「てぶくろ」
- おもちゃ名
- お話パズル・3匹のやぎのがらがらどん
- 価格
- 5,920円(税込)
- 対象年齢
- 3歳ころから
- 大きさ
- 22×16×1.6cm
- 素材
- 国産ぶな
- ピース数
- 21ピース